誰でも心の中では想っていても・・・口に出せない今日の常識とは<原発推進派は狂ってる!>

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<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)

水野:

高浜原発につきましてはね、

1号機2号機は40年の期限を延長して動かす方向で特別点検に入っていますよね。

原発を40年を超えて動かすということの危険性はどういう風に見てらっしゃいますか?


小出:

原子炉の寿命というのは原子炉圧力容器という鋼鉄製の容器が決めるのです。

で、皆さん「鉄という金属」と「ガラス」をちょっと今頭に描いて欲しいのですが、

「鉄」は常温ではトンカチで叩いてもバリッと割れたりしないですね。

「ガラス」は簡単に割れます。

「ガラス」の方は脆性という性質、もろいという性質を持っている。

そして「金属」の方はのびる延性という性質を持っている。

というふうに、普通はみなさん思っているし、そのように学者たちも言っているわけですけれども、

でも「鉄」も、温度をどんどんどんどん低くしていくと、ある温度以下では脆性になるのです。

ガラスのような性質になってしまうのです。


つまり脆性から延性に変わる温度というのが、ガラスと鉄では違っていて、

常温ではガラスは脆性だし、鉄は延性だという事になっているのですが、

原子炉が動いて、原子炉圧力容器という鋼鉄が被ばくをしていきますと、

脆性から延性に変わる温度がどんどんどんどん上がってくるのです。

例えば高浜の1号機というのは、すでに脆性から延性に変わる温度が95度になっているのです。

つまり常温、今の10度20度30度という温度の時は高浜の原子炉圧力容器はもうガラスなのです。

ですから何かあればもうバリッと割れてしまうという状態になっているわけです。


本当にそんなことが許されるかどうかということなのですけれども、

原子力を進めようとする人々は、

「原子炉を運転している時には原子炉の中の温度は200度300度になっているから、

ちゃんと延性だ」と。

「だから運転してもいいんだ」と、そういう考え方なのです。


しかし、何か事故があって原子炉を冷却しなければいけないということになると、

緊急炉心冷却水というのを入れるのですけれども、それは冷たい水なのです。

ですから事故になって冷たい水をいきなり入れた時に、

「95度以下ならガラスだ」という高浜1号機の原子炉圧力容器が、

本当にバリッと割れないという保証ができないのです。


ですから私はもう、40年も経った原子炉は、本当であればもう運転を停止して、

困難でありますけれどもこれからなんとか廃炉という作業を始めなければいけないと思うのですが、

電力会社の方はもうとにかく今あるものが動けば儲かるということで、

動かしたいということなのだと思います。

出典:原発推進派は狂ってる - みんな楽しくHappy♡がいい♪

	

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Sharetube