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これさえ読めば【SOHO】について基本の「キ」が習得できます! vol.1【リスク・マネージメントの大原則】

これさえ読めば【SOHO】について基本の「キ」が習得できます! vol.1【リスク・マネージメントの大原則】

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Update date:2018年03月22日
これさえ読めば【SOHO】について基本の「キ」が習得できます! vol.1【リスク・マネージメントの大原則】
 いわゆるプロフリーランスワーカーと呼ばれるSOHOの人たちは、次のようなポイントを重視して仕事に取り組みます。

①最後まで自分の才能を信じる。危険には自ら近寄らない。最悪の場合を想定して、いつも事前に準備しておく。

 社会では、目の前にある多くの危険を回避することで、はじめて本当のチャンスにめぐり合うことができます。とはいえ、実際には多くの競争相手がいて、その仕事を受注するか否かもスピーディーに決めなければいけません。最後に決断を下すのは、経営者であるあなた自身。

 さて、どんなに実力がある人でも、取引相手を間違えてしまえば大変なことになります。その反面、実力はまだまだだけど、良い取引先と出逢えることで、新しい才能が開花するのもビジネス世界。

 今後の成否に関わる大切な「相手の選び方」にはどんな方法があるでしょう。
その基本の「キ」をお教えしましょう。

仕事の流れでみる実戦SOHO

リスク・マネージメントの大原則
 ここでは「危険予防」という観点から、実際に、SOHO社会にはどんなリスクがあるのかを案内してゆきます。さらにSOHOの裏事情も知っておくと、いざというときの決断と判断に困りません。

 そしてプロとして、もっとも重要なのが「最後まで自分の才能を信じる」ことです。これこそが厳しいビジネス社会を乗り切る大きな原動力となり、紛争解決の糸口にもなるのです。

 これらを実際の事例を通して見てみましょう。
悪質業者に気をつけよう!
(事例1)

「わたしはSOHOをはじめてばかりのDと申します。この間、ネットの掲示板で名簿作成の仕事を受注することができました。簡単な作業で単価もいいのですが、次の朝までに納品して欲しいと言われました。わたしも〝仕事実績〟が欲しいので、夜中に追加を依頼されても、徹夜して完成させました。しかし請求書を送ってから、連絡が途絶えました。メールや郵便を何通も送ったのですが、返事もなく、振込みもありません。こういう場合、どうすればいいのでしょうか」

 このような問題は、SOHOでは日常的に発生しています。もしあなたが相談を受けたら、どのようなアドバイスをしますか?
 ちなみにこの場合の「仕事募集」の広告は、次のようなものでした。

 「急募! 簡単な名簿作成作業です。エクセルの基本的な操作が出来れば問題ありません。ただし納期が迫っている状況ですので、納期厳守できる方のみお願いします。また現在SOHOネットワークを作っています。今後も継続してお仕事をお願いすることになりますので、そちらの応募もお待ちしています。SOHO △△△ I塚K美(商号・氏名は仮名)」

 さてまず考えたいのが、クライアント(仕事依頼者)がはじめから悪意であったかどうかです。悪意があるなら、公的機関の相談窓口に申し出た方がいいでしょう。
 ネット上では、SOHO初心者を標的にした悪質な業者がはびこっています。被害事例は数知れず、多くの方がプロの手口に翻弄されています。

 詐欺業者の誘い文句は、「SOHO初心者でもOK」、「未経験者でもOK」と興味を惹いたあと、「継続的なお仕事を発注します」と付け加えます。SOHOでは、「継続的なお仕事」ほど欲しい物はありません。ぜひ応募してみたいと思いながら募集要項を読み進めると、次のような文句が出てきます。

「当方でスキルが足りないと思った方につきましては、所定のスキルアップ講座を受けていただきます」

 つまりこのスキルアップ講座こそ詐欺業者の真の目的で、応募者のすべてが「受講対象」とされます。教材やソフト、ひどい場合はコンピューター(格安といいながら性能の低い粗悪品)を売りつけ、この時点での被害総額は30~50万ほどにも上ります。

