予想外の誤算・・・ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに
ノルウェー全土でいつまで待っても腐らない死体が大きな社会問題となっています。原因はプラスティックのラップ。
ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2013/10/post_13324.html
ノルウェー全土でいつまで待っても腐らない死体が大きな社会問題となっています。原因はプラスティックの...
ところが。
何万体という遺体をぐるぐる巻きにして埋葬してから、ノルウェー政府の葬儀全般を司るトップの役人が恐ろしい事実に気づいてしまったのです。ラップでくるんだ死体はいつになっても腐らない! 墓の一等地にいつまでもゴロゴロ転がってる! 後で死んだ人間が入るところがない!ということに。
ノルウェーは欧州でも小さな国です。国土は貴重な資源。ラップ巻き埋葬第1号から20約70年でラップ巻き埋葬の墓は全土35万個にも及び、墓は狭くなるばかり*なのですが、政治家は墓場拡張には断固反対です。
どうしよう。心配で死ねない!
そこで腰を上げ解決に乗り出したのが、元墓場勤務のKjell Larsen Ostbyeさん。むかし化学の授業で習ったおぼろげな知識を手がかりに考案したのが、この解決策です。
そう。墓をブスブスと上から串刺しにしてラップに穴を明け、そこに石灰ベースの液をガンガン注入してやればみるみる腐敗が加速し1年も経たないうちに風化してあの世にいってくれるんじゃーあるまいか、というんですね。なんという斬新な策!
実際やってみたらこれが見事的中でして、Ostbyeさんはこれまでにノルウェー全国数カ所の都市で延べ1万7000個以上の墓に串を指しあの世に送ってきたというのですから、もはや国民的英雄です。因みに墓1個につき所要10分で串は抜きます。費用は6万5000円。もちろん遺族には事前に許可をいただかないといけませんけど、断る遺族は数える程度。「ちょっとそれは…」という抵抗感は誰もが示すらしいのですが、結局はお願いしますってことになるようです。
先立ったおじいちゃんの墓参りによく来る77歳の妻Berit Skrauvsetさんはウォールストリート・ジャーナルにこう語っています。
これはいいことよ。未来の子どもたちのためにもなるしね。あのラップはやっぱり失敗だった。みんな誰しも自然に還りたい、そう願うものじゃない? それにあの下に入ってしまったら(刺されても)何も感じないだろうし。そう思わなきゃね。
気分が悪くなってしまった方もいるかもしれませんけど、まあ、ここまでフレッシュで長持ちさせられるなんてラップメーカーさんにとっては究極の宣伝かもしれませんね。
古代エジプト人「そのプラスチックのラップは、どこに行ったら買えますか」:ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに : ギズモード・ジャパン http://www.gizmodo.jp/2013/10/post_13324.html … @gizmodojapanさんから
ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに : http://www.gizmodo.jp/2013/10/post_13324.html … 普通にしょっぱなの写真でビビった
プラスチックのラップって…あれかなぁ、海外の空港でムキムキのおっさんがスーツケースにぐるんぐるん巻いてるやつ
紫外線が当たらなければプラスチックは強固な半永久環境遮断材料で、その中では生物活動が阻害されるという貴重なデータと思う "@Dominique_Domon:.... “ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに : ギズモード・ジャパン” http://htn.to/ivr643 "
プラスチックのラップで巻いて埋葬してたら腐らなくて墓が足りなくなり……そこで上から串刺しにして石灰を流し込む方法を考案し……すごい話。/ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに http://bit.ly/1hUrey8
ノルウェーの墓が腐らない遺体だらけに : ギズモード・ジャパン http://www.gizmodo.jp/2013/10/post_13324.html … @gizmodojapanさんから 「プラスチックのラップで巻いて埋葬すれば腐敗もせず衛生的に安心だよねー」→「腐らない……墓が足りない」 ("A`)ナニソレー