【実話】トラブルメーカーの友人の話

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はじめに

自分には様々な友人たちがいたが、中には理解出来ない行動を起こす者もいた。


これから色んなエピソードを交え紹介していく。

友人との出会い

私の大学時代の友人Oとの出会いは、幼稚園時代までに遡る。


幼少期時代から少しおかしいやつだな?とは子供ながらに感じていた。



幼稚園時代に、仲の良い友人たちと遊んでいると急に



『○○嫌い…!』


と友人の名を挙げて泣き出した。



幼稚園の小さい子供ならば、

このようなこともあって仕方はないと思うが…



“何で普通に遊べないんだろう?”



…と、Oの発言に疑問を感じてしまっていた。


自分はOとその相手との仲直りに入って、二人は普段通りの友人関係に戻った。



自分もOと喧嘩をすることも度々あったが何とか幼稚園を卒園した。


今思えば、この頃から何かがおかしかったのかもしれない…。

Oの担任

そして、その友人Oと一緒に小学校へ入学した。

この学校での生活は、低学年の教師は理解力がある素晴らしい教師たちだったが、3年生頃になると自分の都合通りに動かない児童だとすぐに子供を叩くといった問題がある女性教師がいた。


友人Oの担任である。


少し話が反れるが紹介していこう。


今となっては上記に記述したことをすると体罰だと言って訴えれば、この教師は異動か処分されると思う。


が、PTAの噂によるとずっと異動をしていない教師だった。


通常、自分の県で勤める小学校の教師は2~3年程で異動になるがこの教師は10年以上同じ学校で勤務をしていた。



大多数の児童たちはその教師に、



“…何故だろう?”



と疑念を抱いていた…。

担任の旦那

PTAの情報網はかなり早く、すぐに理由が分かった。

どうやらこの教師の旦那が



“県議会議員”



だそうで、異動命令が下ると旦那にお願いして異動を無くしていたようだった。


今流行りの“忖度”か?

これは職権乱用に他ならない。


結局、自分が卒業するまでその教師はいた。


威張っていたり、機嫌が悪い時は周りの教師も気を使って大変そうだった。


ハサミ事件

友人Oの話に戻ろう。

この上記の教師が担任だった友人は、この四年生以降に問題を度々起こすこととなる。



五年生では、男子児童と口論になり途中で自分の引き出しからハサミを取り出し男子児童へ向けた。



“これは大変だ!!!”


“ヤバい!!!!!!”



子供ながらに感情が高ぶってしまったのだろうか?


急いで周りの同級生たちで止めたが、しばらく本人の興奮状態は続いた。


担任も職員室から飛んできて、ことの重大さに驚きを隠せない様子だった…。


事件のあと

それから、ハサミは必要時以外には持って来ないこと。

カッターは絶対に持ち込み禁止となった。


丁度、この頃テレビのニュースでも子供が同級生を刺してしまう事件が報道されていた頃だった。


まぁ、ことの発端になった男子児童が一番悪い。

こいつも、いちいち人の気を逆撫でする発言が多く自分も頭に来ていた。


男子児童は問題があってから一年後に父親の転勤で、転校していった。

元々、3年生の時に転校してきたやつだったので、清々した。

Oの友人Aの話

ここでOと比較的仲が良かったAの話も思い出したので紹介しよう。

自分はある日、いつもの友人たちと四人で早朝に音楽室に向かった。

ピアノを弾いたり、楽器を叩いたり練習をしていた時に起こった。


その中にもAはいた。

Aは音楽室の前出入り口の閉めたドアに立っていた。


そのAが、廊下側を通りがかった同級生に対して閉めていたドアをいきなり力強く叩き、ドアに付いた窓ガラスが大きな破片となりバラバラと割れてしまった。



驚かすつもりだったのだろうか…?


