出会ったらマジでヤバい動物に遭遇してしまったら・・・
危険な動物といえば、ライオンやトラなどの猛獣を思い浮かべるでしょうか。もちろんそれらの動物も危険なのですが、ライオンやトラは
日本では動物園などの飼育されている個体以外で見ることはありません。
しかし油断してはいけませんよ!日本にも危険な野生動物は存在し、
実際に襲われた事例も多く、中には死亡した例もあるのです。
もし、そんな危険な野生動物と出会ってしまったら、
私達はどうしたらいいのでしょうか。
改めまして、こんにちは!
今回は、日本にもいる、
出会ってしまったら全力で逃げたほうがいい
ヤバすぎる動物5選です。
それでは、見つからないように行ってみましょう!
野犬(のいぬ)
野犬は日本全国の山間部に数多く生息し、集団で行動する野生の犬です。人間に飼育された事のない野犬は、野良犬などとは違い、野生動物なので
普通に狩りを行い鳥類や小動物などを捕食します。
また、その鋭い牙と強靭な顎を武器に、時には家畜を襲う場合もあり、
危険な野生動物とされているのです。
さらに、人を襲ったという例も多く、噛まれると大怪我に至る場合や
狂犬病の恐怖にもさらされてしまうこともあります。
もちろん、出会わないのが一番良いのですが、もし出会ってしまった場合、
木に登るなどしなければ、相手は犬なので走りが早く、
人間ではそう簡単に逃げ切ることはできません。
そして、彼らは群れで人間などの獲物を囲み、
威嚇しながら徐々に追い込んで、一斉に襲いかかるのです。
もし、そのように逃げられなくなった場合は、
なにか食べ物があれば、それを投げて注意をそらしたすきに逃げる。
何も持っていなければ、噛みつかれる前に腕に衣類を巻き付けて防御する。
武器や護身用グッズを持っているなら使えるようにしておく。
そしていざ、戦いになったら、一撃必殺の勢いで急所の鼻先か、
前肢の付け根の裏側を攻撃することで相手の戦意を喪失させる。
というのが効果的だということです。
イノシシ
イノシシは山間部はもちろん、地域によっては畑や住宅地にまで現れる場合がある野獣です。
イノシシの武器といえば牙ですが、大きい場合、
その長さは15cmを超えるほどになり、その牙で、相手に大ダメージを与えるのです。
あのごつい身体で振り回し攻撃されては、たまったものではありませんね。
人間が襲われた場合、まず脚を攻撃され、猛タックルを喰らい転倒させられ
牙で身体をえぐられたり、巨体に潰され、大怪我をさせられる危険があります。
しかも、イノシシの場合は鼻先が強く、重さ70kgの岩さえも動かせるという、
石頭ならぬ、石鼻(いしっぱな)なのです。
その硬い鼻先で、猛突進され、実際に人間が大怪我をさせられた例は数多くあります。
もしイノシシと出会ってしまったら、どうしたらよいのでしょうか。
まずはイノシシに刺激を与えないことが重要となります。
興奮したイノシシは人間を敵とみなし、突撃してくることがあるからです。
十分に距離があるならば、ゆっくり後ずさりでその場を離れましょう。
ここでイノシシが、威嚇行動をしている場合は超危険です。
いざとなると、時速40kmで走り、
1mを跳び超えるというジャンプ力をイノシシは備えているのです。
もし、襲い掛かってくるという最悪の事態になった場合は、
当然、走っては逃げられません。
その場合、高い場所に登るのが有効ですが、他には障害物になるような物を利用し、
まずは突進をかわし、直接対決は避けましょう。
とても効果的な方法としては、ジャンプ傘を目の前で勢いよく広げる
という対処法があります。これは効果てき面でイノシシは驚いて逃げるのですが、
その緊急時に運良く傘を持っているかどうかが、運命の分かれ目といえますね。
アライグマ
アライグマは、外来種なのですが、日本全国に生息しているといわれる危険な動物です。
各地の飼育施設からの脱走や、アニメの最終回と同様に、
「動物は自然の中で暮らすのが一番良い」
などとカッコつけて言いつつも、
本当は成獣化して手に負えないので野放しにするという、
飼い主の身勝手な理由で、日本の自然界に放たれていったのです。
もちろんそれらのアライグマは野生化し、人里にも降りてきて、
