『桃太郎』を大人の会話にアレンジすると、昔話の雰囲気ぶち壊しになって笑える

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大人っていつもこうだから・・・

いやなんだよね


・・・と、そんなオトナ臭がする桃太郎と猿、犬、きじのお話

現代風すぎて笑える


実際に現実なら本当にこんな話になりそうで妙にリアルなのも面白いところ。

「桃太郎」をオトナ語でアレンジすると・・・

猿「お世話になります。唐突なお話で申し訳ございませんが、お越しのきびだんごにあたるものを頂戴する、というわけにはまいりませんでしょうか」


桃太郎「かまいません。ただ一点、ご説明申し上げておいたほうがスムーズかと存じますが、きびだんごに関しましては、当方で今後視野に入れております、鬼退治プロジェクトのプロセスに活用したいと考えております」

きじ「と、おっしゃいますと?」

桃太郎「端的に申し上げますと、プロジェクト参加に対するフィーと、お考えいただいてよろしいかと存じます」

「横から失礼いたします。それは、退治完了時点での成功フィー、と考えたほうがよろしいでしょうか?」


桃太郎「いえ、かなり時間的労力や物理的リスクが見込まれますので、参加時点でのフィーと考えております」

猿「突っ込んだ質問で恐縮ですが、成功した折にはきびだんごとは別途のフィーが発生する可能性もある、と」

桃太郎「そう考えていただいて結構です」

きじ「具体的にはどのようなものが見えてきますでしょうか」

桃太郎「手前どもの古い人間にききましたところ、鬼ヶ島には、かなり金銭的価値のある資産が存在するということでして、そのあたりの現物支給などが考えられます。あ、この件は、くれぐれもオフレコでお願いします」

三匹「了解です

オトナ的に考えるなら最初は名刺交換から始めるべきでは?とか言ってみたり

	

あ、でもよくよく考えると、桃太郎さんって声かけてきてる時点ですでに知り合いだという可能性も考えられる

	

ちょっと理解できないと思うのは俺だけかw
フィーってなに

	

きびだんごじゃなくて金銀財宝の現物支給があの三匹の本当の目的だったのか。。。

	

きびだんごを活用し、人を呼び込み、インタビューの日程を調整する
ここまで書いてみるとまた面白い

	

鬼退治プロジェクトのプロセスに活用→仲間を集めるフェーズにてきびだんごを活用し、人を呼び込む(など)

	

犬・雉・猿のうちの誰かが、出立前の最後の家族との晩餐の場で、酒の勢いでうっかりオフレコの内容を漏らしちゃって、それへのペナルティ受ける部分まで含めて、オトナな桃太郎で見てみたいな。

	

物理的リスクとはあるが、命に関わるあたりを伏せてるあたりこれはブラックなやつ

犬猿雉のIQ高いェ

	

これに契約書の締結や最低実効保証の問題があるとかなりアレなアレになる。

	

フィーとは?

フィーはそのプロジェクトに対してかかるコストに基づいて計算します。フィーの考え方としてはコンサルフィーと同じで、「これだけの仕事をするためには、これだけの人をこれだけ拘束するから、それぞれの給料からみた人件費と会社の固定費などを乗せたもの」がベースになります。


フィー制度のメリットは、予算規模に関係なく一定のクオリティをエージェントが提供できるという点です。


たとえばあるプロジェクトを行うとき、エージェントはウェブ広告がもっとも効果的だと思っても、コミッション制をとっている限り自分の取り分が少なくなるような提案はしません。新聞全面広告をやりましょうという話になる。コミッションのマージンが15%のとき、1億のメディアを提案すれば1500万(制作費8500万)ですが、2000万のネット広告案では300万(制作費1700万)しかもらえません。


フィー制で、たとえばフィーが500万だとするとエージェントはどっちを提案しても500万円の収入が確保できるので、予算規模に縛られない提案が可能になります。クライアントは1700万のネット広告費にかかる制作実費にフィー500万円で、2200万の予算ですみます。(本来の2000万よりは高いのですが、エージェントに1億の提案をされて失敗するよりはずっとマシというのがミソです。エージェントのメリットはここにあります)


また、通常25億の予算と50億の予算があったとき、エージェントの手間が倍になることはまずありません。コミッション制では正当な労働の対価とは関係なく単純に報酬が倍になってしまいます。フィー制では制作コストが白日の元に晒されるので、コスト管理にうるさい外資系がよく好んで採用しています。

出典:コミッションとフィーの違い - その他(ビジネス・キャリア)

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Sharetube