それでも市販や通販のサプリメントを飲みますか?知っておきましょう『サプリメントの正体』
あなたの飲むサプリは大丈夫?
有効成分(栄養素)は1%未満、あとの99%は添加物。その成分量は普通に食事をすれば摂れる程度のものである。栄養素の原料として中国人の人毛が使われている。飲み続けるとアレルギーを発症する可能性がある。価格に見合った効果が得られない。「◯◯伝来の秘薬」には科学的根拠(エビデンス)が希薄なものが多数。『サプリメントの正体』(田村忠司:東洋経済新報社)より
詳しくは読んでいただきたいのですが、それでも我慢できずにビデオで田村社長が話をされている中から抜粋させていただきましたので一部お伝えします。(ただし、動画『飲むほどに健康から遠ざかるサプリメントの正体』は『限定公開』でしたので、ここでは掲載しませんでした。)サプリメントの認可基準は緩いそうです。(はっきりいって成分表示の嘘の表示は当たり前?)
誰かが気づいてクレームを言わない限り誰も調査しないのが現実だそうです。
よほど何かの実害(例えば中毒など)がでないと行政は動かないのです。
東京都が毎年試買調査していますが、ネット上で買ったのはほとんど問題有りだったとか。
(インターネット通信販売で購入した製品では80品目中70品目が該当したそうです。まともだったのは一品目だけ。本書によれば「80品目中78品目に不適正な表示広告が見られた」そうです。また「健康食品売り場などで購入した製品では45品目中29品目」に不適正な表示広告が見られたそうです。)
これを知ったらもう飲めない?
毎日飲んでいるあなたのサプリは何からできてますか?
製造過程についてもうしますと、添加物を入れまくる。乳糖アレルギーの人が日本人には多いのですが、乳糖で固めたサプリメントであることを知らずに飲んでアレルギーをひき起こしているケースや、せっかく飲んでも吸収されないサプリメントもあります。吸収されるという事は胃袋の中で溶けていなければ吸収されません。ところが待てど暮らせど解けないものがたくさんあったと。これでは吸収されません。
それに加えて、入っているべき「栄養素が記載通り入っているのは珍しいぐらいで、多くが記載の値以下だった」そうです。
追い討ちをかけてすみません。工場にある原料自体が倉庫の中で古くなっているものもあります。
これはカプセルや錠剤に化けるとなかなかわからないそうです。
田村さんは医療機関専用のサプリメントメーカーの社長さんですが、田村さんの会社では完成品の中にちゃんと成分量が含有されているかチェックするそうです。
「そんなんあたりまえだろう!」と思われるでしょうが、実はこの世界、前述したとおり嘘で塗り固め添加物で固めたサプリが横行する世界です。普通の事がすばらしいという世界なのですね。
とどめはこれだ!!
「うちの工場ではそのサプリは誰も飲みません」
「人毛が原料のアミノ酸」
ぞっとするような話ですが、とどめを刺しましょう。「うちの工場ではそのサプリは誰も飲みません」
原料には何を使ってどのくらい配合してどうやって作るかを決める事を「設計」と言いますが、これに付いても全く分かっていない人たちがサプリメントを作っているメーカーもあります。
(「勘弁してよ、、、」)
ではそういうメーカーが度やってサプリを作るのでしょうか?
実に簡単な話でして、生産委託先の工場に(だいたいサプリメントはこういう形式が多いと聞いています。米国のサプリメントやシャンプーが岐阜県で製造されていたなんて有名な話です。)「最近、◯◯という成分が流行っているらしいから、それを使って小売価格3,000円くらいのものを」といって発注し、委託先の工場もそれらしいものを仕上げます。
ここからが重要です。
「わたしが『いろいろなサプリメントをただで飲めていいですね』と言ったら、そのかたの表情が曇りました。『まさか、、、何が入っているか知っているんですよ。そんなものをのむわけないじゃないですか』」
工場の人が飲みたくもないサプリメントをお金を払っているのがあなたなのかも!
「アミノ酸」も飲料水などで一時期話題になっていました。覚えてますか「燃焼系、、」。いや、それがそうなのだというわけではありません。
アミノ酸が人毛、具体的には中国人の髪の毛から作られているけケースがあります。通常は大豆から作られますが、原価を安く抑えるために人毛が使われます。髪の毛はタンパク質ですから分解すればアミノ酸になります。排泄物が出るのは何も糞尿からだけではありません。実は髪の毛からも有害重金属が排泄されます。
問題はこれまでも一緒に口に入れてしまう事にあります。わざわざ有害物質をお金を払って体内に入れなくてもいいでしょう。
後味の悪い終わり方ですが、サプリメントにたよるのはいかがなものかという疑問を持ちましょう。成分が本当に含有されているかをチェックしている会社のものを選択するのが最低限のレベルのような気がしますが、一般の消費者にそれができるかどうかは正直疑わしいです。
私が感じたのは、この田村社長の会社と提携しているかどうか医者に聞いてみるのも一つの方法だということです。医者のお客さんが全都道府県にいるとのことですので、医者に聞いてみるのもいいかもしれません。
会社名は『株式会社ヘルシーパス』といいます。
あっ、言っておきますが、私は回し者でも何でもありません。
といいつつ、『セ◯ミン』を飲んだ私でした。