サラダ油(菜種油)が健康に害を及ぼす危険性

著者:
投稿日:
更新日:

健康的なイメージの強いサラダ油。(菜種油、キャノーラ油)

なにせ名前が「サラダ」ですからね。

多くの方が、ヘルシーなイメージを持っていると思います。

しかし、このサラダ油が体にとって危険なものだという説があるのです。

そもそも、サラダ油って何?

サラダ油(サラダゆ、サラダあぶら)、サラダ・オイル (salad oil) は、精製された植物油の一種。

主流であるキャノーラ油を指してサラダ油と称される事が多い。

出典:サラダ油 - Wikipedia

	

具体的に、どう危険なのか?

自分の家で作るとサラダ油はできない。サラダ油というのは「大量に工場で作られること」がその要件だからだ。そこでメーカーは(悪気はなく)安くて衛生的な油を使う。そこでもともと食べることができなかった菜種油を加工してサラダ油にする。それがキャノーラ油である。

出典:健康を知る002 植物油の安全性-1 : 武田邦彦 (中部大学)

	
サラダ油に含まれるリノール酸は加熱すると神経毒(ヒドロキシノネナール)に変わり、神経細胞を死なせて脳の海馬を委縮させることがわかっているそうです。つまり、サラダ油を使って調理することで、もの忘れやアルツハイマー病、うつ病を引き起こす可能性があるということ。


さらに、リノール酸を 長期間多量に摂ると、脳梗塞、心筋梗塞、がん、アレルギー体質などを引き起こすというデータも数多く発表されていると、山嶋氏は述べています。


政府や自治体のホームページでも、「(植物油からの)リノール酸の摂り過ぎは生活習慣病を引き起こす」と注意を促しています。リノール酸は体に必要な成分ですが、普段から野菜を食べていれば不足することはありません。リスクの高い油から摂る必要はないとしています。

出典:サラダ油が…危険!? 「がんや認知症」原因に…脳科学専門医が警鐘 - 美レンジャー

	
ヒドロキシノネナールは細胞内で低濃度存在する時には細胞を活性化させたり、発達を促したり、抗酸化作用があります。ところが、高濃度になると毒性を示し、DNAの損傷を引き起こしてアポトーシス(細胞の自殺)や壊死を起こします。また、質問者さんのご指摘の通り、ヒドロキシノネナールが神経疾患、動脈硬化、がんなどを引き起こす可能性があることも報告されています。ヒドロキシノネナールはサラダ油の精製過程で発生しますが、家庭で揚げ油として何度も使用したりする場合にも発生します。

出典:サラダ油を買ってはいけない。細胞が自殺や壊死を起こす危険物質とは - まぐまぐニュース!

	
ヘルシーなイメージのあるサラダ油やキャノーラ油など身近にある精製植物油には、健康を害する次のような特徴があります。


(1)植物油で過剰摂取したリノール酸は、体内で炎症物質となり、アレルギーや糖尿病、がんなどを発症させる。

(2)植物油を加工してつくるマーガリンやファストスプレッドなどは、各国で規制されている脂肪酸&limit=20">トランス脂肪酸を含有している。

(3)トランス脂肪酸軽減のため加工食品で消費量が増加しているパーム油は、大腸がんや糖尿病などの発症のリスクが高い。

(4)サラダ油などを高温処理する製造過程で発生する神経毒のヒドロキシノネナールは、うつ病や認知症の原因になる。

出典:サラダ油は本当に危険!がんや糖尿病も 「油漬け」で子どもの糖尿病や脂質異常症増加!

	
	

どの油を避けて、どの油を摂ればよいのか?

サラダ油とは精製された植物油の総称で、菜種、綿実、大豆、ごま、サフラワー(紅花)、ひまわり、とうもろこし、米(米ぬか)、落花生の9種類を指します。


山嶋氏は、これらの中で使うべきは、こめ油とごま油だけといいます。山嶋氏がこめ油とごま油を勧める理由は、他の油と比べてリノール酸の含有量が比較的少ないから。他のサラダ油には問題のリノール酸が多く含まれていたり、製造工程に懸念材料があるそう。


リノール酸は加熱することによって酸化されると毒素を作りやすい性質がありますが、こめ油にはγオリザノール、ごま油にはセサミンといった抗酸化成分が含まれているため、毒素の生成を抑えることができるのだそうです。


とはいえ、こめ油もごま油もリノール酸の含有量が30%以上あるので、毒素の発生を防ぐために、こめ油はヘキサンなどの石油系溶剤を使わずに抽出された高温処理が最小限(スチームリファイニング)のものを選ぶべきと山嶋氏は言います。ごま油は、焙煎していない生しぼりがベストだそうです。