叩いた本人はだらだらと出血し、すぐに保健室に行くこととなり、このことは学年教師にすぐに知らせられた。


そして急遽、朝から体育館で学年集会が開かれることとなった。


教師たちの学年全員を巻き込んで学年集会を開く意味が分からなかったが、自分は学年全員がいる場で事情聴取をされた。


はっきりと自分は、


“その場に確かにいたが本人が一人で割っただけで何故割ろうとしたのか理解出来ない。”


“理由無く、いきなり叩いて割ったように見えた。”


と説明した。


誰がどう見ても、その友人が一人で起こした問題で自分たちその場にいた同級生は巻き込まれただけだ。


まったくもって、迷惑極まりない。


そもそも、こいつは“団地”に住んでいるやつで団地でも問題を起こしていた。



団地では一階に全体の郵便受けがあると思うのだが、ある日、むしゃくしゃして全然関係のない家庭の郵便受けを蹴り凹ませてしまっていた。


その家庭は使うことが出来なくなってしまったので、親と一緒に弁償しに謝罪に行ったようである。


“なぜ人に迷惑を掛けるのか?”


ついでに言えばこいつの親は警察官で、子供は頭も悪く態度も悪い。


学校で“親は警察だから”と言い、大柄な態度を取っていた。(良い歳して、ヒラ警官だったのにも関わらず)


親も子供にろくな教育をしていないことは明白だった。

親の程度が知れる。

他人を指導する前に自分の子供をどうにかした方が良い。


ここで言えることは、【団地に住んでいるやつとは親しくしない方がいい】

と言うことだ。


親が警官だろうが関係ない。


昔から言われてはいるがその通りだ。


大人になってみると視野が広くなるので良く分かる。


中学卒業以降は連絡を取る必要がないので行方は知らない。


“類は友を呼ぶ”ということわざははっきり言って当たっている。

バレーボール

何だかんだあったが無事に中学に入学した。     

友人Oの話に戻ろう。


中学に入って半年経ったある体育の時間にバレーボールをやっていた。



友人はふざけてバレーボールのラリーがなかなか続かない。


それにしびれを切らした同級生たちから



“は?ちゃんとやれよ”



“何でちゃんとやんないの?”



“続かないとつまんねーだろ?”


と一斉に批難を浴びた。


すると、すぐにその場にしゃがみ込み、泣いてうずくまってしまった。


先生も周り同級生らも困惑したそうだ。


それからOは中学には来なくなった。


Oの自宅に行き、直接話しを聞いたが

被害妄想のような話をしていたと思う。


Oは自分が幼稚な考えが残っていたのを自覚していない様子だったのだ。


それから数週間後、Oは別の通信学校に転校していった。

大学で再会

転校していった後は、連絡を取ることもなかった。


しかし、大学で偶然に再会した。


思ってもみなかったので驚いていたのだが、正直あまり関わりたくなかったのが本音だった。


数週間は普通の大学生活を送っていた。

友人関係に亀裂

が、ある時。

私と一番仲が良かった友人Iに対して文句を浴びせた。


友人Iは大人の対応をしたが、後で聞くと

Oからいきなり電話がかかってきて

Iに対する不満や容姿に関する悪口を言ってきたらしい。

電話口で勝手にキレて、勝手に電話を切ったという。


Iもいきなりのことで、驚くが腹も立ち、それから二人は犬猿の仲となった。



“初めてああいう人物に出会った。”


“今までどのように付き合ってきたのか教えてほしい。”


“あいつに対してはどのような対応をすればいい?”


と、友人IはOとの関係に悩み、自分に相談してきていたが残念な結果となった。


大学卒業の四年間、友人IはOと口を利かずに卒業した。

帰ろうとしたら…。

前述した行動はまだ可愛い方だった。


長かった実習授業が終わり、帰宅の準備を同級生たちと始めていた。


その間、Oは準備をせず別の同級生とずっと話をしていた。


自分はすぐに帰りたかったので、いつものメンバーの支度が終わったところで大学を後にしようと玄関に着いた時。


いきなり別の同級生が走ってきた。



『Oが泣いてるよ!!』


『何で泣いてるか良く分かんないけど!』


いつものメンバーたちもその知らせを聞いたときは揃って


“……????????”

