日本の女優・藤井美菜が、韓国で爆裂的な人気を誇っている訳とは?
日本の女優・藤井美菜が、韓国で爆裂的な人気を誇っている。9月18日には、韓国版ヤフーリアルタイム検索といえる「NAVERリアルタイム検索ワード」で見事1位を獲得。ちなみに同日時に2位となったのは、サッカー選手として国民的ヒーローであるソン・フンミン。それらの結果からもわかるように、この検索ワードで1位になるということは、韓国で国民的な注目を集めているという証拠である。
出生はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ。生後10か月で帰国し、小学4年の時に千葉県千葉市から新潟県新潟市に転居。高校入学時以降、神奈川県在住。新潟市立寄居中学校、慶應義塾湘南藤沢高等部(地域枠調整入試(現 全国枠入試)にて)、慶應義塾大学文学部卒業。
9歳の時に引っ越し先の新潟で、新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」がオープン。市民ミュージカルが開催されることになり、彼女は母の勧めでオーディションを受けた。 当初は軽い気持ちで始めたものの、楽しさに夢中になり、初舞台『シャンポーの森で眠る』(1998年)から毎年参加して『スクルージ』や『小公女セーラ』などに出演、後の芸能界入りのきっかけとなる。
高校進学後、本格的に芸能活動を開始。学業と両立させるため拘束時間の少ないCMから始めた。2005年に出演した「インテル」のCMは放映期間が延長されるほど問い合わせが殺到した。
2006年公開の『シムソンズ』で映画デビュー。同年には第88回全国高等学校野球選手権大会の朝日新聞のポスター及び「ビクター・甲子園ポスター」キャンペーンのイメージキャラクターに抜擢された。 また、所属事務所の遷移については、同年6月、ユマニテからCATAMARANへ移籍したが、2011年10月に再びユマニテに戻った。
2012年からは本格的に韓国での活動を開始し、日本と韓国を行き来して活躍し、『私たち結婚しました 世界版』(原題:우리 결혼했어요)などで日本より海外での人気が高まっている。2014年、映画『女子ーズ』に出演。メインキャストを務めた作品では初の大ヒットとなった。趣味は読書、特技はピアノ、韓国語。韓国語は韓国のテレビドラマ『冬のソナタ』を字幕なしで見たいと思ったことをきっかけに、大学在学中に第二外国語として学び始めた。
2012年から本格的に韓国で活動して韓国語が得意
韓国で本格的に活動を開始したのは2012年。「韓ドラを見て覚えた」という韓国語を武器に、徐々に活躍の幅を広げてきた。ここ数年は、韓国の人気バラエティ番組『私たち、結婚しました』や『ハッピートゥゲザー』に出演し、その人気を確固たるものにしている。
藤井美菜は韓国語が上手だと言われたことに対し「韓国活動して3年以上過ぎた」とし、「元々8~9年前から日本の大学で第2外国語として韓国語を勉強した」と話した。藤井美菜は「韓国に進出しようと思って勉強したのではない。韓国ドラマが好きで字幕なしで見ることができればと思って選択した」と話し、「4~5年前に偶然、日本のドラマで韓国語ができる女優が必要だと言われてその作品に出演して、今の会社の代表にも会って縁があって活動することになった」と説明した。
出典:藤井美菜、日本ドラマで韓国語を?…「大学で韓国語勉強した」 Joongang Ilbo