オフ会は実は危険!ネットやSNSの落とし穴

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ネットは男女の出会いの場となってきている

リクルートブライダル総研(東京)の「恋愛観調査2014」によると、交際相手との出会いのきっかけが「SNS」「SNS以外のインターネット」は計9・7%。

出典:【年間キャンペーン つながるネット社会】(3)SNSのコミュニケーション|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞

今や、10人に1人がネットで恋愛相手を見つけているようです。

ネットは便利な反面、事件に巻き込まれることがある

ネットの出会いから最悪のケースになってしまった事件と言えば、三鷹ストーカー殺人事件ではないでしょうか。


二人の出会いはFacebookでした。

三鷹ストーカー殺人事件(みたかストーカーさつじんじけん)とは2013年10月に東京都三鷹市で発生した殺人事件で、当時18歳の女子高生が殺害された。本事件が誘引となり、リベンジポルノの関連法案が成立した。

出典:三鷹ストーカー殺人事件 - Wikipedia

	
SNS絡みではありませんが、ネットでの出会いから事件化したものは数多くあります。
和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件(わかやまであいけいサイトごうとうさっしょうじけん)は、2002年7月に起こった強盗殺人・強盗殺人未遂事件である。

出典:和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件 - Wikipedia

男女が出会い系で知り合ったことから、悲劇の始まりでした。
闇サイト殺人事件(やみサイトさつじんじけん)とは、2007年(平成19年)8月24日に愛知県名古屋市内で発生した強盗殺人事件。闇サイトが犯行グループ結成に利用されたことが注目された。愛知女性拉致殺害事件(あいちじょせいらちさつがいじけん)とも呼ばれる。

出典:闇サイト殺人事件 - Wikipedia

こちらは闇サイトで知り合った男たちが、酷い犯罪を犯した事件です。

性犯罪被害者が後を絶たない

警察庁のまとめでは、ネットを介して性犯罪などの被害に遭った18歳未満の子どもは、昨年1421人(前年比9・9%増)。統計を取り始めた2008年以降最多になっている。

出典:危険「出会い系」LINE…生徒に注意呼びかけ : 中高生新聞 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

	
これまでインターネットで性犯罪の主な温床となっていたのは、出会い系サイトだった。しかし、最近では無料通話アプリ「LINE(ライン)」を悪用したものに変わってきているという。

出典:危険「出会い系」LINE…生徒に注意呼びかけ : 中高生新聞 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ライン、フェイスブック、ツイッター、その他もろもろ、無数にあるSNSで、出会いやオフ会が繰り返されています。

良い出会いがあるのは間違いないですが、その裏に怖い出会いがあることもお忘れなく。

実は危ないオフ会 具体的なトラブル内容

性犯罪や宗教やマルチ商法への勧誘、暴力など危ないことが多いようです。

オフ会から性犯罪に繋がってしまった実話

(1/12)簡単に言うと、未成年であるAはオフ会で会ったBに酒を飲まされ、その後ラブホテルに連れ込まれわいせつな行為をされたと主張しています。
それに対しBはホテルに連れ込みAにわいせつな行為をしたことは認めていますが、酒を飲ませたことは否定し、合意の元であったと反論しています。

	

(2/12)あらましを説明します。
最初の問題は、BさんがAに対し、オフ会でラブホに遊びに行かないかとスカイプ上で誘ったことでした。

	

(3/12)いや、まあ、この時点でかなりおかしな状況であるとは思います。しかしAとBが所属する界隈(私もその界隈に所属しています)では、『オフ会やイベントの際に、友達同士でラブホを利用する』ということがTL上で平然と行われていました。(続

	

(4/12)……まあ、別に友人同士で利用しても法的には何も問題ないんですけれどね。
それを利用して、人を密室に誘い込み望まぬ性行為を行う人間もいる、ということは知っておく必要があると、思い知らされました。本当にその人が利用したのかどうかは定かじゃないですが。

	

(5/12)まあそういう訳で、友達とラブホに行くのと同じようなノリでAもは、Bの「何もしないから」「もう一人女の子も誘うから」「カラオケとか岩盤浴とか遊ぶものいっぱいあるから」という条件を承諾し、Cと共にオフ会をすることにしたそうです(続

