【第30弾】「意味が分かると怖い話」本当に怖すぎる話まとめ(解説付き)

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1.頼み

俺にはBという親友がいた。

そのBと1ヶ月くらい前から突然連絡が取れなくなったんだ。


電話をしてもメールをしても返事は返ってこない。

いったい何があったんだろう。


Bの嫁にも連絡をしてみたけど全くつながらないし、

Bの家まで行ってみたこともあるが、どうやら留守にしているようだった。


そろそろやばいと思い始めた俺は、警察に連絡しようかと考えていた。


そんな時、1通の手紙が届いた。Bからだった。

俺は焦って、手紙を開く。


よう。元気にしてるか?

ごめんな。連絡できなくて。

おれのことどうか許してほしい。

どうかしてるのは自分でもわかってる。

おちついたら、全てをはなすから

許して欲しい。

頭の悪いおれをどうか。

また馬鹿話でもしようよ。

楽しみにしているよ。

次お前に会うのはたぶん

もうすこしだけおっさんに

なったときに、なるかもしれないな。

とにかく俺はお前をしんじているよ。

どうかおれのたのみをきいてく


封筒には、手紙と一緒に鍵が入っていた。

俺はきづいた。すぐにBの家へむかった。


解説

手紙の文を1文字目の「よ」から右斜め下に向かって読むと

「よめのしたいをしよぶんしてくれ(嫁の死体を処分してくれ)」と読める。

Bは、嫁を殺害し家に放置し逃げている。

2.ひき逃げ

とある田舎のとある峠道に自動車事故多発地点があった。

そこで事故を起こす車は、決まって同じカーブでハンドルを切り損ねて、道の脇から崖下に転落していた。


そしていつも現場の道路には、急ハンドルを切ったようなタイヤの跡が付いていた。


そこでまた事故が起こった。

しかし今回はいつもと事故の内容が違っており、轢き逃げだった。

車が少女を跳ねてひき殺してしまったというものだった。


しばらくして轢き逃げ犯がつかまった。

取調室で犯人はこう言った。

「少女が道の脇から、突然とても楽しそうな表情で飛び出してきたんです。」

と。


解説

少女が事故を起こす為に、わざと飛び出していた。

今回は、急ブレーキが間に合わず少女が轢かれてしまった。

3.かくれんぼ

昔、公園で友達4人と僕とで、かくれんぼをした。


その公園はかなり広くて、隠れるには困らないけど、問題は鬼になった時だった。

ただでさえ広くて、探すのが大変なのに友達4人とも隠れ上手だから、

鬼には絶対なりたくなかった。


ジャンケンに勝ち、なんとか鬼を免れた僕は

ケンちゃんと一緒に公衆トイレの屋根の上に隠れた。

「みんなどこに隠れたのかな?」「さあ…みんな隠れるの上手いからなー。」

僕達は、身を潜めながら小さな声でしゃべった。


しばらく経った頃、ケンちゃんが

「トイレ行ってくる」と僕に小さな声で言ってきた。

見つかるからと止めたけど、我慢出来なかったのかケンちゃんは下に降りて行ってしまった。


その時「みーつけた」と声が聞こえた。


どうやらケンちゃんが

鬼に見つかってしまったらしい。


その日から鬼はケンちゃんの両親になった。


解説

「みーつけた」と言ったのは、鬼ではなく不審者(誘拐犯)だった。

その日から行方不明になったケンちゃんを、ケンちゃんの両親が探している。

4.彼の家

最近、彼の様子がおかしいの。

家にもいないことが多いし、

どうやら他の女を家に連れ込んでいるみたい。


部屋には、あからさまに女物がおいてある。

こないだなんて、知らない歯ブラシがたててあったの。

しかも、いつも置いてる私の歯ブラシがゴミ箱に捨てられてた。


本当なら、思い切り罵倒してやりたいところなんだけど

彼から嫌われたくないし…。

私が家にいる時には彼はなかなか帰ってこないし。


彼が連れ込んでいる女の名前は「まゆみ」っていう名前みたい。

彼は「まゆりん」とか呼んでるみたいなんだけど

そんなあだ名に照れて笑うその女の顔を見るたび、殺してやりたくなるくらい腹が立つの。


解説

「まゆみ」は、彼の彼女である。

「私」自身がストーカーであり、部屋へ侵入している。

また、おそらく盗撮もしくはのぞきをしている。

5.真夜中

真夜中。

わたしはなんとなく隣にいる妻の手を握っている。

冷たいな、などと思いながら細い指先を軽く揉んでいると、

突然妻がむくりと起き上がり、わたしにすがりつき泣きながらこう言った。


「あなた、助けて。オリオン座から電波が飛んできて私を殺そうとするの…。」


あまりのことに一瞬私は驚き言葉を失った。

しかし、即座に何が起こったか理解した。


狂ってしまったのである。社会生活を送るストレス、生活への不安。

そうしたもののせいで、精神を壊してしまったのだ。

この世にありえない幻覚を見ているのである。


泣きじゃくる妻をなだめながらも、わたしは自分でもびっくりするくらい冷静だった。

今必要なものは、治療だ。病院である。


これは異常事態であり、こういう状態を放置していいはずがない…。


翌朝、幸い休日だったので、仕事にいく必要はなかった。

わたしは妻を抱き上げて衣装を取替え、部屋の座椅子に座らせると、

電話で精神科の予約をとった。


解説

妻は死んでいる。

その妻が突然起き上がったので、自分の精神異常だと思っている話。

6.指

職場の同僚A、B、C、D、Eの5人が熱海の旅館に旅行へ行った。


その帰り際、旅館の仲居さんにシャッターを押してもらって集合写真を撮った。

しかし、その集合写真を見て5人は顔を真っ青にした。


それぞれの頭のあたりに、あるはずのない手が写り込んでいるのだ。


Aの頭からうっすらと白い手が生えており、指を1本立てていた。

Bの頭に生えている手は指を2本立てている。

同じくCは3本、Dは4本、Eは5本。


そんな写真にゾッとしていたのもつかの間


Aが突然亡くなった。そしてB、C…と、順番に亡くなっていった。


Dは写真に写った指の数を思い出した。


「次は自分だ…」


しかし、Dよりも先にEが死んだ。

自分の順番が順番がとばされたことでDは、少しだけ安堵した。


心に少し余裕が戻ったDは、忘年会の時に撮ったその他の写真を見直してみた。

すると問題の写真の右端に、旅館の仲居さん(シャッターを押してくれたのとは別の人)

の半身が見切れており、やはり頭から白い手が生えている。

しかし見切れているせいで、指が何本立っているか分からなかった。

Dは旅館に問い合わせたところ、Cの死とEの死の間に

その仲居さんは亡くなっていたらしい。


Dはいよいよ自分の順番が来たことを悟り、自殺した。


解説

仲居さんの頭に写っていた指は4本で、4番目を表していたが

Dの4本の指は、6番目を表していた。

1から順番に指を立てていくと、5から先は片手だと

指は立てるのではなく、おろしていくので

6を表す場合も、4本の指が立つことになる。

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Sharetube