有名人も実践・瞑想ってどうやるの?そして、その効果はいかほどに

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瞑想ブーム?

●随分前から、世界的に瞑想をする人が増えているみたいですね。多くの著名人も取り入れていると言われる瞑想。


毎日あれこれ考えて忙しい頭を、少しの時間でもからっぽにして休ませたい、という理由で興味を持って実践してみたのですがなんだか難しい!そこで、種類や方法、効果などまとめてみました。

瞑想をしている著名人

ヒラリー・クリントン(米国国務長官)、ジルマ・ルセフ(ブラジル大統領)、ジョアキン・シサノ(モザンビーク元大統領)、フアン・マヌエル・サントス(コロンビア大統領)、ニック・グレッグ(英国の副首相) etc

出典:瞑想を実践している有名人・経営者・スポーツ選手をまとめてみた

「瞑想の学校」から引用。
クリント・イーストウッド ビートルズ 

須藤元気 長谷部誠

松下幸之助 ビル・ゲイツ

スティーブ・ジョブズ ヒラリー・クリントン

イチロー ビル・クリントン

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出典:瞑想のやり方を解説!呼吸の仕方や自宅で瞑想する方法を紹介 ...

「choi-pura」から引用です。

●業界、職業問わず多いですね!


その他にもアーティストや俳優では、レディ・ガガ、マドンナ、ミック・ジャガー、アンジェリーナ・ジョリー、キャメロン・ディアスなど。スポーツ選手ではマイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズなども瞑想をしているそうです。


ここに著名ではない人も合わせたら、瞑想人口はかなり多くなりそうです。どんな所がそこまで惹きつけるのだろう?

瞑想の種類はたくさん!

●マインドフルネス瞑想、超越瞑想、ヴィパッサナー瞑想、サマタ瞑想、慈悲の瞑想、誘導瞑想、フルフィルメント瞑想、ゾクチェン瞑想、トラタカ瞑想など…。


おそらくもっと種類はあるのではないかと思います。その中でも、今よく行われているのは「マインドフルネス瞑想」「サマタ瞑想」のようです。

自宅で簡単にできる方法紹介

マインドフルネス瞑想 脳疲労の軽減

集中力の向上

不安・ストレスの軽減

自己を客観的に見る

…など 基本的な瞑想とやり方は同じですが、大きな特徴は「今現在起こっている事に意識を向ける」という事です。瞑想というと「無心になろう」と思うかもしれません。

しかし、マインドフルネス瞑想では無心になる必要は無く「雑念」や「浮かんできた考え」を受け止める事が大切なのです。例えば「外から音が聞こえるな」と雑念が出ても「自分は今外からの音を気にしているな」と自分自身を客観視すれば成功です。

出典:瞑想のやり方を解説!呼吸の仕方や自宅で瞑想する方法を紹介 ...

	
サマタ瞑想 集中力の向上

不安・ストレスの軽減

想像力の向上

幸福感の向上

…など サマタ瞑想は自分の呼吸などに意識を置き、その他の雑念を排除することで瞑想状態に入ります。瞑想状態に入りやすく、上記したヴィパッサナー瞑想の準備としても行われるそうです。マインドフルネス瞑想やヴィパッサナー瞑想が、自分のことを客観視し今起きていることに気づく「観る瞑想」だとすれば、サマタ瞑想は気持ちを落ち着かせ、呼吸などの1点に集中するという「止の瞑想」と言えます。世界的にもかなりメジャーな瞑想方法です。

出典:瞑想のやり方を解説!呼吸の仕方や自宅で瞑想する方法を紹介 ...

マインドフルネス、サマタ瞑想は「choi-pura」から引用です。
そして、ヴィパッサナー瞑想は数ある瞑想法のなかでも、仏教系の瞑想法として知られています。もともとはヨガの呼吸法でしたが、ブッダが修行に取り入れた瞑想法として広まりました。

呼吸法を意識する点が特徴です。精神的な病に効果的だといわれている瞑想法で、正しい指導者の下で行うことで、さらによい効果が期待できます。主に座位で30~45分程度の時間をかけ、自分の呼吸をただひたすら見守る方法です。


座位での瞑想が終わったら、歩いて瞑想を行いましょう。15~30分かけて一歩ずつゆっくり歩くことで、さまざまな気付きを得られます。

出典:自分に合った瞑想とは?瞑想の種類と効果 – キーマインド

「KEY MIND」から引用しました。

●長くなりましたが、正しい方法を乗せるために引用です。あちこち調べると基本的にこの3種類が多く、方法もよく似ていました。

最近話題のマインドフルネスって?

ちなみに、瞑想とマインドフルネスは違うもの。瞑想は、心を落ち着かせ、体をリラックスさせるプロセスを指す。一方のマインドフルネスは、ストレスを排除し、心を静めることで、今この瞬間に集中すること。

出典:瞑想初心者なら知っておくべき5つのこと|Womens Health(ウ...

