田舎に移住すればお得に暮らせる

著者:
投稿日:
更新日:
 都会の暮らしにへきえきし、田舎暮らしをしようと思い立つ人は多いが、実際に暮らし始めたものの、数年たって都会に戻る人も少なくない。田舎暮らしを満喫するにはコツが必要なのだ。

 まずは家賃や住宅の新築費用など、住まいに補助金を出してくれる自治体を選ぶこと。県外から定住者に月額5000円から1万円の補助金を支給する自治体は多い。たとえば島根県津和野町では、新築一戸建が毎月家賃3万円で借りられ、25年間住み続けたら敷地も家も無料で譲り受けられる。その他、一時金として引越費用を補助してくれる自治体もある。

 ただし、いくら家賃が安くても収入が無ければ生活できない。そのため、就業支援に積極的な地域を選ぶことも大切だ。自治体によっては就職先を斡旋してくれたり、特定の職業に就くと生活支援金を支給してくれるところもある。鹿児島県枕崎市では、農業に就いた人には月額7万円、事業として農業を始めた人には月額15万円も支給してくれる。

 そして田舎では、近所の人と仲良くすることも大切。仲良くなれば子どもを預かってもらえたり、食材を分けてもらえたりすることも期待できるのだ。

著者プロフィール
Sharetube