ナチスを題材にしたおすすめ映画
ナチスを題材にしたおすすめ映画①
メジャーなものから少しだけマイナーなものまで。作者の独断と偏見によるナチス・ドイツ台頭の時代を題材にした映画です。
1945年4月20日。ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。
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追い詰められた状況で、人はどこまで人間でいられるのか、と考えさせられました。
イギリス政府とチェコスロバキアの亡命政府の指令を受け、二人の軍人ヨゼフ・ガブチーク(キリアン・マーフィー)とヤン・クビシュ(ジェイミー・ドーナン)がチェコに潜入。二人はチェコ国内でレジスタンスの協力を得てハイドリヒを狙撃する機会をうかがっていた。愛する女性との幸せな生活を夢に見て心が揺れ動きながらも、祖国のために、平和のためにハイドリヒと戦うことを誓う。しかしそれが壮絶な悲劇の始まりであった。
ガブチークとクビシュの恋愛や苦悩を描き、史実通りの結末を迎えます。
ナチス台頭の時代を知りたい方はこちらを見るところから始めるもの良いかもしれませんね。
ナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を捉えた350時間にも及ぶテープを、ハンナ・アーレントの著作「イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告」を踏まえて編集した幻の傑作。ユダヤ人追放のスペシャリストとして頭角を現したある男の、その実像をあぶり出す。
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おそらく『ハンナ・アーレント』を観ているかいないかで感想は変わると思います。
1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。サウルは、ハンガリー系のユダヤ人で、ゾンダーコマンドとして働いている。ゾンダーコマンドとは、ナチスが選抜した、同胞であるユダヤ人の死体処理に従事する特殊部隊のことである。彼らがそこで生き延びるためには、人間としての感情を押し殺すしか術が無い。ある日、サウルはガス室で生き残った息子とおぼしき少年を発見する。少年はサウルの目の前ですぐさま殺されてしまうが、サウルはなんとかラビ(ユダヤ教の聖職者)を捜し出し、ユダヤ教の教義にのっとって手厚く埋葬してやろうと収容所内を奔走する。そんな中、ゾンダーコマンド達の間には収容所脱走計画が秘密裏に進んでいた。
出典:サウルの息子(字幕版)
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ただPOV方式で撮られた映画なので私は少々酔いそうになりました。