【2015年】世界都市ランキング40 東京は8年連続4位に
世界の都市の総合力を判定する民間のシンクタンクのランキングが公表され、東京は去年、海外からの旅行者数が過去最多を記録するなど改善が見られたものの、ロンドン、ニューヨーク、そしてパリに次いで、8年連続で4位に。
へ〜東京は4位なのか
経済のみだったら1位なんだろうけどな。
2015年 世界都市ランキング40 対象都市
ヨーロッパマドリッド、バルセロナ、ロンドン、パリ、ブリュッセル、アムステルダム、ジュネーブ、 フランクフルト、ベルリン、チューリッヒ、ミラノ、コペンハーゲン、ウィーン、ストックホルム、 イスタンブール、モスクワ
アフリカカイロ
アジアムンバイ、バンコク、クアラルンプール、シンガポール、香港、北京、上海、台北、ソウル、福岡、 大阪、東京
オセアニア
シドニー
北米バンクーバー、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、トロント、ワシントンD.C.、 ニューヨーク、ボストン
中南米メキシコシティ、サンパウロ
2015年 世界都市ランキングトップ10
「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index, GPCI)は、地球規模で展開される都市間競争下において、より魅力的でクリエイティブな人々や企業を世界中から惹きつける、いわば都市の“磁力”こそが「都市の総合力」であるとの観点に立ち、世界の主要都市の総合力を評価し、順位付けしたものである。世界を代表する主要40都市を選定し、都市の力を表す6分野(「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」)における70の指標に基づいて評価を行った。
出典:世界の都市総合力ランキング(GPCI) 森記念財団 都市戦略研究所 概要
ロンドンは2012年以降、総合ランキング1位を維持している。居住、環境以外は全て3位以内に入っており、総合力が非常に高い都市であるといえる。ロンドンは、2012年のオリンピックに向けた都市整備や文化イベントの開催等により、その都市総合力を大きく伸ばした。
森記念財団 都市戦略研究所 ニューヨークは2012年に総合ランキング1位の座をロンドンに明け渡して以降、4年連続で2位を維持している。研究・開発や文化・交流、経済はそれぞれ3位以内に入っているものの、居住や環境、交通・アクセスの評価が低い。
森記念財団 都市戦略研究所 パリは2008年から継続して総合ランキング3位を維持してきた。トップ4都市の中では経済は最も弱いが、居住、交通・アクセス、文化・交流、研究・開発はそれぞれ5位以内と、安定的な強さをみせている。
森記念財団 都市戦略研究所 東京は総合ランキングでは、最初のGPCIの発表(2008)以降、4位を維持している。アジア1位の座は堅持しているが、トップ3都市と比べると文化・交流や交通・アクセスが弱みとなっている。