花も美しいオクラ!赤や白、丸い品種を育ててみたが...

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<目次>

1、オクラの基本情報

2、購入したオクラ3品種

3、オクラの育て方

4、オクラ(種)の栽培管理ポイント

5、オクラの栽培記録

6、オクラの料理

1、<オクラの基本情報>

オクラは日本では比較的新しい野菜。

オクラは、世界各地共通でオクラ「okra」と呼ばれている野菜です。

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オクラ(英語: okra、秋葵、学名: Abelmoschus esculentus)は、アオイ科トロロアオイ属 の植物、またはその食用果実である。英名 okra の語源は、ガーナで話されるトウィ語の nkrama から。その形状からLady"s finger(婦人の指)とも呼ばれる。

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アフリカが原産で、その後エジプトやインドに広がり、日本へは江戸末期に渡来し、昭和50年代になってようやく全国的に普及し始めました。 

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オクラはハイビスカスなどと同じ仲間のアオイ科で花も美しい。

野菜の花としては美しいことでも知られています。

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ハイビスカスやフヨウ、ムクゲといった花たちと同じアオイ科の植物なので、それらの花と似たような美しさを持ち、とてもきれいです。

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オクラの花は、中心が黒く、外側のクリーム色の花びらとの美しいコントラストを見せてくれます。種類によってはピンクっぽいものや黄色みが強いものもあります。

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出典:greensnap

			
1回しか咲かず、しかも午前中のうちにしぼんでしまいます。

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2、<購入したオクラ3品種>

「丸オクラ エメラルド(種)」

・稜角のない緑色の丸莢で、肉質は特にやわらかく食味がよい。

・15cm程度までとり遅れても、かたくなりにくい。

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「白スィートクィーン(苗)」

見た目も爽やかで涼しげな淡緑色をした丸莢オクラです。さっと茹でて料理の付け合わせや炒め物にしたり、やわらかさを活かして生のままサラダにしたりと、利用方法は様々。抜群の美味しさです!

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「赤レッドサン(苗)」

莢色が鮮やかな赤紫色の五角オクラ。

節間が極めて短く、多花性で分枝力旺盛なので収量が非常に多い。

小葉でスッキリとした草姿をしており、莢の曲がりやイボ果は少ない。

緑色のF1五角オクラと同等かそれ以上の収量性がある。

料理の彩りとして利用する場合は生で、普通の濃緑色オクラとして利用する場合は加熱する。

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莢色が鮮やかな赤紫のオクラ。ゆでると緑色になるので、採れたてをぜひ生のまま、鮮やかな色をお楽しみください。

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3、<オクラの育て方>

家庭菜園でも育てやすい夏野菜。

高温性野菜で暑さを好み、気温が高くなるとグングン育つので、数株あれば毎日収穫できます。

乾燥や多湿にも強く、病害虫も比較的少ないので、家庭菜園でも育てやすい夏野菜のひとつです。 

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オクラを植える場所と土作り。

オクラは連作するとネコブセンチュウが多くなって被害が大きくなるので、1年以上はオクラを育てていない場所を選んでください。 

また、オクラは酸性に傾いた土壌に弱いので、苗を植える前に苦土石灰を畑全体に多目に入れて良く耕してください。

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関東では5月の連休以降に植える。

オクラの発芽地温は25~30℃と高いので、充分に地温も上がる5月以降に種をまきます。

高温を好む南国生まれの野菜のため、植え付ける時期は、関東では5月の連休以降が最適。6月までには植え付けましょう。

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4、<オクラ(種)の栽培管理ポイント>
・種が硬いので、種をまく前日に水に浸す。

出典:lovegreen

			
・直まきは、遅霜の心配がなくなってから1ケ所4〜5粒まきして、1〜3本立ちにする。

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・着果節より下の葉1枚を残し、その下の葉は取り除く。

・追肥は、定植して1週間後、開花が始まったら2〜3週間ごとに。

・花が上の方にだけ咲く場合は、実を早取りして追肥する。

・1ケ所に元気のいい実を1〜2ケだけを残して他は取り除く。

・収穫した節の葉より下の葉を取り除いていく。

出典:greensnap

			

自分で育てたほうが断然おいしい!

暑さに強く、害虫や病気にも強いことから育てやすいオクラですが、スーパーなどで買うよりも自分で育てたほうが断然おいしいんです!

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5、<オクラの栽培記録>

苗から育てることと、種の直まき以外にポットまきにも挑戦!

オクラは今まで、根が直根なので直まきして間引き、1本立ちで育ててきたが、

今年は、ポットまきや2〜3本立ち、株間狭く30cm以下にして育ててみた。

白スィートクィーンとエメラルドは丸オクラ。五角形ではなく丸。10cmを超えても、柔らかく粘り気が強い品種。

・4月27日 苗を購入。

・5月5日 簡易温室で管理中。

・5月8日 エメラルドをポットまき。簡易温室管理。

・5月14日 早くも赤レッドサンは枯死。白スィートクィーンもヤバそうだが定植した。

※赤レッドサンにはまだ寒かったかも?

・5月15日 エメラルドの発芽。新規ポットまき。

・5月23日 発芽してきたポット苗を22日から簡易温室から軒下に移動して管理。

・5月26日 エメラルドのポット苗を露地に植付。

・5月30日 エメラルドを新規露地に直まき。

・6月1日 低温や雨が続き、すべてのオクラが危険な状態。

・6月4日 哀れなオクラたち。

※白スィートクィーンも枯死。オクラは低温や長雨に弱い!

・6月5日 エメラルドの最後の種をポットに蒔いた。ポットまきは軒下で育苗中。

・6月17日 露地に植えたエメラルドは、いくつかはなんとか生育中。

・6月18日 ポット苗を定植。気温が低いし、土はね予防にツバキの葉を敷いてみた。

・7月2日 みんな元気に育ち始めた。

・8月11日 やっと丸オクラのエメラルドを初収穫!追肥。

自分で撮影した写真
・8月28日 沢山花が咲き始め、収穫本番を迎えそう。

自分で撮影した写真
・9月19日 一日おきに収穫中。

・10月9日 まだまだ収穫出来そうだ。

自分で撮影した写真
・10月20日 陽が当たらなくなった場所のオクラを切って、生けてみた。

自分で撮影した写真

※オクラは、種を直まきして間引き、1本立ちで育てると成功しやすい!

・10月29日 もう実にはならない。全撤去。
6、<オクラの料理>

オクラは日本の代表的な夏野菜のひとつになった。

オクラは茹でてから使う料理も多く、夏場を中心に食卓で大活躍の野菜です。

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独特のネバネバとプチプチとした食感が特徴的なオクラで、様々な日本食でも使われています。 

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サラダや和え物など和洋様々な料理に。

オクラを刻んだときのネバネバはガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維、他にもビタミン、ミネラルも豊富です。βカロチンも含まれており、緑黄色野菜の仲間です。サラダや和え物など和洋様々な料理に使えます。

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<引用させていただいた主なサイト>