あなたは大丈夫?第2の脳を磨いて奇麗になろう!!!
腸に関する豆知識
1. 脳の監視がなくても機能できる唯一の臓器腸は権威に抗するレジスタンスのように、脳からの信号を待つことなく消化という重要な機能を果たすことができる。こうした芸当は、他の臓器はもちろん、あの力強い心臓でさえできないことだ。
2. 1億個もの脳細胞が存在する腸が自分で判断できるのも驚くにはあたらない。食道から肛門まで続く9mの腸には、無数の脳細胞が存在するのだから。このニューロンの数は脊髄や末梢神経系よりも多いのだ。
3. 腸は独自の神経系を持つ腸の神経系は、消化や排泄を司る絶対者として君臨しており、それ自体であらゆる機能を遂行する。科学者の中には、ここを中枢神経系の一部とみなす者や、その本体であるとみなす者もいる。”実行”刺激がくると、脳からの司令なく腸にキューを出すよう進化したようにも見える。これは無力な新生児の脳を考えると特に妥当に思えてくる。
5. 胃腸障害は腸の”精神疾患”とも言えるかもしれない抗鬱剤として身体の調子を整える素晴らしい気分物質セロトニンだが、およそ95パーセントが腸の中で見ることができる。ということは、食事や薬、抗生物質が人の気分をめちゃくちゃにしてもちっとも不思議ではないということだ。
6. 健康な腸は骨を守るセロトニンと腸の関係を調べた研究から、腸と骨との意外な関係までが浮き彫りにされた。マウスを使った実験で、腸からのセロトニン放出を抑制すると、骨粗しょう症の骨密度低下が抑えられたのだ。この発見は、骨粗しょう症の新薬研究につながった。
8.腸に宿る免疫細胞が病気から守ってくれる腸には脳細胞があるだけでなく、70パーセントという大量の免疫細胞も宿している。これは腸関連リンパ組織といい、外部からの侵入者を撃退するうえで大きな役割を果たす。
腸関連リンパ組織と腸内細菌叢(腸内には数兆もの細菌が生きており、まるで微生物の宇宙かのようだ)は、病気に打ち勝つために懸命になって働いてくれる。だからこそ、悪い細菌と一緒に有益な細菌まで殺してしまう抗生物質の使用には細心の注意が必要なのだ。
9. 脳と同じく麻薬中毒になる腸内には、脳のものと同じ麻薬受容体がある。したがって、脳と同じく簡単に麻薬依存症になってしまううえ、その悪癖を絶つときにも大きな困難が伴う。
始めましょう!!あなたのお腹「腸トレ」!!!
1・植物性乳酸菌をとろう
出典:生きて腸まで届く〜植物性乳酸菌は強い|乳酸菌|病院・薬・サプリメントの情報満載! healthクリック
乳酸菌なら何でもよいのか?というと、そうはいかない。乳酸菌ならではのプロバイオティクス効果(腸内細菌のバランスを改善し、体の防御機能を高めること)を十分に得るには、乳酸菌が生きて腸まで届くことが必須条件。
動物性乳酸菌にも生きて腸まで届く乳酸菌があるが、植物性乳酸菌もまた、胃酸のなかでも生き抜き、腸の奥まで生きたまま届くことができる。しかも、酸やアルカリにも強く、動物性乳酸菌よりも、より過酷な環境でも生息できるものがほとんどだ。
乳酸菌が腸に届くと、腸内に住みつく"善玉菌"であるビフィズス菌を増やして、大腸菌などの悪玉菌をやっつけてくれる。腸内で善玉菌が優勢になると、腸の機能は高まり、消化吸収が促進され、結果的に便秘や下痢などを防ぐのである。
日本人には植物性乳酸菌がオススメ?日本人の腸は、欧米人よりも長いことをご存知だろうか?それは、日本人が消化に時間のかかる繊維質の多い食物を食べてきたため。もちろん、発酵食品においても漬け物など植物性のものを好んで食べてきた。つまり、乳酸菌についても、植物性の乳酸菌を摂取してきたことになる。植物性乳酸菌は苛酷な環境でも生き抜くことのできる強い菌。昔から日本人は自らの体にあった乳酸菌をうまく摂り入れ、腸内環境を守ってきたのではないだろうか。
最近では、和食を食べる機会が少なくなっている人も多いかもしれないが、ぜひ、この機会に食卓を見直してみよう!植物性乳酸菌と動物性乳酸菌を上手に組み合わせれば、食卓もよりバラエティ豊かに、栄養面でのバランスもよくなるので、より一層の健康維持に役立つはず。
2.エサとなるオリゴ糖、グルコン酸などをとろう
出典:善玉菌を増やす3つのポイントで、腸内リセット! オリゴ糖とグルコン酸の両方を含んでいる「はちみつ」や、グルコン酸をたっぷり含んだお酢からつくる「ポン酢」などが代表食材です。
オリゴ糖、グルコン酸など善玉菌のエサになる食品をとるのも効果的。エサが増えれば善玉菌が増殖していきます。 健康 ニュース ダイエット、運動、健康のことならFYTTE