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裏稼業【恐怖】闇金業者の生告白。20代の若者を悪の道に...! 実例「ヤミ金」社員2人の手口とは?

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裏稼業【恐怖】闇金業者の生告白。20代の若者を悪の道に...! 実例「ヤミ金」社員2人の手口とは?

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裏稼業【恐怖】闇金業者の生告白。20代の若者を悪の道に...! 実例「ヤミ金」社員2人の手口とは?
「騙すヤツも悪いが、騙されるヤツにも非がある。たしかにこれは当たっている。これだけ、詐欺の手口や悪徳商法がアナウンスされているのに詐欺はなくならない。『自分だけは大丈夫だ』なんて思っているヤツに限ってコロっと騙される。
借りたものは返す。これも当たり前の事だ。しかし、この当たり前の約束が守れない連中が増えているらしい。そう、ヤミ金問題のことだ。こんな俺でさえ詐欺や悪徳商法の被害者には一応同情はする。しかし、ヤミ金の被害者はどうだろうか?借りた金を返さないで被害者だと開き直る。金利が高かろうが、それに同意したから貸しただけだ。悪いのはどちらだろうか?」

...そう語るのは昔、取材で出会った「闇金」業者である。
現在はだいぶ法改正がされてこの告白内容と違う現状もあるが、1つの参考事例として彼らの手口などを一人称形式でご紹介する。

闇金業者の告白

俺は素人詐欺師が、ゲーム感覚で人を騙すネット社会に閉口していた。どんな悪党でも普通の人間に戻る瞬間があるらしい。もしかしたら人を騙すことに疲れていたのかもしれない。しかし、騙して巻き上げた金はたくさんある。こういった黒い金は隠しとおすか、徹底的に使い切るかしかない。俺は隠し通す絶好の手段を見つけた。

世の中には何もしないでも金を手にする方法が二つある。金を貸して利息を取る事と、金を借りて返さない事だ。俺の汚い金が誰かの役に立つという大義名分があるうえに、きれいな金を産み落とすのだ。こうして、俺はヤミ金の世界に足を踏み入れた。

俺は手始めに就職情報誌にこんな広告を載せた。「固定給25-70万円プラス歩合、ノルマなし、ロン毛、茶髪、ピアスもOK」就職難のこの時代に破格の条件だが、水商売の黒服募集ではない。れっきとした株式会社の新入社員募集の求人広告だ。

深刻化する就職難が背景にあるためか、会社に若者が殺到してきた。騙しの世界は単独行動が原則だが、時にはいつでも切り落とせるトカゲのシッポが必要な場合もある。集まった若者全員を面接し、俺と同じ匂いを持った5人を採用した。

そのうちの一人に住民票を用意させ、貸金業の登録に行かせた。実は貸金業の登録に必要なのは住民票と登録料4万3000円だけで、預金通帳など資金を示すものは一切不要だ。法人格も資本金も必要が無いのだ。二十歳そこそこのニイちゃんが住民表さえ持っていけば「東京都知事(1)第○○○○○号」と登録番号をもらえる。石原慎太郎(※当時)のお墨付きと言うわけだ。

カッコの中の1は一回目の登録と言う意味だ。3年ごとに登録し直さなければいけないので、数字が大きければ大きいほど信用できる。「トイチ」というと「10日で一割」の事を想像するかもしれないが、現在では登録番号が「都(1)」なのでトイチといわれることも多い。その「都(1)」業者は「都(2)」にならないまま、ほとんど姿を消す。その理由は俺が話すまでもないだろう。

貸金業の登録なんかしないでも、貸す金さえあれば携帯電話一本でこの商売はできる。しかし、これだけ「090金融」が話題になれば、まともなヤツは敬遠して当然だ。それでも借りに来るようなヤツを相手にするのは、大学を出たばかりの若造には荷が重いだろう。登録するだけで雑誌や新聞に広告が堂々と打て、客からの信用も得られる。43000円なんて安いものだ。