野菜や果物などの農作物を食べたり、家畜を襲うなどの被害も出ています。
実際に北米ではアライグマによってペットの猫や犬が殺され、
食べられてしまう事は珍しくないというのです。
さらに厄介なのが、狂犬病などの病原菌を持っているというのも
危険である理由の一つです。
そのアライグマは見かけによらず気性が荒いため、
何も知らずに近づくと噛みついたり、
引っかいたりと、攻撃的です。
また、住宅地にも現れることもあり、その際に追い払うなど、
こちらから攻撃的な行動をすれば反撃してくることもあるのです。
日本でも2011年、兵庫県尼崎市で犬を散歩させていた住人が
次々とアライグマに襲われる事件が発生しています。
大型の個体ほど気性が荒いとされ、見た目の可愛さに騙され、
不用意に近づくのは危険極まりないので絶対にやめましょう。
カミツキガメ
カミツキガメといっても、カメというイメージから、のんびりしていてどこか可愛らしいという印象を持つかもしれません。
このカミツキガメは同じく危険と言われる、ワニガメと比べると、
どうしてもインパクトが弱いのですが、実際に気をつけなければいけないのは
カミツキガメのほうなのです。
その理由は、カミツキガメは気性が荒い上に、動きが俊敏なカメだからです。
陸上にいるときは特に警戒心が強く、目の前に近づいたものに
瞬時に咬みつこうとする習性があります。
しかも、首が意外に長く伸び、飛びついてくるので、
距離があるから大丈夫だというのは全く理由にならないのです。
棒を使っていたずらをした人に対しては、
棒ではなく手元に噛み付いてくるというのだから本当に恐ろしいカメです。
ちなみに陸上で警戒心が強いのは、
水中ほど自由に身動きが取れないためだと考えられています。
カミツキガメは水中では大きな水かきを使って素早く動けるので、
危険が迫った場合は自ら逃げるのですが、陸上では逃げ切れないと判断し、
身を守るために攻撃的になるのです。
普通に生活していればカミツキガメに咬みつかれる可能性はまずありませんが、
もし万が一出会ってしまった場合、絶対に触ろうとしたりいたずらはしてはいけません。
自分の指を失いたくなかったら・・・
ヒグマ
日本で最も出会いたくない猛獣がヒグマではないでしょうか。もし襲われたら運が良ければ大怪我、運が悪ければ殺されてしまう可能性もある
とても恐ろしい危険な動物です。
日本では北海道に生息し、山菜採りや渓流釣りの際に出会ってしまうこともあるのです。
また、畑の農作物を食い漁るなどの被害をもたらすこともあります。
現在は人里まで降り、人間を襲うということはほぼないと言われますが、
過去には死者を出した事件もあるので、絶対とは言いきれません。
もし出会ってしまったら、
まずは、死んだふり!
ではありません!
まずは、ヒグマを興奮させないように、静かに後ずさります。
絶対に背中を向けて走って逃げてはいけませんよ。
背を向けて走って逃げた場合、かなりの確率でヒグマは追いかけてきます。
ヒグマは時速50キロで走ることが可能なので、
人間の足ではヒグマから逃げられません。完全に自殺行為です。
なので、効果的とされるのは、クマがこちらに気づいていない場合は、
静かに後退し立ち去る
クマがこちらに気づいている場合は、目をそらさずこちらを認識させる目的で
声をかけながら後退。
それでも襲い掛かってきた場合、一般人は銃など持っていませんので、
丸腰ではヒグマ相手に勝ち目はありません。運を天に任せましょう・・・
しかし現在は、護身用の催涙スプレーでも猛獣用に開発された物もあるので、
ヒグマなど猛獣に出会う危険がある場所へ行く際には、そちらの携帯をおすすめします。
また、鈴やラジオで音を出しながら行動するといいと言われていますが、
常に音を出し続けるのは、こちらがヒグマの出す音に気づけない事もあるので、
定期的に大声を出す、爆竹を鳴らすなど遠くにも聞こえるような
大きな音量を出すことで、近づけさせないというのがいい。という意見もあります。
しかし、何をしようと、相手の庭にこちらが勝手に入り込んでいるという認識は
持っていたほうが良いかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。