「それはどこのブランドの…?」
先日ポートランドにもようやくオープンしたZARA。年末には、アメリカ最大級の無印良品も出来るとか。やっとこの地味なポートランドにも、時代の波が来つつあるのかしら。という話は、置いといて。ZARAを心待ちにしていたポートランダーで埋め尽くされた店内にて、3人の女性にそれぞれ突然声をかけられました。「その服、私好き! どこのブランド?」。その時に着ていたのは、昨年買った“I love Mr.Mittens”のニットカーディガン。(参照:ウール100%ベイマックスみたいな【もこもこニット】を新調!)
“I love Mr.Mittens”のニットカーディガン
3人のうち、2人は還暦以上かと思われる白髪のマダム。中でもひとりには、首にあるタグを見るべく、背中に手を入れられる始末。でも、悪い気分はしなかった。なぜならその方が、最高にオシャレなマダムだったから。
年齢問わず着れるエイジレス服を着たい。
常日ごろからそう思って服を買っている私としては、この時の経験は、とても自分の自信になるものでした。自分の年齢の倍の年数分ファッションを楽しんでいる方に、声をかけてもらったのが素直に嬉しくて。
年齢問わず着れる服=どんな年代からも好印象の服だと思いますが、かといって、背伸びしすぎたり、昔褒められた服を着続けるのは違うと思います。
年々変わりゆく自分の出で立ちと、自分のファッションの方向性について、たまーに照らし合わせないと、【年齢に見合わない印象】を与えてしまうこともあります。プチプラや、流行という言葉に左右されすぎたり、30代の人が、20代の女の子と同じモテファッションをし続けていたりすると…怖いことが起きますよね。
同じ人に囲まれて、一緒に年を重ねていく「職場」という環境は、ある意味怖いなぁと、会社から一歩外に出た今だからこそ思います。自分の服について客観視すること、全く違う環境の人、年代の人からアドバイスを貰うことの重要性を改めて思い知りました。
オシャレしてるつもりなのに、自分の目指す方向と少しズレていたら悲しいですものね笑
ということで、私が場違いな格好をして街を歩いていたら、遠慮なくお声かけください。(小声で)