
アウトドアの人気が高まり、キャンプ用品やファッションも注目を浴びています。キャンプ用品は趣味で楽しむだけでなく、防災グッズとしての役割も持ちます。 3.11以来、防災への関心は高まりを見せていますが、毎年のように大きな地震や災害が日本列島を襲っています。 災害時の備えとしてキャンプ用品を揃えておくことで、防災への意識も高まり、万が一の時にも安心です。
●ランタン/ヘッドライト
災害時の停電による暗闇は、危険と不安を増長します。灯りは必要不可欠なアイテムです。 キャンプでも大活躍するランタンですが、燃料の違いにより幾つかの種類があります。 乾電池式、専用ガス、ガソリン燃料式などが主な種類ですが、避難時は乾電池式のLEDライトがおすすめです。 キャンプ場などでアウトドアを楽しむのであれば、光量が大きく、点灯時間の長いガソリン式やガス式も重宝しますが、災害時には電池式が場所を選ばず使えるので便利です。 懐中電灯もあると便利ではありますが、災害時は両手が空くヘッドライト式の方が役に立ちます。
●テント
テントはプライベートスペースを作ることができるので、災害時の避難所でも活躍します。防水性の高いものを選べば、外でも設営できますし、危険な建物を避けて生活をすることができます。 最近は、ワンタッチで簡単に設営できるテントが多く販売されていますので、女性や子どもでも比較的たやすく組み立てることができます。
●寝袋
寝袋(シュラフ/スリーピングバッグ)は、キャンプや登山で使う寝具ですが、災害時にも体力の回復に役立つアイテムです。 季節や地域によっては、朝晩冷え込む時もありますし、固い床で寝るより遥かに快適に身体を休めることができます。 寝袋にも形状により幾つかの種類があります。一般的な袋状のタイプや布団のように広げて使えるタイプなどがありますので、用途や家族構成などを考慮して用意しておきましょう。
●クーラーボックス
クーラーボックスは飲み物や食材を保冷する容器ですが、災害時にはその他にもさまざまな用途に活躍します。 飲料水の運搬や保存にも不可欠ですので、少し値段が高くても丈夫なものを選ぶようにしましょう。
●エマージェンシーシート/サバイバルシート
エマージェンシーシートもしくはサバイバルシートと呼ばれる防風防寒用シート。 災害時や山での遭難時を想定して造られ、ポリエステル性のフィルムにアルミニウムをはり、緊急時の毛布や布団の代用品として、体温低下を防ぐ優れものです。 極薄素材なので折りたたんでいる状態では、嵩張らないのでいざという時の防災用品に入れておきましょう。
●BBQグリル/ガスバーナー
キャンプの醍醐味バーベキュー。バーベキューコンロには、炭、薪、ガスなどさまざまな様式があり、食材や環境によりアウトドアライフを演出します。 災害時には、比較的燃料に困らない一般的な炭や薪を使用するタイプが良いでしょう。 食材を煮炊きすることで、衛生面でも安心ですし、薪を使用すれば暖を取ることもできます。火の明かりは心を和ませてくれる効果もあります。
●ソーラーチャージャー
災害時の情報収集にラジオや携帯電話は欠かせません。災害時や電源のないところでも充電が可能なソーラーチャージャーは、ライフラインをつなぐものとも言えます。 消費電力の高い電化製品は、大型のバッテリーが必要になり、持ち運ぶには難がありますが、携帯電話、スマートフォン、ラジオやタブレットなどの充電なら、それほど大型のバッテリーは必要ありません。
●アウトドア用浄水器
災害時には水の確保が急務となります。断水や水道設備の不具合で水道が使えなかったり、使用できても濁り水が出てきたりと、緊急時のトラブルをよく耳にします。 アウトドア用に持ち運べる浄水器は、水道設備のない自然界で、安全な水を生成するために作られています。災害時の飲み水の確保に役立ちます。
●携帯簡易トイレ
災害による避難時にはトイレ事情は切実な悩みのひとつです。衛生面の問題もありますので、避難所のトイレだけでは足りないケースもあります。 携帯簡易トイレは、トイレのない登山時や介護のために開発されたもので、抗菌剤入り凝固剤で直ぐに固まり、モレや匂い、後片付けに安心な設計になっています。
●アウトドアブランドの防災キッド
アウトドア用品は、そもそも外で生活するための道具ですから、災害などによる避難時に、より快適に、時には命を守るために必要な道具が揃っています。 各アウトドアメーカーでも、災害キットを販売しているところも増えています。
モンベル | オンラインショップ | 災害への備え ~いざというとき...
http://webshop.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=2&id=59
モンベルだから提案できる「災害への備え」をご紹介します。
★モンベル
災害は忘れたころにやってくる!日頃の準備を!
災害時の備えとしてアウトドアグッズを揃えても、使い方がわからなければ、いざという時には困ります。 日頃から道具に慣れるためにも、キャンプに行ってアウトドアライフを経験してみましょう。 実際に体験することで、あると便利なものや、使い方、保管の仕方など身をもってわかってきます。 災害に巻き込まれないことが一番ですが、自然の猛威は人間の想像をあるかに超えるものです。万が一の時に備えてアウトドアライフの逞しさを身に付けておきましょう。

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