勝てなかった北海道代表
みなさんの中にも高校野球が好きと言う人もいるのではないでしょうか?都道府県によって強い県となかなか勝てない県があります。
一昔前、北海道代表は甲子園大会で、弱小と言われてました。理由は雪の影響で満足に練習できないのと、甲子園の暑さには耐えられないと思われていまようです。
大会に出れば初戦敗退がほとんどでした。平成に入り夏の甲子園で北海高校がベスト8に進出、翌年旭川実業高校もベスト8に進出するなど、力を付けてきました。
そして。平成16年夏、駒大苫小牧高校が全国優勝をします。駒大の全国優勝までの道のりは簡単なものではありませんでした。前年夏、春夏通じて甲子園初勝利を目指して1回戦の倉敷工との試合に挑みました。7-0とリードする展開を繰り広げるも4回裏途中降雨でノーゲームとなりました。
再試合で負けてしまい、甲子園初勝利はなりませんでした。さぞ選手たちは悔しい思いをした事でしょう。ですが、2年生の多いチームの為悔しさを忘れないように練習を積んだ選手も多かったのです。
その成果もあり、良く平成16年夏も甲子園出場を果たします。迎えた初戦の2回戦で佐世保実業と対戦します。試合は点の取り合いとなりますが、最後は駒大苫小牧が7-3で甲子園初勝利を収めました。その後も苦しい試合を勝ちあがり全国制覇を達成します。
この全国制覇で、北海道の高校も甲子園で勝てるんだ、と言う事が証明されました。
これからもどんどん勝っていく事でしよう。