オリジナルTシャツの作り方

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自分で描いたイラストや、思い出の写真を、オリジナルTシャツにしてみませんか?

実は、オリジナルTシャツは、自分でも簡単に作ることができちゃうものなんです。どんなふうに作るの?本格的なものに挑戦したい!Tシャツ以外のグッズは作れないの?いろいろと疑問が出てきますよね。

そこでこの記事では、オリジナルTシャツを自作する方法をご紹介していきます。

1)アイロンプリント

比較的簡単でお手軽なのが『アイロンプリント』を使った方法です。アイロンプリントでオリジナル作るために、まず以下の材料を準備しましょう。

・Tシャツ

・プリントしたいイラストや写真

・転写紙(アイロンプリントシート)

・印刷用プリンター

転写紙は家電量販店やホームセンター、手芸用品店、ネット通販などで購入できます。色々な種類が売られていると思いますので、Tシャツ用のものを購入すれば間違いありません。

Tシャツは好みにもよりますが、すでにプリントや刺繍が入ったものだと綺麗に転写されない可能性も高いので、できれば無地のものを選ぶのがポイントです。

Tシャツ作りは4つの手順で行います。

①デザインのプリント

用紙の裏表・上下をしっかり確認し、印刷モードを転写紙に設定するのを忘れないよう注意します。

②転写紙をカット

イラストや写真のギリギリをカットするとインクが滲むことがあるので、5mm程度の余白を残して丁寧にカットします。

③転写紙をアイロンで貼り付ける

印刷後、30分程度インクが渇くのを待ってから貼り付けます。固くて丈夫なテーブルなどに新聞紙や段ボールを敷いてアイロンを当てると成功しやすいです。アイロンを高温にして、しっかりプレスしましょう。

④はくり紙をはがす

熱が冷めるのを待ってからはがします。

印刷→カット→アイロン→はくり紙をはがす。とても簡単ですね。

2)シルクスクリーン

シルクスクリーンは、カッティングシートなどに穴を開け、その上からインクを落とすことで穴の部分にだけ色を付けられるという手法です。ステンシルのようなイメージですね。自分で描いた文字やイラストでオリジナルTシャツを作りたい時に使える技です。

材料としては以下のような物が必要になります。

・Tシャツ

・アクリル絵の具

・シルクスクリーン用ののり

・シルクスクリーンプリント用の木枠

・カッティングシート

・パレットや適当な容器

・スクイージーまたはお菓子用のスケッパーなどのヘラ

100均で揃うものも多く、難しそうに感じるかも知れませんが、意外とハードルは高くありません。

印刷したい部分をカットするので、基本的にあまり細かい柄には向いていません。もちろん時間をかけてじっくりやれば出来なくはないですが、最初は簡単なデザインから挑戦することをおすすめ します。

絵の具を混ぜれば好きな色が作れますし、グラデーションを作ることもできるので、版画やハンコ系の工作が好きな方ならハマること間違いなしです。

3)アクリル絵の具

アクリル絵の具でTシャツにイラストを描く場合、紙に書く時より濃いめに水で溶くようにします。絵の具が水っぽくなると布に滲み、描きにくくなってしまいます。絵の具がドロドロするくらい濃すぎても、乾いた後からひび割れや剥がれの原因になりますから、絵の具がダマになっていない、かつサラサラしていない程度の硬さが目安です。

それからTシャツそのものの選び方にもコツがあります。絵の具が乗りやすいように、Tシャツの素材もアクリルなどツルツルしたものより、麻や綿のように多少表面がデコボコしたものを選ぶのがポイントです。アクリル絵の具は、乾くと耐水性がアップします。イラストを描いた後は、2~3日程度、しっかり完全に乾かすようにしましょう。洗濯をしても色が落ちにくくなります。

さらにイラストを長持ちさせたいなら、布用の絵の具や絵の具に混ぜる布用接着剤を使うのもおすすめですよ。

4)まとめ・簡単に本格的なオリジナルTシャツを作るには?

ここまでご紹介してきたように、転写紙や絵の具を使えば、簡単にオリジナルTシャツを作ることができます。しかし、より簡単に、より本格的なオリジナルTシャツを作りたいなら、業者を使うのがおすすめです。特に、自分のデザインを商品にして販売しようと思っている場合、業者の利用は避けて通れないものでもあります。

業者を使うと聞くととても難しく感じるかも知れませんが、例えばPrintful。こちらのサービスでは、ネット上の無料デザイン作成ツールを使って、簡単にTシャツのデザインを作成することが出来るのです。しかも1点から注文が可能なので、在庫を抱える心配もなく気軽にお願いできます。

また、PrintfulではオリジナルTシャツだけでなく、パーカーやトートバッグ、トレーニングウェア、ベールボールキャップなど、非常に商品の種類が豊富です。Tシャツと同じ柄でバッグを作ったり、キャップとレギンス、Tシャツを組み合わせて運動の時に使えるようにするなど、色んな作り方ができるのが嬉しいですね。

他にもいろいろな業者がありますので、自分に合ったものを探してみれば、それほど難しいこともなく本格的なグッズを作成することが可能です。ぜひ挑戦してみてくださいね。

著者プロフィール
Sharetube