
サムネイル出典:本能の画家。モーリス・ド・ヴラマンク ー20世紀初頭の美...
「フォービスム」の確立に一役買ったパリの画家「ヴラマンク」。その絵は陰鬱な風景と色彩で覆われているのが最大の特徴であり、同時に魅力でもあります。 その暗い影として表現されている、孤独感や焦燥感がまざまざと心に突き刺さってきます。 今回はそんな彼の名作を厳選してご紹介しましょう。
モーリス・ド・ヴラマンク
モーリス・ド・ヴラマンクは、フォーヴィスムに分類される19世紀末~20世紀のフランスの画家、文筆家。 ウィキペディア 生年月日: 1876年4月4日 生まれ: フランス パリ 死亡: 1958年10月11日, フランス リュイユ=ラ=ガドゥリエール
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - ブラマンクの用語解説 - [生]1876.4.4. パリ[没]1958.10.11. リュイユラガデリエールフランスの画家。父はフランドル人で,「ブラマンク...
ゴッホ展を見て感銘し,またドランの紹介でマチスを知り,マチス,ドラン,マルケらとともにサロン・ドートンヌに出品,フォービスムの一人と目された。 08年からセザンヌの影響が顕著となり,鮮かな色彩を捨て暗い色調によって人けのない寂しい町角や風景を描き,独自の画風を確立。
自由、そして本能のまま生きた
ヴラマンクは、とにかく自由人で他人に指図されたり規則に従ったりすることを極端に嫌ったようです。当然のことながら、絵も正規の教育を受けること無く、また、師匠につくこともありませんでした。 17歳になると、家を飛び出し、シャトゥーに住んで自活をはじめます。自転車レースやボートレースなどに出て小金を稼いでいました。このころから独学で絵も描き始めています。 ヴラマンクは、ゴッホとセザンヌの影響を強く受け、その後、荒々しい波を思わせるようなタッチで重厚に画面を塗る独自のスタイルへと変化していきます。ヴラマンクは、キュビズムのような理論派を毛嫌いし、本能の赴くまま、自分の感性に従って描くことを目指しました。マティスやドランに比べるともっともフォーヴと言える画家でしょう。
心に刺さる作品まとめ

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