出典:サラダ油が…危険!? 「がんや認知症」原因に…脳科学専門医が警鐘 - 美レンジャー

	
今のところ、やや安全な植物油は、


1) ごま油


2) 米油で値段の高いもの


3) えごま油


4) 亜麻仁油


で、若干議論は残っていますが、オリーブ油も安全側に分類されています。


ただ、植物油と動物油の量的な関係もあり、動物油(ブタや牛の脂、魚の脂)などをある程度とっていれば植物油の危険性も緩和されるという知見もあり、なかなか難しいところです。


少なくとも現在の日本の食生活では、「動物油は健康に良く、植物油は危険」ということになります。でも、お菓子から調理食品まで「植物油を使っている」という表示が多く、なかなか植物油、マーガリンなどを避けて、バターやラードを中心とすることも難しいのですが、食事に関係する人はよく理解しておくことが大切です。

出典:健康を知る(12) サラダ油が認知症の原因?! : 武田邦彦 (中部大学)

	

その他、油を使う上で気を付ける点

高熱で油を加熱しない。

油を高熱で温めると酸化が急速に進むので、できれば加熱自体せず調理が終わったあとにかけるなどの調理法を行う。


トランス脂肪酸の含まれた油は徹底的に避ける。


油はできれば一ヶ月長くても二ヶ月以内のもののみ使い、それ以降は破棄する。

どんな油であれ、油である以上、空気に触れると必ず酸化する。

できれば小さめのボトルを購入し、早めに破棄をしよう。

出典:身の回りに潜む、「危険な油」知っていますか?

	

油を変えると、体も変わる

筆者もかつてはひどい花粉症で苦しみました。10代半ばで始まったスギ花粉アレルギーで三十数年も苦しみました。止まらないクシャミ、鼻水、涙目に加え、頭の中がボーとして集中力がなくなり勉強も仕事もできません。薬が効かない日もあり、強いストレスだけが溜まる毎年の憂鬱な季節です。

 

そんなひどい花粉症も、油を替えた食生活で治ってしまいました。我が家では10年前に娘のアトピー治療のために植物油を替えました。サラダ油をやめ、アマニ油やえごま油のみにしました。市販のマヨネーズも買わなくなりました。すると、同じ食事をしていた筆者の花粉症も治ってしまいました。

出典:花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険!

	
断油食をしばらく続けると、はじめにつらかった痒みが軽減し、3週間後には目で確認できるほど皮膚炎が劇的に改善しました。アトピーが再発して1年以上泣く思いをしていたのに、たった3週間でここまできれいになったのですから、その変化に家族全員が驚きました。

出典:植物油を断つ食生活をした結果 アトピーなど皮膚炎が劇的に改善 - ライブドアニュース

	

テレビは絶対に伝えないサラダ油の害

実は、リノール酸を主成分とする植物油や加工食品のメーカーは新聞、テレビなどの大スポンサーです。マスコミ各社は、読者や視聴者の健康よりスポンサーの利益を守り、我が身の利益を優先しているのです。

 リノール酸の過剰摂取の害は、花粉症やアトピーのアレルギーだけではなく、糖尿病、高脂血症、がん、心筋梗塞、脳梗塞、うつ、認知症など広範囲に及ぶ病気を引き起こすことが報告されています。それらを報道しないマスコミの責任は大きく、それによる国民医療費のムダも莫大です。国の規制も必要でしょう。

出典:花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険!

	
テレビは視聴率が高ければ良いとか、サラダ油メーカーからコマーシャルをとりたいということで、サラダ油などを良いように言いますし、NHKのように「サラサラさらだ」というようにイメージ作戦をとっているところもあります。


でも、自分や家族の健康を宣伝費などの問題で損ないたくないと思います。

出典:健康を知る(12) サラダ油が認知症の原因?! : 武田邦彦 (中部大学)

中部大学総合工学研究所特任教授である、武田邦彦先生のご意見です。
	

最後に

菜種油(キャノーラ油)や、サラダ油は、人体にとって危険が高いようです。

驚くべきことに、動物油の方が体に良い可能性が高いとのこと。

ただ、これらのことはメディアのスポンサーの関係上、一般的に語られることは少ないようです。

どうしても植物油を摂りたい方は、 ごま油、米油で値段の高いもの、えごま油、亜麻仁油、オリーブオイルを選んでおくと間違いなさそうですね。














著者プロフィール
Sharetube