「Women"s Health」でマインドフルネスについて。

●瞑想、というと「マインドフルネス」という言葉がよくセットで出てきますが、ちょっとわかりにくいですよね。

米国心理学会(APA)とその次の引用、その他のサイトを見ると「今、この瞬間」に集中することのようです。


人はどうしても過去に捕らわれたり、未来を心配するので「今を生きる」ことが大事、と時々みかけますが、そこを目指しているのでしょうか。


しかし今度は「瞑想の目的」で調べてみると、自分の内面の向き合う、ともありました。「今、この瞬間の意識」が内面だとしたらマインドフルネスと似ていますが、マインドフルネスは雑念を払う瞑想ではないので、別の方法なのか、混乱してきました。そこで、効果についていってみます!

瞑想の効果は?

肺と心臓


瞑想によって、睡眠と消化機能をコントロールする副交感神経系の活動が促進される (戦うか逃げるかの状況での反応とは対照的)。反射的に肺が息を深く取り込みはじめ、心臓の鼓動がゆっくりになるので、血管がリラックス。実際のところ、定期的な瞑想は血圧を下げるので、心臓疾患のリスクも低下することになる。



リラックス


副腎がストレスホルモンであるコルチゾールの生成を取りやめる。瞑想によって脳への血流量が増えるので、不安の緩和が期待できる (血流量の増加は、記憶力の向上に役立つこともある)。


出典:瞑想が身体に与える影響って?|Womens Health(ウィメンズヘ...

「Women"s Health」の瞑想の身体への特集です。

●主に「体」にどんな影響があるか色々調べましたが、これにプラスして「免疫を上げる」の、3つを挙げるサイトが多いですね。

体が自然にする行動で、自分でコントロールできるのが呼吸です。


ゆっくりとした呼吸で、副交感神経が優位になり、さらにストレスホルモンと言われるコルチゾールを作り出すのを止めるので、ストレスも減ってリラックスできると言われているんですね。免疫システムについては、色々な説があるようです。

こんな状態になったら注意!

◾精神的症状

精神的に不安定になり泣き出す、笑い出す、深い絶望感を感じる、発狂する…など。

◾身体的症状

頭痛、めまい、耳鳴り、喘息、動悸、胸痛、冷え・のぼせ、汗、喉の

渇き…など。

◾幻覚・幻聴

過去生を旅する、憑依現象や霊的現象を体験する、天使や悪魔を見る、神からの声を聴く、光を見る…など。

出典:瞑想の危険性とは?瞑想が危険な理由と安全な方法を解説してみた

こちらも「瞑想の学校」。危険性についてです。

●瞑想では、このような危険な症状が出る事もあるようです。

急に精神的に不安定になるのは「禅病」、身体的な症状は「偏差」と言われるそう。今まで抑圧してきた感情やトラウマが、向き合うことで表面化するそうです。なので、メンタルに病気がある人は病院で相談することを勧めるサイトが多いです。この症状は科学的によくわからないようで、すぐ止めるか、専門家への相談が勧められています。


さらに、よく指摘されるのが幻覚、幻聴ですが「魔境」と言われています。スピリチュアルに傾倒している人に多く、瞑想に神秘現象を求めると、ここに落ちやすくなります。


実際は幻覚、幻聴なのに「神様と交信できた」など、ちょっと危険な方向に行くのは、多くのサイトで指摘されています。

ところでこんなデータも…

2017年10月4日にScience Advancesで発表された研究では、マインドフルネスの訓練は被験者のストレスに対する認識を減らすものの、ストレスホルモンと言われるコルチゾールのレベルを減少させないことが明らかになりました。

出典:マインドフルネスや瞑想は科学的根拠が著しく乏しい - GIGAZINE

●「GIGAZINE」で、著名な心理学者や認知科学者数名の科学者15名が、科学的な証拠を研究したとあります。

●こんな研究もされていたんですね。なんと、コルチゾール、実は減少してないとのデータも…。ただしこの記事によると瞑想、特にマインドフルネスは実際にストレスを減らすそうです。さらに前頭葉の働きを活発にするともあります。


調べていると実際に良い影響も多いですが、科学的な根拠が乏しいまま広まった状況のようです。なので、どうもわかりにくいのかなと感じました。

それでもやっぱり瞑想してみたい!

●それでもやっぱり、頭と体がすっきりリラックスできるなら瞑想してみたい!と思うかもしれませんよね。自分自身も、毎日の夜に1度、頭と心をリフレッシュさせたいといつも思っています。


いくつかの方法や目的、危険性など調べてみましたが、これ以外にもネットで「瞑想、方法」、で探すと本当にこれ瞑想?と思えるくらい気軽な感じの瞑想もあったりしますね。本格的に瞑想したいなら、しっかり教えて貰うのも良いです。アプリやYou tubeで、瞑想用の音楽などもたくさんあるので、その力を借りるのもよさそうです。


危ない、合わない、と感じたらその方法は止めて、目的ややりやすさなど、自分に合った瞑想を色々と気軽に試してみるといいのかな、と思いました。

著者プロフィール
Sharetube