	

(6/12)正直、Aの判断があまりにも甘すぎたことは否定できません(未成年で高校在学中の女性二人をラブホに誘うBもはっきり言って異常ではあると思いますが)。ですがこのことは、『友達同士でラブホを利用してもいい』という雰囲気を作った大人たちにも少なからず問題があると思います。私も。

	

(7/12)そしてオフ会の日、集まったA、B、Cはバーで夕食を摂ることになりました。
高校生二人を、バーに連れてく成人…ってところでもうツッコミどころ満載ですが、法律で禁止されていることではないので今回はスルーで。
その時Aは、お酒を飲まされたと主張しています。

	

(8/12)そのバーは客がカウンターまで注文しに行き、客がそれを自分で席に運ぶタイプでした。その際注文しに行ったのはB、料理を運んできたのもB。二人はBの持ってきた『綺麗なソフトドリンク』を飲んだそうですが、自分のものに軽くアルコールが入っていたようにAは感じたそうです。

	

(9/12)それに対しBは「店員に年齢確認をされた、だから私がAにアルコールを飲ませれたはずがない」と私に言いましたが、同行したCは「確かに聞かれたが、店員はBが成人であることしか確認していない」と反論しています。
しかしAの飲んだ飲料が本当にアルコールだったのかはわかりません。

	

(10/12)それから三人はカラオケに行き、そこでCと別れ、その後Aはバーに連れられかなり強い酒を飲まされたと言います。ここはBの説明にはありませんでした。
ここから二人きりでの話なので、証明できる人がいません。

	

(11/12)その後酔ったAはラブホに連れ込まれ、本番はされなかったものの望まぬ性行為を働かされたとのことでした。Bはその後、「こんなことをするつもりじゃなかった」とAに謝ったそうです。

	

(12/12)その後LINEにて「会って謝りたい」「自分の作った、あなたの友達が出ている合同誌を渡すから」等としつこく誘われ、被害者が友人に相談したことで一応事態は収束し、数ヶ月が経って今に至ります。結局実際に未成年者への飲酒が行われたか、強姦が起こったかどうかは闇の中です。

	
女性の方は分かりにくいかもしれませんが、セックスだけが目的の男性というのは世の中にかなり多いです。


そして、ネットというのは、姿が見えない出会いですので、男女ともに妄想を生みやすい場所なので、それもトラブルの元となります。

妄想しやすい場所というだけではありません。

姿が見えない分、簡単に嘘がつける場所でもあるんです。


ネット界のパイオニア、ひろゆきさんが名言を残しています。

これは掲示板利用に限らず、ネットでの男女の出会いにも言えることだと思います。


妄想や嘘が氾濫するネットの出会いにおいて、「嘘を嘘と見抜ける人でないと、バーチャルの良い出会いには恵まれにくい」と言えるかもしれません。

それでもオフ会に参加されるあなたに注意点

オフ会の危険性を徹底調査!起こり得るその後のトラブル


・緊張をほぐす為などにお酒を飲みすぎないよう注意しましょう

・その場だけだからと個人情報は迂闊に漏らさないようにしましょう

・相手のイメージ、自分のイメージについては、現実的なビジョンを持ちましょう

・不満や悪口は伝わりやすいと心得ましょう

・強引に男女の仲にされないよう、話す相手を選びましょう

・金銭的な心配事は幹事に聞いたり、リクエストしましょう

出典:オフ会の危険性を徹底調査!起こり得るその後のトラブル


ネットの出会い→危険
リアルな出会い→安全

ということでは、ありません。


リアル(現実世界)だって、十分危険な出会いだらけです。


ただ、ネットとリアルの出会いの大きな違いは、2つあるように思います。


・男女ともに相手に妄想してしまうこと・嘘をつきやすいこと

この2点は十分すぎるほど気を付けるべきだと思います。


そして、ネットは危険な場であると同時に、良い出会いも多い場だと思います。


ネットが悪いわけでもSNSが悪いわけでもないと思うのです。


大事なのは、それを使う人間のリテラシー(活用能力)です。


ぜひ、リテラシーを身に着け、ネットやSNSを利用してみてはいかがでしょうか?

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