現役医師に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」がおかしすぎる
現役医師に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」がおかしすぎる
1:風邪薬で死にそうになった医師の話
2:痛風の薬で肝機能障害を起こして痛い目にあった医師の話
3:胃薬を飲んでも胃もたれは治らないと胃酸過多は治らないと語る医師の話
などの話を現役医師がしたことになっています。本当にこんな話を週刊現代の記者さんに話したんでしょうか? 常識的な医学知識を持っていたら普通ならありえない話なんで、医師の話を面白おかしく記者さんがアレンジしたんですよね!?
じゃないとこんな勉強不足の医師が日本で診療していることになってしまいます。なんで上記の3つの話はまともな医師ならありえないのか一つずつ説明していきます。
この記事に現役医師が自分では避けている薬を患者さんには処方している、との驚きの事実が記載されています。
これらの記事の内容が本当に医師が言ったならかなり怖いです。
出典:現役医師に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」がおかしすぎる 「PL顆粒の鼻水を抑える作用は『プロメタジン』であり、抗ヒスタミン薬なんで眠気が来て当たり前」 これを知らない医師は少なくとも見渡すかぎりいません。添付文書に副作用として起こる「眠気」は記載されています。さらに眠気を起こすことがあるので車の運転はさせないように十分に注意することまでご丁寧に書かれています。 出典:現役医師に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」がおかしすぎる この医師は2年ほど前から尿酸値が上昇していたのでベンズブロマロン(ユリノームの成分名)を飲みだして、肝機能の数字が劇的に悪化していた、とコメントしています。週刊現代の記事は2015年に書かれていますので、2000年に出されたイエローレターの情報を知らないワケがありません。 ひょっとしてこの医師は2000年時点で医師になっていないので、イエローレターを読んでいなかったのかもしれませんけど。でも、ユリノームの添付文書のトップに赤色で「警告」として劇症肝炎のこと明記されています。添付文書を読まないでいつも処方しているんでしょうか、この医師は? 先生、ひょっとして添付文書を読まないで薬飲んじゃったんですか? ありえないですよね、それに記事では「都内総合病院 内科医」と書かれています。処方するときに電子カルテ上に副作用に通常以上気をつける薬を記入すると「注意マーク」でますよね。 出典:(2/2) 現役医師に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」がおかしすぎる 「エソメプラゾール」は商品名としては「ネキシウム」ですが、適応症は「胃潰瘍・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎・Zollinger-Ellison症候群」などであり、「胃もたれ」に使ってはいけないことになっています。「胃もたれ」は「機能性ディスペプシア」という病名の症状として使われるのが医学では常識です。だって「胃もたれ」の症状は胃が重い、むかつきなどの胃の不快な症状全般に使われる言葉であり、胃酸過多の場合はどんな患者さんでも「胸焼け」とか「苦い水が上がってくる」と表現します。 胃もたれに対してプロトンポンプ阻害剤である「ネキシウム」を処方する医師なんているんでしょうか? 通常の診療を行っていたらありえない話ですよね。この医師はタミフルも飲みたくない、と述べています。確かにタミフルの副作用と考えられている「異常行動」(実際はインフルエンザに感染した症状と多くの医師は考えている)を考慮すれば、子供には処方を避ける傾向があります。でも医師であるから子供じゃないので、何を恐れて「飲みたくない」っておっしゃっているのか不思議です。 「医師たちは絶対にこんな言い方したんじゃなくて、記者さんが大げさにアレンジしたんですよね!!」 出典:(2/2) 現役医師に聞いた「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」がおかしすぎる お金もらって元ネタつぶしに書いた記事という感じかなぁ~ ネットの世界って完璧に情報戦争だね なにいっても自由だから、言った者勝ち~の世界か? ***************
これ、・・・どう見ても単なる反論記事だよね!