「飛騨大鍾乳洞」で大自然が作った神秘的な世界を体験しよう!!

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岐阜県飛騨地方、高山市の東部に飛騨大鍾乳洞があります

ここは日本全国に約80ヶ所ある観光可能な鍾乳洞の中でも、最も標高の高いところにあります。

全長は約800mありますので、長すぎず短すぎず、ちょうど良いですよ。

それでは飛騨大鍾乳洞とその周辺の見どころを紹介します。

歴史

飛騨大鍾乳洞は、1965年に大橋外吉(おおはしそときち)が発見しました。

それから整備され、3年後の1668年から観光可能に。

以後、飛騨地方の重要な観光スポットの1つとして住民や観光客を魅了してきました。


鍾乳洞自体は、内部にウミユリやフズリナの化石が見つかったことから、約2億5千万年前は海底だったと考えられています。

サンゴなどが石灰岩となった後、地殻変動で日本アルプスが形成され、それから雨などで削られて鍾乳洞となりました。

今でも鍾乳洞内の鍾乳石はほんの僅かずつですが、成長しています。

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見どころ

鍾乳洞内の第一洞では、まず「龍宮の夜景」が見えます。コケの繁殖を防ぐために赤・青・緑のライトを当てているのですが、それが神秘的な空間を演出しています。ここの鍾乳石はねじり曲がりながら垂れ下がっていて、それも絶景ですよ。


次に見えるのは「夢の宮殿」と呼ばれる場所。ここでは天井からつららのように鍾乳石が垂れ下がっています。色は白みがかっており、自然が生み出した芸術に見とれるでしょう。

第三洞で有名なのは「月の世界」です。ここでは鍾乳石がまるでサンゴのように見えますよ。いびつな形が、宇宙を感じさせてくれるでしょう。ここから出口までは道もかなり細いので気をつけて歩きましょう。
岩魚たちの楽園」は、飛騨第鍾乳洞見学後の駐車場まで戻る道にある庭園です。池にはたくさんの岩魚(イワナ)が優雅に泳いでいますよ。掴んだりしないようにしてくださいね。


洞窟低温貯蔵酒蔵」は、駐車場に出る直前にあります。洞内の一年中低温である環境を利用して、日本酒・焼酎・ワインを長期的に貯蔵中。長らくこの環境下に置くと、お酒がまろやかになりますよ。もちろん購入することもできるので、お土産にいかがでしょう。

氷の渓谷」は冬季期間(1月ー3月)だけ観ることができます。厳冬である飛騨地方ならではの光景は、一生思い出に残るほど美しいといっても過言ではありません。2月に入るとライトアップされますので、撮影しやすいですよ。また毎年、写真コンテストが開催されているので、美しい写真が撮れたなら応募してみてはいかがでしょう。
お土産売り場では飛騨地方のお土産を売っています。郷土工芸品の「さるぼぼ」も売っていますよ。お食事処では、飛騨牛串や飛騨牛の肉まんが大人気。飛騨地方に来たからには食べておきたい一品ですね。また美濃地方で有名な五平餅(ごへいもち)も販売中です。

まとめ

飛騨大鍾乳洞と、その周りの施設や景色を紹介してきましたがいかがでしたか。大自然が織り成す芸術的な洞内を見学した後は、お酒の試飲やお食事などして思い出を作りましょう。「氷の渓谷」も見えればいいですね。これで飛騨大鍾乳洞の紹介を終わります。

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Sharetube