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【バイト王】列伝! 神々しい「祇園祭」のボランティアアルバイト体験談!

【バイト王】列伝! 神々しい「祇園祭」のボランティアアルバイト体験談!

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【バイト王】列伝! 神々しい「祇園祭」のボランティアアルバイト体験談!
関西珍バイトと呼ぶには、ちょっとはばかられる神々しいアルバイトの話を少々...。
京都の7月といえば、なんと言っても「祇園祭」です。
「祇園祭」と聞くと、山や鉾が建てられる7月14日から宵山宵々山、そして7月17日の山鉾巡行までのことと思っている方もおられるかもしれませんが、実は、「祇園祭」は7月1日から31日までの1ヶ月間に及ぶロングランの祭りなのです。
今回はこの「祇園祭」での実体験に基づくアルバイト談を披露しましょう。

「祇園祭」のボランティアアルバイトとは?

そもそも「祇園祭」とは、京都八坂神社の祭礼で、7月1日からの1ヶ月で行なわれる神事や行事などの祭事の総称なのです。その期間の長さや規模の大きさから「日本最大の祭り」と呼ばれるのも頷ける気がします。

逆に、毎年数十万人の人が繰り出す、鉾や山に灯がともされる宵山宵々山、そして山鉾巡行ですが、実はこの日の夜に八坂神社から出てくる神楽の前座、つまりは露払いのようなものなのです。

事実、この「祇園祭」は、神輿渡御など八坂神社が主催する行事と、山鉾巡行など山鉾町の行事の2本立てで成り立っており、神輿渡御を担う人々と山鉾巡行関係者の交流は伝統的にほとんどないそうです。

しかし、京都の人にとっては、7月17日の山鉾巡行が、一つの節目であることにはかわりなく、毎年、だいたいこの日までは梅雨空が続き、この巡行の終了をもって、本格的な京都の暑い夏が来ることを覚悟するのだそうです。

そして、この山鉾巡行が終わった7月17日の夕刻、八坂神社から3基の神輿が四条寺町御旅所に渡御する神幸祭が行われ、同24日には神社に戻る還幸祭が行なわれます。

いずれも八坂神社の氏子組織と三つの神輿会が担いますが、神輿1基当たりの重さは約2トンあり、それに要する舁き手は約500人にもなりますので、京都市内の他の神社関係者や大阪、京都の神輿愛好会など応援組が半数を占めているそうです。

そもそも、平安の昔に、都に疫病が流行り、その治癒を祈って祭りを興したのが始まりとなった「祇園祭」ですが、その最大の呼び物である山鉾巡行に登場する山鉾は、全部で32基あり、その曳き手や舁(か)き手と呼ばれる担い手の人数は、総勢850人を数えます。

ビルほどの高さを誇る巨大な山鉾には、まったく動力はついていませんので、すべて人間の力だけで曳くわけですが、その鉾曳きには伝統的に山鉾町に暮らす町衆によって支えられてきました。

しかし、都市部の空洞化や高齢化が進み、後継者不足に悩む現在では、学生アルバイトや一般のボランティア、新たに建築されたマンションの新住民、さらには外国人までが、重要な担い手となっています。

たとえば、大学生のアルバイトの場合、京都では古来より、大学ごとに担当する山鉾が決まっています。

しかし、さすがに日本最大の祭りのクライマックスだけあって、実際の曳き手の多くはボランティアなのだそうで、京都青年会議所などの京都の25ほどの青年団体が20基の山鉾の曳き手500人を動員します。

このボランティアは、18歳から40歳までの男性で、当日の巡行ばかりではなく、事前のオリエンテーションへの参加が義務付けられております。

このオリエンテーションは、アルバイトも同様ですが、あくまでも「祇園祭」を神事として受け止めることが出来るのが参加条件となりますので、八坂神社宮司や山鉾町住民から祇園祭の歴史信仰についてのレクチャーを受けた後、八坂神社に参拝する必要があります。

そうしたレクチャーを受けるうちに、自分も京都の町衆になれたかのような気分に浸れますので、バイトではなく、ボランティアとして参加してもいいかな?と思えてきます。

また、当然、神事への参加なので、長髪や茶髪、イヤリングやピアスなども厳禁ですし、女人禁制のルールも各所に生きています。

しかし、その一方で外国人ボランティアの参加も積極的に受け入れており、最近では、担ぎ手が全員外国人という鉾も出現しています。

ダイバーシティが合言葉の様な現代とはいえ、驚きですね!

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著者プロフィール
 Pride of the Japanese

現役キュレーターの中でトップのアクセス数を誇るSharetuber。世界を飛び回る国際ボディガード歴20年。護身術師範。悪質なクレーマーや反日左翼と戦う某公的コンサルティング団体顧問。喧嘩上等。「I'm proud of the fact I was born in Japan.」