ウインクでズームできる!?望遠コンタクトレンズ
約3倍の視力が得られる「望遠コンタクトレンズ」
近日、スイス連邦工科大学が開発中の「望遠コンタクトレンズ」の試作品を発表し大きな話題となっています。
望遠コンタクトレンズの試作品も発表されています。
いったいどんな仕組みなのでしょうか。
こちらがスイス連邦工科大学が発表した試作品です。
中央部は等倍で、周囲は2.8倍。まばたきをする度にどちらか一方にだけ光が通り、電子的に切り替える仕組みです。
実用化されたら、加齢により視力の低下を引き起こす
「加齢黄斑変性症」(AMD)の人に恩恵があると期待されています。現時点ではプロトタイプであるが
現代界で世界に2億8500万人いるという
様々な視覚障害者に恩恵をもたらすことが見込まれています。
特に効果が期待されるのが加齢黄斑変性の患者。
・加齢黄斑変性とは50歳以上の成人において主要な視覚疾患の原因で
網膜の細胞の損傷や死によって中心の視野が徐々に失われる進行性の症状です。
・主な症状
モノがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる・欠ける、視力が低下するなどの症状が出ます。
この患者向けにメガネタイプのものがあったが非常に目立つため着用するのに抵抗がある患者も多かったとのこと。
しかし、このコンタクトレンズなら
煩わしさも大きく軽減され外見も大きく変わることはないでしょう。
そういった点でも大きな注目を集めているのが
「望遠コンタクトレンズ」です。
海外掲示板の反応
●どの倍率か装着前に選択しなくてはいけないの? あるいは装着時にズームインする方法はある?自分はクールなサイボーグのように「ズーム! 高画質!」と命令したい。
↑レンズそのものが動かなくてはいけないだろうから、多分無理だろうな。
●スパイ・ミッションのときには眼帯をつけよう。
↑まばたきをするだけで切り替わるらしいぞ。
↑「右目がどうかしたの? なぜ私の胸元にウィンクしてるの?」
●なんて興味深いのだろう!
●まるでサイバーパンクの世界だ。
●小さなスマホでもムフフな動画を楽しめるんだ。
●これでようやく自分のプライベートなモノが見えるな。
↑まだ腹が邪魔だ。
●すでに月の表面は見える(半分だけど)。
●これを彼女に買ってやるぞ。後は彼女を作るだけだな。
●ソース(Telescopic contact lenses could magnify human eyesight)
3年前の記事だが、ところでオレのコンタクトレンズはどこに行った。
↑そんな自分は今でもメガネ。
↑現在は気体浸透性の材質にするよう研究中らしい。通常のコンタクトレンズのように酸素を目に通すことで、1日中快適に装着できるようにね。
↑あと50年くらいかかりそうだな。
Twitterの反応
現在開発中の約3倍の視力が得られる「望遠コンタクトレンズ」ってマサイ族の人が付けたら視力33.0とかになるのかな、科学と野生が生み出した化け物が出てくるのかな。pic.twitter.com/niP5lvoOl7
現段階では、プロトタイプは人間での使用実験が行われておらず着用可能時間もそう長いものではない。
実用化までにはまだハードルがあるようですが、今後の医学の進歩に期待が高まります。
近所のメガネ屋さんに「望遠コンタクトレンズ」が販売される日もそう遠くないかもしれませんね。