ロシアW杯まで約2ヶ月のタイミングで電撃解任！

サッカー日本代表に激震が走った！監督を務めるバヒド・ハリルホジッチ（65）が電撃解任されることが8日、分かった。9日に14時に日本サッカー協会が記者会見を開き正式発表される。

不甲斐ない試合が続き各方面から解任論が続出していた！

ハリルホジッチ監督は前任のアギーレ監督が八百長疑惑により、解任したあと、2015年3月に就任した。当時の強化部のトップであった霜田正浩がジェフ時代のコネでオシム監督の息子、アマル氏に相談したところハリルホジッチを紹介され就任を要請した。
ハリルホジッチ監督は日本を6大会連続のW杯本大会出場に導いたが、アジア最終予選以降は国内組のみで臨んだ東アジアE－1選手権で韓国などに敗れ1勝3敗2分け。唯一の勝利も格下ニュージーランドと目も当てられない惨状だった。また親善試合でも1勝2分け3敗と低迷していたことから、マスコミやサッカーファンから本大会での1次リーグ突破達成を不安視されていた。

直近の試合でも勝てず、内容も散々!

3月にヨーロッパで行われた国際親善試合キリンチャレンジカップでは、対セネガルを想定したマリ戦では、アフリカ人特有の身体能力に対応できず苦戦し、ロスタイムのゴールでなんとか引き分けに。続く対ポーランドを想定したウクライナ戦には、個人技・組織力とも圧倒され1―2と敗れ、欧州遠征を1分け1敗で終えた。
両試合とも攻守で圧倒されスピード、技術、駆け引きと全てにおいて歯が立たず、1対1はもちろん、組織力でも圧倒的な差を見せつけられた。

サポーターからも解任論が続出していた

実は内部崩壊？代表選手からも戦術について不満の声が出ていた…。

ここ数ヶ月の不振に対して、メンバー選考や戦術の縛り、試合の進め方などに対して内部から不満の声が続出していたという。
日本代表でキャプテンを務め、チーム内外への影響力が強いMFの長谷部誠選手は、チーム内の状況について以下のように語っていた。

マスコミへの発言が気に入らなかったハリルホジッチ監督は…。

日本人選手やJリーグのレベルを見下したような発言も

前回のブラジルワールドカップでアフリカのアルジェリアを率いて、ベスト16に進出し優勝したドイツとも延長戦へともつれ込むなど、監督として高い評価を受けていたハリルホジッチ監督ですが、サッカー協会や選手、マスコミ関係者からは、日本サッカーを馬鹿にしているのではないか？という意見もあった。
例えば、選手を怒鳴り散らすような個人ミーティングを1時間以上も続けたり、オーストラリア戦直後の記者会見で、「監督を続けるかもしれないし、続けないかもしれない」と発言した翌日には「やります！」と発言。
また国内組やJリーグのレベルを軽視し、得点ランキング上位の選手を「Jリーグなら（60歳を超えた）今の私でも得点王になれる」と言ったり、負傷者が出たクラブの強化責任者を問い詰めたりした。

W杯が近づくにつれ急速に失っていった求心力

ある海外組選手はクラブで出場機会を失っていた。ハリルホジッチ監督は「問題ないか？」と確認して選手は「大丈夫です」と答えた。すると監督は怒る。「なぜ『試合に出ていないので先発は無理です。サブにしてください』と正直に言えないんだ」。監督は日本人の特有の慣習に納得できなかった。
また、最終予選途中まで、海外組で試合に出ていない選手を多用。試合に出ていて試合勘がある国内組のサブチームに紅白戦でボールを回され「そんなに相手は強くない。もっとパス回しを遅く」と困惑する指示を出すこともあった。
自ら代表に選んだ選手に「結果が出なかったら使わない」と首を切るしぐさを見せたり、動きが悪かった選手を2時間も面談叱責した日もあった。

気になる後任は？あの人の再登場の噂も！

問題の根本は監督ではなく、選んだサッカー協会にも

ハリルホジッチ監督監督の年俸は約2億5千万円と言われている。おそらくW杯後までの契約のため途中解任は違約金が発生するだろう。
また、このタイミングでの解任はロシアW杯後の監督人事に対しても悪影響を及ぼすかも知れない。
日本は急に首を切ると思われるからだ。
サッカー協会は「なんとなく外国人監督にしておけばいいだろう」という考えになっている。日本人監督だと批判されるから、外国人監督にしておけばいい、それがサッカー日本代表の風潮になりつつある。
また、ハリルホジッチ監督を選んだ強化スタッフはもう協会にはいない…。つまり責任の所在がないのである。

過去にもあった解任騒動！

ハリルホジッチ監督の電撃解任はTwitterでも話題に！