<プーチンの爆撃が効いたのか・・・? ヒラリーがヤバいのか??>  いずれにしても最終兵器は少年兵と毒ガス 窮地に追い込まれたIS 8歳から16歳ごろまでの少年を自爆テロに投入

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シリア内戦の停戦が辛うじて続く中、イラクやシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)の自爆テロが止まらない。停戦で攻撃の矛先がISに一本化されることを阻止する狙いがあるようだが、自爆テロには少年兵が多く使われており、戦闘員不足を補う残虐非道な新戦術が浮き彫りになってきた。

12歳の少年、父親に抱擁、自爆に向かう

 ISが最近、ネットに流した数枚の写真がある。激戦の続くシリア北部のアレッポで1月に撮られた写真は、12歳にもなっていないような少年が父親に抱擁した後、爆発物を満載した車両に乗り込み、最後に父親の手に別れのキスをして自爆作戦に向かう模様を写したものだ。

 この写真で宣伝されたようにISは昨年から8歳から16歳ごろまでの少年を自爆テロに投入する新戦術にのめり込み始めている。一つは米主導の有志国連合の空爆で戦闘員が死亡し、その穴を埋めるため少年兵を使わざるを得なくなっているという事情もある。トルコが国境管理を厳しくしたため、外国人の戦闘員がシリアに潜入しずらくなっているからだ。


米ワシントン・ポスト紙が米軍関係機関の調査報告書として報じたところなどによると、少年兵を使った自爆テロはこの1年間で89件に上る。少年らはシリア人とイラク人が多いが、イエメンや英国、オーストラリア国籍の少年も含まれている。


 この89件のうち、爆弾満載の車で自爆したケースが36件、”敵に銃を発射しながら突っ込み、そして自爆ベルトを起動させる”カミカゼ”型のテロが18件ある。これら少年を使うのは単に戦闘員不足を補うためだけではない。ISは少年らを組織の狂信的な思想に洗脳し、そして過激な暴力に完璧に慣れさせるための広範な戦略の一環と位置づけている、という。

出典:最終兵器は少年兵と毒ガス 窮地に追い込まれたIS 8歳から16歳ごろまでの少年を自爆テロに投入 - 佐々木伸

	

善悪の基準を変える

 ISは、暴力や残虐性に免疫を作り、善悪の基準を変えよう、と少年らをさまざまな行為に加担させている。例えば、首を切断するなどの公開処刑の見学や、他の少年が自爆作戦に旅立つビデオ映像を視聴するのは一般的だ。


 少年が実際に処刑する姿も映像で流されている。あるビデオ映像によると、ISのハチマキをした4歳ほどの幼児がスパイとされる男3人が乗せられた爆弾車を遠隔操作で爆破。そして「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んで拳を突き上げる衝撃的なものだ。


 ISが少年兵を利用しているのは、少年らが単に減少する戦闘員の代用品ではなく、イスラム帝国「カリフの府」を再興する大儀のための重要な一員とみなしていることも大きい。今後ISがさらに追い込まれれば、自爆テロが増え、結果として少年兵がそうした作戦に投入されるケースも多くなるのは必至だ。

出典:最終兵器は少年兵と毒ガス 窮地に追い込まれたIS 8歳から16歳ごろまでの少年を自爆テロに投入 - 佐々木伸

	

マスタード・ガス

 この少年兵の自爆テロ作戦以上に最近、米国が懸念しているのがISの化学兵器の使用だ。ISはすでに昨年イラクとシリアで複数回にわたって化学兵器のマスタード・ガスを使ったことが分かっているが、そうでなくても戦況で劣勢にあるISがさらに追い詰められれば、同様の毒ガスを使うことが必至とみられているからだ。


 米メディアなどによると、イラクに新たに投入された米特殊作戦部隊「デルタ・フォース」は2月、スレイマン・アファリというISの化学兵器部門のトップの男をイラク北部で拘束した。アファリは旧サダム・フセイン政権時代、生物・化学兵器を専門に扱う軍需産業で働いていた技術者で、現在、北部のクルド自治区の首都アルビルで尋問を受けている。


 アファリはISがマスタード・ガスを粉末状にして砲弾に詰め込み、化学兵器を製造している実態などを供述しているもようだ。マスタード・ガスは皮膚や気道、目などにやけどのような症状を引き起こす毒ガス。すぐに死に至ることはないが、皮膚のびらんやおう吐など深刻な体調不良に陥る危険性がある。


 米CNNは9日、米軍がイラク北部モスル近郊にあるISの化学兵器施設を空爆したと報じた。この作戦はアファリからの情報に基づくものとされる。こうした兵器工場はイラクとシリアに複数あると見られており、すでに大量の化学兵器が前線に配備されている可能性もある。


 ISと戦っているイラク軍やクルド人武装勢力は防護服など化学兵器戦の備えはほとんどできておらず、米軍は毒ガスという新たな難題に頭を抱えている。

出典:最終兵器は少年兵と毒ガス 窮地に追い込まれたIS 8歳から16歳ごろまでの少年を自爆テロに投入 - 佐々木伸

	

サウジがシリアでISIS掃討か 馬鹿な米国はサウジの地上軍派遣に喜んでいるが、軍事同盟国が窮地に陥る事で世界大戦に発展している過去がある事を忘れてはならない。

	

アメリカは裏からISISを支援し盗んだ石油を横流し石油価格を下落させロシアを窮地に追い込もうとしたがロシアがISIS退治に出てきてアッという間にそのルートを破壊したしぶしぶ自国の石油輸出を再開した

	

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少年兵の話ですねw
日本では何故かアニメで取り上げられているw

	

IS崩壊後、彼ら少年兵の更生はどうなるんだろう。。→ 11-year-old ISIS suicide bomber kisses his father goodbye before blowing himself up

	




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Sharetube