東京・青ヶ島村の神社やお寺
青ヶ島ってどんなところ?
東京都青ヶ島村は、小笠原諸島に位置する人口170人ほどの小さな島です。この島の特徴は、小規模のカルデラ。かつて主成層火山が発生していることもあり、現在も活火山として気象庁に指定されています。
最も近い島は八丈島ですが、距離で表すと約60キロ以上も離れています。交通網は、航路と空路があり、八丈島から船で片道3時間、ヘリコプターで片道20分で行くことができます。
映画『君の名』の舞台?
青ヶ島の写真を見ると、どこかで見たことのある写真だなと思われる方も多いかもしれません。そう2016年に公開された大ヒット映画『君の名』の御神体の舞台なのでは?と話題になった場所です。
しかし実際に原作者の新海誠がここを舞台にしたのかは公式では発表していないので、本当なのかはわかりませんが、ファンの間では青ヶ島が舞台なのでは?と声を上げる人も多く。外国人ファンの方も注目しているようです。
青ヶ島の神社とお寺
金比羅神社
写真を見ると、本当に何かが出てきてしまうような、少し怖いと感じる神社です。場所は、ヘリポートの近くの森にあります。青ヶ島の守り神とし、金比羅大権現を祀っています。これは天命の大噴火によって島が無人になってしまった時に、無事青ヶ島に帰島することができるようにといった想いが込められて祀られています。
渡海神社
本当に青ヶ島が、君の名の舞台と思ってしまうような場所に渡海神社はあります。まるでどこかに引き込まれてしまうような不思議な感じがします。
1人で行くには勇気が必要な神社です。
東台所神社
こちらの神社も少し変わった神社の感じがします。場所は、尾山の展望台から外輪山に向かっていくところにあります。
元々この神社は祟り神を祀る神社でした。失恋をして腹を立てた1人が島民7人を殺害、同時に自分も入水自殺をしたとして朝の助の霊を鎮めるために建立されたとしています。現在は、縁結びの神様として島民の信仰を集めています。
大里神社
こちらもどこか神秘の世界に引き込まれてしまいそうな神社です。この神社は東台所神社と同様に外輪山に鎮座している神社で、島の守り神としても有名です。
玉石殿が立ち並ぶ急崖があり、それを登ると写真のような社があります。