という、空気感が漂った。


泣いていた理由

全員でOのいるところまで戻り、何で泣いているか理由を聞いた。

そうしたら


『何で置いていったの…?』


という理由で泣いていたようだった。



同級生一同、


“…幼稚すぎる”


の一言に尽きたのだった。


大学生にもなって置いていかれた位で泣く

のか?


そんなのは、小学生までしか通用しない。


それをグズグズ駄々をこねて、友人らを心配させる。

呆れてものが言えなかった。


心配されることで、自分の存在を周囲に認めて欲しいようだ。


“泣きながら同情して欲しい”と言った発言を聞いた時には、自分を含めたいつものメンバーは付き合っていられなくなった。

ハンカチ

ずっとOが泣いていて仕方がないので、メンバーたちと支度が出来るまで待った。


その間も泣き続けているので、別の同級生が見かねて持っていたハンカチを手渡したのだが、それをOは涙を拭き終えた途端…、床に投げ落とした。


せっかくハンカチを貸してくれた同級生に対して、“ありがとう”という気持ちはないのか?


その場では怒らなかったが、ハンカチを貸した友人はかなり怒っていた。


本当にトラブルメーカーである。

やっと帰宅…

やっと、Oの支度ができ帰宅することになったのだがここで問題が起こった。


自分の大学は最寄り駅から遠いので、学生たちは自転車を使う。


Oは自分の自転車のカギを無くしてしまい、帰りの足が無くなっていたのだった…。


ここでも仲の良いメンバーたちは呆れ返る。


仕方がないので、あるメンバーの自転車の後部に二人乗りをして帰って欲しいと、自転車を漕ぐ友人にお願いしたのは自分だった。


何から何まで、他人に頼ることしか生きていけない。


友人たちもOに足を引っ張られて鬱陶しい気持ちに嫌気がさしていただろう。

電車内で

自転車を漕ぎ、ようやく駅に着いた。

駅に着きホームで待っていると、二人乗りの自転車を漕いでいた友人が自分に小声で、


『なんかさ、後ろに乗せてやったのにお礼の言葉とか何にも無いんだけど?何なの?』


と不満を爆発させた。


私もイライラしてきていた。


その日は全員、電車内では無言の帰宅となった。


地元がOと同じなので、同じ駅で下車した。


そうすると今度は


『家のカギが無い…』と言ってきた。


流石に、もう面倒だったので自分はその場で別れた。

破局

数ヶ月後、友人Oに同級生の彼氏が出来たようだが、前述したように色々振り回しトラブルが絶えなかったようで別れる理由となったらしい。


別れ話をされた日に失踪し、同級生たちが探したが見つからず、警察に捜索願いを出した騒ぎまで起こしたのだった。


はっきり言って、誰もこんな女とは付き合いたいとは思わないだろう。


こっちの身が持たない。

終わりに

これを読んだ方は、Oは幼稚園から何も変わっていないと思われるだろう。

確かにOは見た目は何も問題があるようには見えないが、いざ付き合い出すとポロポロと、ちぐはぐさが目立ってくる。


“忘れ物が多い”

“友人関係が育めない”

“トラブルメーカー”

“感情のコントロールが出来ない”

“貧乏ゆすり”

“時間管理が出来ない”

“思ったらそのまま話す”


このようなポイントが見受けられる。


きっとADHD(注意欠陥多動性障害)か、アダルトチルドレンのような気がする。


大学の友人IもOは何かの障害ではないのだろうか?と話をした時があったのだが、ADHDのポイントにほぼ合致している。


本人は自覚がなく生活しているが、周りが上手くフォローしているだけであるので、次に何かあった際は病院に行かせたいと思っている。

ADHDの主なポイント

			

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著者プロフィール
Sharetube