俺は全員に500万円ずつ開業資金を渡した。金主の俺に毎月50万円返せば、あとは全部彼らの取り分だ。500万円で事務所を借りようが、人を雇おうが彼らの自由だ。就職氷河期に夢破れた彼らも、今や一国一城の主である。何をやろうが勝手だが、俺への返済を忘れてはいけない。金貸しをやろうとする人間が、借金をしているというパラドックス。面白いものだ。

今回はその社員の中の2人の手口を紹介してみよう。

七一屋のM

飛ばれた客ゼロの優良経営 毎月の50万円さえ返って来れば、俺は一切彼らの経営にはノータッチだ。それぞれ色々考えて経営しているようだが、中でも一番羽振りがいいのはMだ。Mは聞いた事もないような三流大学の出身で、無口で真面目そうな男だった。このMに裏稼業が勤まるかと心配していたが、逆にそんな性格が幸いしたようだ。 Mが拠点にしているのはF市だ。競馬、競輪、競艇の3競や大型パチンコ店などがあるベットタウンで、大学が多く一人暮らしの学生もたくさんいる。競馬などの開催日に駅前で自作のビラをまき、車の中で連絡を待つ。電話が来たら車で移動し、身分証明書を提示させ、希望額から一割引いた金額を貸す。一週間後に元金を返してもらう。七日で一割だからナナイチ屋だ。 トイチよりナナイチのほうが暴利のはずだが、結構繁盛しているらしい。トサン(10日で3割)やトゴ(10日で5割)が当たり前と言われる今では、良心的なほうなのかもしれない。 繁盛のポイントは新規の客には3万円までしか貸さない事だそうだ。返済日に3万円用意できなくても、利息の3000円くらいなら何とかなるものだ。もし、返済が滞り実家に押しかけて行く事になっても、3万円なら親もその場で用意できる事が多いらしい。 それと、返済が少し遅れたくらいで脅かすようなマネは絶対にしないと言う。ヤミ金に金を借りるような連中は、ブラックリストに載った輩が多い。もっと暴利なヤミ金に手を出したりして、厳しい取立てなんてイヤというほど経験済みだ。そんな連中でも、Mが親身になって対応すると「この金で向こうを払ってきます!」となるそうだ。地獄に仏と言う事かもしれない。  Mが貸す相手は大体決まっている。まず、大学生だ。もし返済が滞っても学校に行けば捕まえやすいし、いざとなったら親がいる。借金に対する抵抗も低いようで「携帯代払えないからお願いします」なんて友達に借りる感覚で申し込んでくるらしい。 Mは夜でもバイト先やアパートにいやな顔をせず金を届けに行く。無人契約機でカードを作るのは格好悪いが、どこでも届けてくれるMの方がお手軽だということだろうか?口コミで広がり、某大学だけで30人の客がいると言う。  意外なお得意さんは、保険外交員のおばちゃんだそうだ。契約をとっても客が入金しないと自分の成績に響いてしまう。そこで、彼女達は個人的に立替えるらしい。借金するのだから利息分は損するが、それに見合う以上の歩合がもらえるので結果オーライということらしい。今まで返済が遅れた保険外交員はいないという。 一見、危なそうなギャンブルオヤジだが、実は捕まえるのは簡単だと言う。彼らは借金まみれになっても、ギャンブルをやめられないようなギャンブル中毒者だ。連絡が取れなくなっても競馬場で張り込んでいれば、他から借金してでもノコノコ現れる。しかし、すぐには声を掛けないでじっと観察する。そして、払い戻し窓口に並んだところで声をかける。元金分は無理でも、利息分は回収できると言う。 ヤミ金は確かに恐ろしい。しかし、それは一部の悪質な業者だけだ。Mのように誠実に商売をし、口コミで顧客が増えるようになれば安泰だ。弁護士からの調停の電話も月に一本あるかないかだと言う。それどころか「にーちゃんのとこは払う」と自己破産しても馬券が当たるたびに3000円届けに来る男もいると言う。 Mは7ヶ月で俺が貸した500万円の開業資金を、耳を揃えて返してきた。俺としては350万円しかアガリが無かったが、生き生きとしているYをみてほほえましく思った。

