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百人一首の歌人まとめ 小野小町

サムネイル出典:09 小野小町

百人一首の歌人まとめ 小野小町

Author:
MATANMATAN
Posted date:
百人一首の歌人まとめ 小野小町

小野小町について

おののこまち

生没年不詳。

六歌仙・三十六歌仙の一人。女流歌人。
平安時代前期9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。

出典:小野小町 - Wikipedia

	
生没年不詳。平安前期の歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。絶世の美人とされ、数多くの伝説を残す。

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
平安時代の女流歌人で、世界三大美女の一人としても有名です。
歌の詞書は、「やむごとなき人のしのび給ふに」。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
伝説の美女で、六歌仙、三十六歌仙の一人。平安初期の女流歌人としてナンバーワンとされる人です。小野篁(おののたかむら)の孫であるとか諸説がありますが、正確な経歴は分かっていませ
 ん。この歌をタネにして「卒塔婆小町」や「通小町」など、「若い頃は絶世の美女と謳われたが、老いさらばえて落ちぶれた人生のはかなさ」を表現した謡曲や伝説が多数書かれています。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

土地の美人のことを「××小町」などと言うのも小町伝説の影響です。
小野小町(おののこまち・生没年不明) は平安時代のはじめ、文徳、清和天皇の頃の人で、女官として宮廷に仕えていたと伝えられています。

出典:百人一首/小野小町(おののこまち)

現代でも「小野小町」といえば美人の代名詞のように使われていますが、その美しさは着物を通して輝いていたと言われるほどで、小野小町には様々な伝説が伝えられているほか、謡曲や戯曲、歌舞伎などの題材にもなっています。

作品について

花の色は移りにけりないたづらに
わが身世にふるながめせし間に

上の句「花の色は」

はなのいろは
うつりにけりな
いたづらに
わがみよにふる
ながめせしまに

現代語訳

桜の花はむなしく色あせてしまった。長雨が降っていた間に。(私の容姿はむなしく衰えてしまった。日々の暮らしの中で、もの思いしていた間に。)

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
花の色は、すっかりあせてしまいました。むなしく長雨が降り、物思いにふけっている間に。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

	
いつの間にか、花の色もすっかり色あせてしまいました。降る長雨をぼんやりと眺めいるうちに。
 (わたしの美しさも、その花の色のように、こんなにも褪せてしまいました)

出典:百人一首/小野小町(おののこまち)

「いたづらに」の句が上の句にかかるとすれば、「いつの間にか、花の色も変わってしまった」ととらえることができますが、下の句にかかると解釈すれば、「空しく過ごしているうちに」というようにも取ることができます。このように、上の句と下の句を曖昧につなぐことで、歌全体にいっそうの趣が加えられています。

文法・語句解説

花の色は

六音で字余り。「花」は、桜。「花の色」は、女性の容色のたとえ。

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
「花」とだけ書かれている場合、古典では「桜」を意味します。「桜の花の色」という意味ですが、ここでは「女性の若さ・美しさ」も暗示しています。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

	
自身の生活や容姿が時とともに変わっていくことを情緒的に詠んだ歌です。
小野小町は在原業平(ありわらのなりひら)のことが好きでしたが、業平はそのことに気づきませんでした。この和歌はそのことを嘆いてつくった和歌だと言われていますが、花を喩えに、恋心を巧みに表現しています。

うつりにけりな

「うつり」は、ラ行四段の動詞「うつる」の連用形で、「衰える・色あせる」の意。「な」は、詠嘆の終助詞。

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
動詞「うつる」は花の色のことなので、「色あせる・衰える」というような意味です。「な」は感動の助動詞で、「色あせ衰えてしまったなあ」という意味になります。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

	

いたづらに

「むなしく・無駄に」の意。「ふる」にかかる。

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
「むだに」や「むなしく」という意味で形容動詞「いたづらなり」の連用形です。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

	

世にふる

「経る」と「降る」の掛詞。上を受けると「世に経る」となり、下に続くと「降るながめ」となる。「経る」は、「時間が経過する・暮らす」の意。

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
世渡りすることの世に”経る”と雨が”降る”をかけている。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
ここでの「世」は「世代」という意味と「男女の仲」という2重の意味が掛けてある掛詞です。さらに「ふる」も「降る(雨が降る)」と「経る(経過する)」が掛けてあり、「ずっと降り続く雨」と「年をとっていく私」の2重の意味が含まれています。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

	

ながめ

「長雨」と「眺め」の掛詞。「降る」を受けると「降る長雨」となり、「経る」を受けると「経る眺め」となる。

出典:小倉百人一首・小野小町 - 学ぶ・教える.COM

	
”長雨”と”眺め”をかけている。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
「眺め」は「物思い」という意味と「長雨」の掛詞で、「物思いにふけっている間に」と「長雨がしている間に」という2重の意味があります。

出典:【百人一首講座】花の色はうつりにけりないたづらに わが身世...

さらに「ながめせしまに → 我が身世にふる」と上に続く倒置法になっています。

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MATAN