オメガ3で善玉コレステロールは増えるの?
善玉コレステロールは血液検査などでLDLコレステロール値と表記されているもので
青魚などに含まれているオメガ3を
適度に摂取することで増やすことができます。
また有酸素運動をしたり
ブドウ糖の摂取を減らすことでも増やすことができます。
LDLコレステロールは体内に存在するコレステロールの中でもサイズが小さなものなので
体内に吸収されるのが早いために血管を詰まらせることはありません。
これに対してHDLコレステロールはサイズが大きいために
血管壁に詰まってしまうので脳血管障害などの原因になるとされています。
HDLコレステロールの中で体に悪い影響を及ぼすものはごく一部のサイズのものとされているので
人間ドックなどの検査結果で数値が悪くても
実際に体に悪影響を及ぼしているとは限りません。
オメガ3は魚に多く含まれているのですが
ベジタリアンや魚が苦手な人は
亜麻仁オイルや緑黄色野菜、ナッツ類などからも摂取することができます。一番効率が良いのは青魚に含まれているDHAを摂取することなので
多くのオメガ3サプリメントは青魚の油から作られています。亜麻仁オイルやナッツ類に含まれているオメガ3は体内に吸収されてから
DHAに変換されなければならないので、吸収に時間がかかります。
それに比べて青魚の場合はDHAが直接摂取できるので短時間で体内に吸収されて脳内のエネルギーなどとして利用されます。
緑黄色野菜からオメガ3を摂取するのはあまり効率が良くないとされていますが
抗酸化ポリフェノールを同時に摂取することができるので
血管の老化を効果的に予防することができます。
オメガ3はたくさん摂取するだけではあまり意味がないとされていて肉や緑黄色野菜、果物などに含まれているオメガ6も十分に摂取しないと
健康効果が発揮できないとされています。
日本人の場合は1週間に1回から2回程度魚を食べているので
欧米型の食事を食べている人に比べると
オメガ3とオメガ6のバランスが良いとされているので
あまり神経質になって摂取する必要性はありません。
オメガ3をサプリメントから摂取する場合にはとり過ぎに注意をするのと同時に
毎日の食生活にも気をつけることが大切で不規則な生活や栄養不足の食事によって
不健康な体になっているときにオメガ3を摂取したとしてもあまり健康効果はありません。オメガ3はあくまでも他の油と比べると少ないので
多めに摂取したほうが良いということなので
摂りすぎてもあまり意味はありません。