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百人一首の歌人まとめ 中納言行平

サムネイル出典:16 中納言行平

百人一首の歌人まとめ 中納言行平

Author:
MATANMATAN
Posted date:
百人一首の歌人まとめ 中納言行平

中納言行平について

ちゅうなごんゆきひら

818~893年。

平城天皇の皇子である阿保親王の子で、在原業平の兄。
平城天皇の孫。業平の兄。一門の子弟を教育するため、奨学院を設立。因幡守・太宰権帥・民部卿などを歴任。

出典:小倉百人一首・中納言行平(在原行平) - 学ぶ・教える.COM

在原行平 (ありわらのゆきひら) 818~893
在原行平(ありわらのゆきひら)として知られる、平安時代の歌人、公家で在原業平の兄です。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
平城(へいぜい)天皇の皇子・阿保(あぼ)親王の子で、業平の異母兄にあたります。文徳天皇の御代の850年ごろ、過失をおかして一時期須磨に流されたことがありました。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	
平安初期の貴族・在原行平(ありわらのゆきひら・弘仁9年~寛平5年 / 818~893年)のことで、阿保親王(平城天皇の皇子)の第二子で、在原業平の兄にあたります。

出典:百人一首/中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)

勅撰歌人として「古今和歌集」に優れた和歌を残し、業平と共に文学に優れた才能を示しました。

作品について

立ち別れいなばの山の峰に生ふる
まつとし聞かば今帰り来む

上の句「立ち別れ」

たちわかれ
いなばのやまの
みねにおふる
まつとしきかば
いまかへりこむ

現代語訳

あなたと別れて因幡へ赴任して行っても、稲葉山の峰に生えている松ではないが、待っていると聞いたならば、すぐに帰ってこよう。

出典:小倉百人一首・中納言行平(在原行平) - 学ぶ・教える.COM

	
貴方と別れ因幡の国へ行っても、稲羽山の峰に生える松のように貴方が待つと聞いたならすぐに帰ってきます。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

因幡守として遠方に赴任する際に見送りに来てくれた人へ贈った歌です。
お別れして、因幡の国へ行く私ですが、因幡の稲羽山の峰に生えている松の木のように、私の帰りを待つと聞いたなら、すぐに戻ってまいりましょう。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	
あなたと別れて(因幡の国へ)行くけれども、稲葉の山の峰に生えている松のように、あなたが待っていると聞いたなら、すぐにも都に帰ってまいりましょう。

出典:百人一首/中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)

三十八歳のとき因幡の国(鳥取県)の国司に任命されましたが、この和歌は、その時に別れを惜しんで恋人に贈った和歌だと言われています。

文法・語句解説

たち別れ

「たち」は接頭語。行平は855年に因幡(いなば)国(現在の鳥取県)の守となりました。その赴任のための別れを表しています。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	

いなば

「往なば」と「因幡(稲葉・稲羽)」の掛詞。「往なば」は、「動詞ナ変の未然形+接続助詞“ば”」で順接の仮定条件。「(仮に)行くとしても~」の意。

出典:小倉百人一首・中納言行平(在原行平) - 学ぶ・教える.COM

「いなばの山」は、「因幡の山」で、「稲葉(稲羽)山」の意。鳥取市東部にある。
”いなばの山の”:因幡(鳥取県)の稲葉山。または広く因幡の国の山とする説もある。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
因幡の国庁近くにある稲羽山のこと。「往なば(行ってしまったならの意味)」と掛詞になっています。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	
因幡の国(鳥取県)、或いは、因幡の国の稲葉山

出典:百人一首/中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)

	

生ふる

動詞「生ふ」の連体形。生える、という意味です。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	

まつとし聞かば

「まつ」は、「松」と「待つ」の掛詞。上を受けて「峰に生ふる松」、下に続いて「待つとし聞かば」となる。「し」は、強意の副助詞。「聞かば」は、「動詞四段の未然形+接続助詞“ば”」で順接の仮定条件。「(仮に)聞いたならば~」の意。

出典:小倉百人一首・中納言行平(在原行平) - 学ぶ・教える.COM

	
「松」と「待つ」を掛けている。「し」は意味を強める助詞。

出典:百人一首全首一覧と意味、解説。小倉百人一首人気和歌ランキ...

	
「まつ」は「松」と「待つ」の掛詞。「し」は強調の副助詞、「聞かば」は仮定を表します。全体では「待っていると聞いたならば」の意味となります。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	
「まつとし聞かば」の「まつ」は、「松」と「待つ」のふたつの意味をかけていて、自然の情景と出立する素直な心内を、機知のある表現で詠んでいます。

出典:百人一首/中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)

	

今帰り来む

「今」は、「ただちに・すぐに」の意。「む」は、意志の助動詞。「~よう」の意。

出典:小倉百人一首・中納言行平(在原行平) - 学ぶ・教える.COM

	
「今」は「すぐに」を意味しており、「む」は意志の助動詞。「すぐに帰ってくるよ」という意味です。

出典:【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしき...

	

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MATAN