ホスト崩れのY

風俗嬢を食い物にする  5人の中でMが一番成功したのは意外だった。俺が一番儲けると睨んでいたのはYだったからだ。Yは一流大学に入学したが、女好きが高じてホストになり中退してしまったらしい。ウチの求人広告をAVや風俗のスカウトの募集だと勘違いして面接に来たらしい。金貸しの話をすると「それなら貸す相手はいっぱいいますよ」と一番乗り気だった。  Yがやっていたのはキャッチホストと呼ばれるもので、夜の街に出て仕事帰りの女をキャッチする。もちろん風俗の女たちだ。自分の店に連れて行き、いい気分にさせ、その場では払えないような高額な料金を請求する。 飲食店のツケの時効は1年なので、店への借金ではなくグルのヤミ金に借金させるのだ。ホストに借りに行かせるケースもあるという。「君の借金の取立てが大変だ」と、キャバ嬢はヘルス嬢に、ヘルス嬢はソープ嬢にと高額な仕事を紹介して貢がせる。ありもしない借金をでっち上げて、女を縛り付けるのだ。 こういった借金に苦しむ風俗嬢は多い。どんなに働いても、金は店から直接男に行ってしまうので、自分の生活費の為にヤミ金に駆け込むことになる。Yは繁華街のマンションを借りレディースローンを始めた。 ホスト時代の仲間やスカウトマンに口コミで宣伝してもらい、女性向けの風俗求人誌に「保証人不要、秘密厳守、女の子の味方です」とかわいらしい広告を載せる。こういったときに登録番号が役に立つのだ。 貸す金額や利息は女の容姿を見て決める。店やAVに出ていくらくらい稼げるかを値踏みするのだ。女のカラダが担保なのだ。借用証を書かせるが、金利は記入しないし、特に説明もしない。「キミ頑張っているからボクが個人的に貸しておくよ」あくまでも軽いノリで接して「この日に3万円もってきてね」と手帳に○をつけさせる。 3万円くらい彼女達にとって一日で稼げる金だし、もし遅れるようなことがあればAVにでも出てもらうまでだ。何回返済しても、すべて利息として受け取っているので元金はそのままになっているというカラクリだ。 おかしいと気がついた時はもう遅い。領収証も出してないし、小額の個人の貸し借りが建前なので、法に訴えるのは難しい。その前に、風俗で働いていることを内緒にしている子がほとんどなので、弁護士に駆け込むなんてことはまず無い。 しかも、こうした女たちは悪い男たちに従順に教育されているものだ。理不尽な要求も受け入れてしまう。それどころか、効果的な暴力や威圧をしないと言う事をきかないときもあるそうだ。そういったさじ加減をYは知っているのだ。 自分のカラダを金に代える最高のカモを抱えているのに、2年経った今もYは俺に開業資金を返していない。俺への50万円の他に、地回りの組織へのミカジメがあるからである。ホストやスカウトマンへの謝礼や、事務所の家賃や広告代などの経費も相当掛かるのだろう。 実入りは少なくても、Yに個人的に貢ぐ女はいくらでもいる。金貸しは道楽のようなものなのだろう。それでも毎月Yは律儀に50万円届けに来る。女たちの汗と涙がしみこんだ金を…。
いかがだったであろうか。
実際の「闇金」業者の実態が少しは見えたのではないだろうか。
なかなか取材に応じない彼らの生の声である。
何かの参考にして頂ければ幸いである。

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著者プロフィール
◆Pride of the Japanese◆

現役キュレーターの中でトップのアクセス数を誇るSharetuber。世界を飛び回る国際ボディガード歴20年。護身術師範。悪質なクレーマーや反日左翼と戦う某公的コンサルティング団体顧問。喧嘩上等。「I'm proud of the fact I was born in Japan.」