 その後、仕事は一、ニ件ほど来ますが、音信が途絶えます。こちらからしつこく催促すると、「あなたのいまのスキルでは、お任せできる業務がないのです」と言われ、他の講座も受講するように勧められます。これでは泣くに泣けません。ですから「どうしたらいいですか?」という相談が絶えないのです。

 また「仕事あります」と言いながら、個人情報だけを集めるような業者もいます。初めてのメールを送る場合は、できるだけ個人情報を隠してアクセスしましょう。
SOHO社会の裏事情を読む!
 会社や学校などの組織ではなく、個人で活動をはじめると、はじめて「肩書きの重み」に気づくことができるでしょう。まさに裸一貫で、自分の名前だけで仕事を探しますが、なかなか相手にしてくれないのが普通です。考えてもみてください。あなたがクライアントなら、見知らぬ相手に大切な業務を任せたりしないはず。さらに相手が初心者・未経験者ならまず頼まないでしょう。

 そこでSOHOでは「実績」がモノを言います。これこそがあなたの看板になり、信用を示す指針になるのです。

 さて、ここで先ほどの「名簿作成依頼」の事例を考えてみましょう。

 SOHOの場合、しっかりと仕事をこなして信頼を勝ち得ると、仕事が一気に舞い込むようなことが起こります。ネット上の取引では、しっかりと出来る人が少ないので、クライアントは安心できる相手を見つけた場合、その人に集中して頼ることがあります。

 あなたもそのうち体験するでしょうが、こういうチャンスを掴むと、業務が飛躍的に拡大してゆきます。その反面、とても一人では手が足りなくなります。

 そこであなたはきっと協力者を探すことを考えるでしょう。実際にネット掲示板では「仲間募集」、「業務多忙につき協力者募集」などの広告が多くあります。こうして仲間を増やし、仕事を回してゆくことで大きくなります。

 ですが、これは必ずしも上手く行くとは限りません。

 仕事が増えて、あわてて人を集めたはいいが、処理能力や経営能力がなく、かえって潰れてしまうケースが多いのです。「計画的な仕事の分配」のノウハウがなく、準備もしていないことが原因です。

 結局、納期管理に失敗したり、未熟なメンバーに足を引っ張られたりして、クライアントの信頼をなくし、メンバー全員を巻き込んで倒れてしまいます。まったくハタ迷惑な話ですが、これはネット社会に限らず、ビジネス界では日常茶飯事なのです。

 さて、例の「名簿作成依頼」を出した人は、どうやらその手の人でして、悪意はないけど経営者の才気もなかったようです。大元のクライアントの信用をなくし、入金してもらえず、メンバーらに顔向けが出来なくなったというケースです。

 この事例の場合、相談者のDさんは、「絶対にお金をもらう」という姿勢をみせましたが、結局はすぐに頭を切り替えて、別の仕事を獲得しました。

「あのときは相当頭に来ました。でもわずかなお金に執着しているよりも、他の仕事をやった方がいいと言われました。そこで試しに新しいところに応募したら、もっといい条件のお仕事がもらえるようになったんです」
 このDさんは、経験が浅く、実績がありません。しかし「もっと自分の能力に自信を持って」とのアドバイスを受け、一歩進んだ仕事に応募してみることにしました。その際には、今回の経験を実績として活用しました。つまり「臨機応変に対応できる」、「納期はなにがあっても厳守する」、「○時間でこれだけの作業を確実に処理できる」というPRを前面に押し出したのです。まさに「転んでもただでは起きない」という事例でしょう。

 さらにDさんが続けます。

「もしあのクライアントと継続していたら、安い単価でこき使われたと思います。いまのクライアント様はとても親切で、単価も倍近く違います。同じ仕事でこんなに違うのかと驚いていますよ」
それでは実際に、どうやって「取引先の選定」をするかが問題になります。
それはvol.2の記事でお話しさせて頂きます。

(つづく)

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著者プロフィール
 Pride of the Japanese

国際ボディガード歴20年。世界を飛び回るSharetubeトップキュレーターの一人。護身術師範。悪質なクレーマーや反日左翼と戦う某公的コンサルティング団体顧問。喧嘩上等。「I'm proud of the fact I was born in Japan.」