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【人生論】自営業は、今の時代に「逆行」して生きるという選択しかないのだろうか?  #自己啓発 #セミナー

【人生論】自営業は、今の時代に「逆行」して生きるという選択しかないのだろうか? #自己啓発 #セミナー

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Update date:2018年05月28日
【人生論】自営業は、今の時代に「逆行」して生きるという選択しかないのだろうか?  #自己啓発 #セミナー
 会社では今、「時短」が叫ばれている。欧米なみの労働時間短縮が国際化時代の日本に不可欠だからであろう。働く人々にとっては減収になる恐れはあるが、過労死ワーカホリックの恐れを防ぐため、また高度成長期に失って来た「家族の団らん」を回復するためにも、時短はいいことなのだろう。 とまあ、公式的コメントとしてはこのようなものになるが、私自身の本音は、
 (あのう、自営業の人間って生きるためにますます長時間労働になって行くんですよ、ですから、ジタンジタンとあんまり言わないで下さい……) というところにある。
どういう事か?  ご紹介していこう。

独立人間の生き方とは?

つまり、町の商店が今後の社会に生き残ろうと思えば、コンビニエンスストアの24時間営業に負けぬために閉店時刻は夜の十一時、ぐらいにしなくてはならないだろう。品揃え、価格の安さに於いて中小商店は大型スーパーに敗北するのは火を見るより明らかであってみれば、大スーパーの閉店後の客足を導入する努力が必要で、そのためには夜の十二時まで商店街を開けて置くことが時代の潮流となる。

 このことは、実のところ、一切の自営業者にあてはまることであり、自営業者がサラリーマン並みに「一日八時間労働、土日休み」を採用したら、一部のベストセラー作家、有力会社の顧問の弁護士、公認会計士さん以外は忽ち生計が困難状況になる。なぜかというに、会社員は“会社の看板”という付加価値があるが、自営業者にはそれがない。端的に言って「自分が働かなくとも他のどなたかが稼いでくれる……」のがお勤め人。自分ひとりで生きるための糧を得る努力を積むよりないのが自営業なので、まあ一たん、この道へ入ったら月月火水木金金、古い唄で恐縮だが。

 〓海の男の艦隊勤務、月月火水木金金~

 となることは覚悟しなくてはならない。

 私はたまに始発電車に乗って自宅から事務所へ出勤するが、始発電車にはお寿司屋さん、料理屋さんらご主人たちがいっぱいいて、シートにもたれてグーグー眠っている。東京駅まで行き、築地魚市場へ行くのだろう。また、少し遅れて五時半頃、家を出て六時の駅へ着くと、そこで学校経営者のOさんに出会う。簿記教室を開くOさんは六時から夜の十時~十一時迄、働いて十年経ち、社業も成功させている。学校経営を社業というのはおかしいが、彼のところは株式会社なのだ。また七時早々の駅に立っていると自営の弁護士さんで旧知の方とよく出合う。

 「お早いですなあ!」
 「いや、なに仕事しないとメシの喰い上げですから」
 という会話をする。

 オフィスの駅には、もう十六年か十七年間もお世話になったからサラリーマンの知人も沢山いるけれど、サラリーマンの方々は九時~五時パターン、土曜日曜休み、という人間らしい状況に回帰しつつあり、午前五時六時七時台にその人たちに会うことはない。

 従って、時代が進むに連れて全くおかしなことに、「サラリーマンは週四〇時間労働」の理想へ進み、「自営業はセブン-イレブン型へ」となって行くことになる。これが現実だということは――自営の道へ進む人は長時間労働に耐えないと一人前の生活は難しくなると思わなくてはいけない。もっとも私のように朝の四時半出社-夜の十一時帰宅といっても、その中身は相談、執筆以外は公園散策やパチンコ店巡りをしている人もいて、実質労働時間はそう長くない者もいる。むろん、このタイプは低収入を覚悟して好き放題にやるよりないが……。

 ともあれ、自営の道へ進む人はセブン-イレブン型労働に耐える体力、気力も必要ということになる。

 ただ、人間は不思議なところがあり「好きな道に進めば、あまり疲れない」「自分の天職へ進めば体力もタフになる」「自分の価値観に合う世界へ進めば気分はいつも明るくなる」、といったことがある。それゆえに十代や二十代の病弱者であった私が、三十歳以降は全く“病気知らず”となって生きて来られた。自分の都合や病気によって北海道~九州からはるばる出掛けて来る方たちとの面談をキャンセルすることは出来ないから、それは一度もなかった。それゆえ、「好きな自営の道」へ進むなら、人は自然に長時間労働にも耐えられるようになることは事実なのである。

〔だからサラリーマン時代には病気勝ちであった人でも、好きな道に入って自営人生を始めれば結構、タフになるものである〕
 ということは知って置いてよいと思う。

 もちろん、私はただ単に「サラリーマンが嫌だから気楽な自由業に進みたい!」という方々には、心の中で(申し訳ない……)と思いつつ、絶対反対する。「あなたが次の道を見付けて下さいよ」という甘い発想の人では自営の厳しさに耐えられぬからで、次の人生では自分で探さなくてはならぬ。

そして気楽な自営業――というものは、もはや地上に少なくなっているということを口を酸っぱくして言うよりない。気楽というものはむろん精神的余裕ということだが、時間的余裕の方はサラリーマンに軍配が上がり、また安楽という経済的余裕の方もサラリーマンの方が上、なのは明らかである。

このあたりのこともよくよく考えて貰いたいのである。一生の岐路となる選択、なのだから。

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著者プロフィール
 Pride of the Japanese

現役キュレーターの中でトップのアクセス数を誇るSharetuber。世界を飛び回る国際ボディガード歴20年。護身術師範。悪質なクレーマーや反日左翼と戦う某公的コンサルティング団体顧問。喧嘩上等。「I'm proud of the fact I was born in Japan.」