風呂好き日本で流行るサウナの数々
元は海外の風習だが、風呂好き民族である日本人にウケて広く普及したサウナの種類の紹介です。
サウナとは
サウナ風呂(サウナぶろ)、または略して単にサウナとは、フィンランド式の蒸し風呂。空気を高温にしたサウナ室に入って身体を温めて、汗をかく。室内に入る前や途中、上がる際に水風呂に入ったり、シャワーを浴びたりして身体を冷やすとともに(温冷交代浴)、汗や汚れを落とす。本場のフィンランドでは屋外に出て冷気に身を晒したり、自然の湖に入ったりすることもある。サウナ室内の設定温度は60度程度から100度程度まである。
蒸し風呂の文化は古来、日本を含む世界各地にあった。古代ローマ帝国のテピダリウム(微湿浴室)とラコニクム(発汗室)、オスマン帝国などイスラム教圏のハマム、ロシアのバーニア、メキシコのテメスカル、朝鮮半島の汗蒸などである。このうちサウナの発祥はフィンランドとされる。1000年以上の歴史があり、フィンランドの多くの家庭にサウナがあり、総数は約550万人の人口に対して約300万とする推計もある。
日本では1964年東京オリンピック後に普及した。マッサージ、熱した薬草や香油の薫りを浴びさせるアロマテラピー、塩サウナ、マッサージや美容サービスなどと組み合わせた施設もある。
大型ホテル・旅館の共同浴場、健康ランドやスーパー銭湯、カプセルホテル、スポーツクラブなどに多く設置されている。また、単独でサウナと称している施設もあり、それらの中には簡易な宿泊施設として利用できるものもある。北欧と違い男女混浴であることはない。
色々なサウナの種類
ドライサウナ(乾式サウナ)
一般的に「サウナ」と言えば このサウナ言葉の通り 乾燥しているサウナで 湿度は10%程度で 中はカラカラ
基本的に蒸気は使わないタイプ
温度は 80℃から100℃くらいまでの設定
温泉や銭湯によくあるサウナは、温度70~120℃/湿度10~30%ほどの「ドライサウナ(乾燥熱浴)」と呼ばれるもの。ドライサウナの入浴のみだと、発汗による爽快感を得られるくらいだが、ドライサウナ+水風呂を1セットに「温冷交代浴」をすると、「体の熱を放出しようと血管が太く広がる(温)/体の熱を逃さないよう血管が細くなる(冷)」を繰り返すことで血行が改善され、さまざまな効能があることが立証されているのだ。
ミスト(スチーム)サウナ
出典:一押しの温泉「ミストサウナ」 蒸気やお湯、湯気で温度を上げていきます。 室温は比較的低め。 ミストサウナで40度~50度程度なので、身体への負担が乾式サウナより低め。 体力が落ちている方、高温が苦手の方は湿式のほうがいいかも。
ミストサウナやスチームサウナがこの湿式サウナになります。
ソルティサウナ(塩サウナ)
全身に塩を塗って入るサウナ。サウナで汗をかくことで塗布した塩が溶ける。
その溶けた塩(塩水)でマッサージすることで、皮膚の消毒や美肌効果、毛穴洗浄などのスクラブ効果が期待できるそうです。
ロシア式サウナ(バーニャ)
バーニャ(ロシア語:Баня)とは、ロシアの蒸し風呂である。フィンランドのサウナと比べて室温は低いものになっている。また、バーニャには蒸気浴そのものを指すニュアンスもある。バーニャはロシアの伝統的な入浴施設である。公共浴場や私邸の敷地内に建てられるものなど様々である。 多くのバーニャには部屋が3つあり、スチームバスのある部屋、洗濯室、入口の部屋である。入口の部屋には衣服をかける釘や休息用のベンチがある。