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"偶然"だらけの連続殺人!最高のギャグホラー映画「タッカーとデイル」見どころ【ネタバレなし】

Author:
tolawotolawo
Posted date:
	
2012年に一般公開されたホラー・コメディ映画「タッカーとデイル 史上最強にツイてないヤツら」。タイトルからコメディ要素を沸々と感じますが、本作はまさに究極のホラー×コメディと言っても過言ではないでしょう。

"くだらないもの好き"におすすめの作品ですが、残虐描写が非常に多いので苦手な方は要注意(R-15指定)。

映画「タッカーとデイル 史上最強にツイてないヤツら」のあらすじ

タッカーとデイル、2人のおじさんは幼なじみの大親友。
ある日、長年の夢である別荘を手に入れた2人は早速休暇を満喫しようとしていた。

途中、キャンプに来ていた大学生グループと出会い、人見知りなデイルが声をかける。

ところが、緊張のせいか不審者だと思われてしまい
リーダー格の少年チャドに追い払われてしまう。

「自分の顔が怖いからだ」と落ち込むデイルを励ますタッカー。
自ら歩み寄ろうとするといつも失敗してしまうことがコンプレックスなのだ。

そんな夜、ボートを漕いでいると大学生グループのうち1人が池に落ちて気を失ってしまう。

タッカーとデイルは急いでボートに引き上げるが、
それを見たほかの大学生らは、なんと「彼女が殺される!」と殺人鬼扱いしはじめ…。

物語のキー:勘違いからはじまる殺し合い

中年男性2人が、気絶した少女をボートに乗せる…
たしかに、『森の中』『』『おじさん2人』と考えると「彼女に何かしようとしている」と思ってしまうのも無理はないかもしれません。

それでも"殺人鬼"はさすがに考えすぎだと思いますが、このとんでもない勘違いが自分たちを苦しめることになります。

友人がさらわれたと思ったほかの学生たちは、意を決しておじさん2人を襲撃しようと試みます。
もちろんタッカーとデイルはそんなことを知る由もありません。

(画像:思い込みの恐ろしさがよく分かるシーン)
そして偶然が偶然を生み、さらなる偶然を生んで学生らは次々と殺されていくのです。

この"偶然"が本作のテーマで、見どころでもあります。
ほとんど奇跡に近いような馬鹿馬鹿しい偶然ですが、残虐シーンでさえもぷぷっと笑ってしまうでしょう。

見どころ①デイルの不器用さと優しさ

不本意にも、学生らに不信感を与える原因になってしまったデイル。
しかし彼の心はたっぷりの優しさで溢れています。

そのことをじゅうぶんに理解している親友タッカーは、
デイルが落ち込むたびに肩を叩いて励まして勇気を与えます。

デイルの素晴らしい性格が発揮されるのは、女子大生を看病する一部始終。
はじめは失礼すぎるくらいデイルを警戒していた彼女も、次第におじさんの優しさに心の距離を詰めていくのです。

見どころ②ヘンに冷静なチャド

本作のキーマンとも言えるべき大学生グループの1人チャド。

基本的には全員「人死んでるのに…」という発言や行動を連発していますが、
なかでもチャドは終始気持ちの悪い冷静さを見せて周囲を驚かせます。

友人が殺されたことによる復讐…
というよりは、それを理由にして殺し合いを楽しんでいるようにも思えるほど。

ラストの大事な結末にも繋がる人物チャドに、ぜひ注目してみてください。
※本作続けて2回見ると、冒頭ですでに結末が明かされています(伏線かネタバレか微妙なライン)。

見どころ③ありえない偶然で起こる殺人

ホラー・コメディの名に恥じないシーンの数々は、普段本物のホラー映画ばかり観ている人でも楽しめるのではないでしょうか。

大学生が"殺人鬼"によって殺されていく悲劇の連発は、
「よくこんな偶然思いつくなあ」とある種の感動を覚えるほどです。

残虐描写はあくまで偽物であると割り切れるのなら、
ありえない偶然が殺人を犯す瞬間をコメディあるいはギャグ映画としてとても楽しめるでしょう。

いっぽうで、視点をひっくり返して大学生ら目線で見るととんでもない恐怖物語が体感できます。

とくにチェーンソーを持ったタッカーに追われるシーンは、ジェイソンやレザーフェイスなどの殺人鬼そのもの。

本作の視聴が2回目以上で、想像力が豊かな方はぜひ大学生版タッカーとデイルをイメージしてみましょう。

おすすめ度【★★★★☆】

★…本題までの前置きが短いので飽きない
★…偶然(殺人)パターンが多く、楽しめる
★…何気に恋愛模様も描かれていてほんわか
★…一応ハッピーエンド
☆…終盤の"真実"は必要か…?(星0.5)

総評は星4.5。

一部で批判的意見が多いのは、そもそもこういう手の作品を好まないからでしょう(憶測)。

人が死ぬことを笑い事にしている…なんて言ってしまうと映画の意味がなくなってしまいます。
それはそれ、これはこれ、ということで割り切って観るととても楽しめる作品です。
そして楽しむべきは、殺人鬼を仕留めようとしているときに密かに恋が発展していること。
残虐シーンの合間にこれを挟んでくれるので、ほんの少しほんわかした心を取り戻せます。

唯一のマイナスポイントは、終盤に明かされる真実の必要性。
その真実が分かったからと言って…というのが正直な個人的意見です。

しかし前述したとおり、2回目に観ると冒頭が若干おもしろくなります。
予定のない休日、イライラするほど暇なときに観たい映画1位ありえないけどおもしろいホラー映画です。

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著者プロフィール
tolawo

フリーランスライター活動中…。 まとめを含む記事の執筆、書き起こしなど。立派な実績はありませんので書きまくって腕磨きます。お仕事はTwitterから。