生まれる前に将来の体型は決まっていた?“倹約遺伝子”とは?医大生が解説!
生まれる前から体型は決まってた?
生まれる前から体型が決まってたなんて言われたら頑張ってダイエットをしてる人は、ショックを受けるかもしれません。しかし、最近“倹約遺伝子”というものがあるのでは無いかとされているのです。
その実態は?
この倹約遺伝子によって、生まれた後の環境を考えて体にどれくらいの栄養が必要かを生まれる前から決めているということが言えます。この倹約遺伝子がオンになると、生まれた後に食べ物があまり多くなくてもしっかりと生きていける体を生まれる前から作っているということです。
つまり…
人間には悲しいことにも、同じものを同じ量を毎日、同じ時間に食べたとしても、ある人は太るし、ある人は全く太らないという現象が起きるということです。実際のところ、人間の体型を決めるのは食生活やいろいろな要因が絡んでいますが、その一つにこの倹約遺伝子があると言っても過言では無いでしょう。
この遺伝子のオン、オフを決定するのは?
この遺伝子のオン、オフを決定するのは、妊娠時の母親の食事量に関係があると言われています。母親の食事量が多ければ、外の環境が貧しくは無いと感じ、倹約遺伝子はオフとなります。そのため、少しの食事で多くの栄養を摂取しようとはしないため、太りにくい体型となります。
逆に、母親の食事量が少なければ、外の環境が貧しいと感じ、倹約遺伝子がオンとなります。そのため、少しの食事で多くの栄養を摂取しようとするため、太りやすい体型となります。
たとえば…
最近インスタグラムなどで顔出しまでは無くとも、有名人の子供の世間への露出が多くなりました。有名人の子供の写真を気にしてみると、母親がモデルの子供は肥満体型の子供が多いということです。
これは、妊娠中でも母親が体型を維持しようとした結果、倹約遺伝子がオンになったと言えるでしょう。
さいごに
この記事で私が言いたいのは、自分の母親を恨めとか、自分の体型を変えることを諦めろということではありません。そもそも、体型が決まるのは上記でも述べた通り、さまざまな要因がいくつも重なり、決まっていくのです。そのため、この遺伝子がオンでもオフでも、体型は変えられます。
この遺伝子によってなのか、ダイエットは、人それぞれにペースがあります。そのため、周りの人の結果に左右されずにダイエットを行なって欲しいということです。
「こんな要因もあるんだー」程度に聞いていただければ幸いです。笑
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