• follow us in feedly
scroll_icon
shuffle_button
【好評シリーズ】ホラー映画【リング】に学ぶビジネス『恐怖の心理学』人間心理と交渉成功 必勝ノウハウ「基礎編」vol.2 #スレッド効果

サムネイル出典:

【好評シリーズ】ホラー映画【リング】に学ぶビジネス『恐怖の心理学』人間心理と交渉成功 必勝ノウハウ「基礎編」vol.2 #スレッド効果

Posted date:
Update date:2018年03月26日
【好評シリーズ】ホラー映画【リング】に学ぶビジネス『恐怖の心理学』人間心理と交渉成功 必勝ノウハウ「基礎編」vol.2 #スレッド効果
このシリーズでは、有名なホラー映画リング」を題材にして、「交渉事」に不可欠な要素を分析・解説してみます。特に、日常の交渉から企業統治まで、あらゆる場面で応用されている「不安恐怖」を取り上げます。

ホラー系では、出会いの設定が重要なカギですが、ここには心理学でいうスレッド効果ユニーク効果アローザル効果などが緻密に盛り込まれており、ビジネス系の心理学でも同じことを学びます。

つまり、ホラー映画を分析することは、そのまま、ビジネス心理にも精通することにつながるのです。読み進むにしたがって、不安・興奮安心など、個人集団心理効果の解説を展開し、ビジネス集団での不安や恐怖の実態と操作法基礎が理解できるようにご案内してゆきます。

是非、恐怖の心理学の基本を知ってみて下さい。

■つまらない話に「価値」をつける鍵がある

「ビデオを観たものは、電話が来たのち、7日以内に死ぬ――」

 これだけでは、なんとも不条理で陳腐な感じがします。ところが、信頼している友人や、幽霊など信じていなかった人から、「これはホントにヤバい話でさあ」などと真顔で言われると、なんだか身構えてしまいます。

 しかも奇妙なことに、「電話が来る」、「7日以内」といった、具体的な制約条件がついているではありませんか。普通の感覚の持ち主なら、これはなにかあるぞと勘ぐるでしょう。つまり、どんなにバカげた話でも、「具体的な不安条件(おもに制約事項)」が付加されると、その情報は、不特定多数の集団のなかで、不思議な価値を与えられ、語り継がれます。

 身近な事例で言えば――

「ウチの会社はもうすぐ潰れる」、「部門のなかで、誰かがクビになるそうだ」という不幸のウワサは、常に職場のどこかで囁かれています。その時、同時に、こんな話もついていませんか?

「○○さんがヤバそうだ。部長に相談しないで勝手にやったから」
「△△部門は解体されるみたいだ。採算が悪いからねえ」
 不幸の内容も、なぜか具体的だったりします。

 それはつまり、「○○をしたから失敗した」→「従って○○をしてはならない」というメッセージにされており、繰り返して伝播されてゆきます。
 あなたにはもう、怪物の目的の察しはついたことでしょう。

 社会集団を管理する場合、映画でいう呪いや変死と同じように、クビや倒産という陳腐なウワサほど効果的なものはありません。

 もしこれを、直接部下に言ったなら、彼らは一斉に反骨心を燃え上がらせるでしょう。ところが、出所を分散して、ウワサとして回すと、一時的にせよ、社員たちは「報告・連絡・相談」をキメ細かに行うようになります。

「従うか、それともクビになるか」

 ウワサの裏側に秘められた「選択肢」に、無意識のうちに惹き込まれているのです。
 戦争の際、侵攻先で軍部が宣伝ビラやウワサをまき散らす心理戦と同じです。
◆(vol.3に続く)

この記事が気に入ったら

いいね!しよう

Sharetubeの最新記事をお届けします

著者プロフィール
◆Pride of the Japanese◆

現役キュレーターの中でトップのアクセス数を誇るSharetuber。世界を飛び回る国際ボディガード歴20年。護身術師範。悪質なクレーマーや反日左翼と戦う某公的コンサルティング団体顧問。喧嘩上等。「I'm proud of the fact I was born in Japan.」