絶対に10万円から下がることのない投資
株式や国債、先物取引に話題のFXなど、投資には様々な商品がある。しかし、個人国債を除けば、相場の下落で元本割れのリスクも生じる。だが、絶対に10万円以下にならない、「ローリスク投資」がある。それは「10万円金貨」を購入することだ。1986年に発行された「昭和天皇陛下御在位六十年記念」の金貨の額面は10万円。もし「金」としての価値が下がっても、あくまで「10万円硬貨」なので、それ以上価値が下がることはない。つまり、記念硬貨といえども流通させることができるため、10万円までの買い物ができ、銀行で両替をすることもできる。また、現在の金相場は1グラムあたり5000円前後で推移しているので、20グラムの当記念硬貨は額面同様の価値がある。逆に、金の相場が上がって価値が上がれば、儲けることも可能なのだ。
ただし、この記念硬貨を現在10万円で入手すること、はまずできない。とはいえ、市場で比較的多く流通していることもあり、13万円前後で手に入れることはできる。元本割れの危険性はあるものの、3万円以上の損失を出すことはないので、相場の値上がりに期待して保有しておくのも、ひとつの投資となるのだ。