横浜駅異臭事件

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横浜駅異臭事件

横浜駅異臭事件(よこはまえきいしゅうじけん)は、1995年4月19日午後1時頃、神奈川県横浜市西区にあるJR横浜駅東西自由通路(現在の中央東西自由通路)の西口付近で異臭が発生し、近くにいた人や、横浜駅からJR線や私鉄を使った乗客等が体調の異常を訴えた事件。地下鉄サリン事件直後の事件であったため、オウム真理教との関連性も疑われたが、約3ヶ月後の7月6日に風俗店店員の男(当時29歳)が護身スプレーを撒いたと自供したため逮捕され、全く関係なかったことが判明する。


出典:Wikipedia

地下鉄サリン事件

地下鉄サリン事件(ちかてつサリンじけん)とは、1995年(平成7年)3月20日に、東京都の帝都高速度交通営団で、宗教団体のオウム真理教が起こした神経ガスのサリンを使用した同時多発テロ事件で、死者を含む多数の被害者を出した。警察庁による正式名称は地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件である。この事件は日本だけでなく、世界にも大きな衝撃を与えた。

発生規模

被害者数 548名,死亡者数  0名

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時系列

1995年4月19日(水)

12:58頃横浜駅地下通路中央付近で異臭発生

咳き込み,喉がいがらっぽいと多数の人が訴える

10人が救急車で病院へ搬送


13:00頃JR関内駅 大宮発大船行き電車到着

2人咳き込み 病院へ搬送


13:02JR石川町駅 電車内で気分が悪くなり病院へ運び込まれる


14:00横浜市対策本部を設置

東京都から連絡[救急救護班の対応,薬品備蓄の応援の必要があれば応援する]


18:00頃横浜市大浦舟病院救命救急センターでサンプリングした尿と血液及び港湾病院でサンプリングした衣類を衛生研究所へ搬送

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被害状況


乗客のほとんどがその場で倒れたり、近くの施設に逃げ込んだり、東急、相鉄、JR、横浜市営地下鉄、京急の各駅員に助けを求めたり、電車に乗り込んだりした後に体調が急変したりするなど、かなり広範囲に被害者が散らばってしまった。そのため、現在でも正確な被害状況が分からないという。なお、横浜市消防局では重軽症者500人以上と発表した。

出典:横浜駅異臭事件 - Wikipedia

	

各鉄道乗客の被害

JR根岸線関内駅で二人が救急車で病院に運ばれ、同じく石川町駅でも一人が病院に搬送された。京急線の京急蒲田駅でも乗客が異常を訴え、東京消防庁が近くの病院へ搬送した。

出典:横浜駅異臭事件 - Wikipedia

	

乗り入れ鉄道各社の対応

地下鉄サリン事件の直後であったこともあり、各鉄道事業者ではゴミ箱を撤去したり、係員を増やすと言ったような対応をとっていたが、不特定多数の乗客が往来する横浜駅では対応し切れなかった。

事件が発生した際、横浜駅に乗り入れる鉄道各社は対応に追われた。当時は東西自由通路が一本しか無く、事件対応で東口と西口が分断されたため、横浜駅は終日麻痺。鉄道の乗り換え連絡が特にJR・東急・京急と相鉄の間でスムーズに行かず、ダイヤまで乱れた。

出典:横浜駅異臭事件 - Wikipedia

	

二日後の模倣事件

事件から二日後の21日には、横浜駅西口東急東横線改札口近くでも異臭事件があり、30人あまりが病院に運ばれた。神奈川県警では相次ぐ横浜駅での異臭事件に危機感を抱き、しばらくの間警察官を増員させて警戒に当たらせた。

出典:横浜駅異臭事件 - Wikipedia

	

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