大学除籍、ネカフェ生活…現代の社会問題・裏社会があらわになる映画「東京難民」見どころ【ネタバレなし】

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2014年、福澤徹三の小説を原作として映画化された【東京難民】。「半落ち」や「ツレがウツになりまして。」などで知られる佐々部清が監督を務めた人間ドラマです。

主演の中村蒼をはじめ、劇団EXILEメンバー青柳翔山本美月中尾明慶金子ノブアキなどが主要人物として出演しています。


さらに"ちょい役"の警官には福士誠治津田寛治という豪華な顔ぶれ。役を演じた大塚千弘が大胆なシーンを披露したことでも話題になりました。


底辺よりも怖い、底なし。落ちたら最後―

あまりにも残酷なキャッチコピーですが、ストーリーからは少しだけ希望を感じることができるでしょう。

映画「東京難民」のあらすじ

瑠衣の誘い文句に負けた修がたどり着いたのは、ホストクラブだった。

ホストらや瑠衣の口車に乗せられるまま酒を流し込む修。

そして数時間後、今の彼には到底払えない金額を請求され…。

物語のキー:社会の沼に引きずり込まれる修

見どころ①ホストの厳しい世界

見どころ②修が出会う人々

見どころ③変えるべき社会の仕組み

おすすめ度【★★★☆☆】

★…じゅうぶんすぎるくらいの裏社会の描写

★…たまに現れる"いい人"で息抜きできる

★…はじめから終わりまでリアルな社会問題

☆…ひたすら暗いのが嫌いな人は×(星0.5)

☆…あまりにも希望が少ないラスト