【熊本地震】血液製剤やワクチン製造で知られる化血研、設備損壊で製造停止!偽装!隠ぺい!事業譲渡!ワクチンはどうなるの?!

著者:
投稿日:
更新日:

ワクチン製造大手「化血研」が地震の影響で設備が損壊 製造停止に

化血研

熊本県熊本市
ワクチン製造の国内大手「化学及血清療法研究所」(化血研、熊本市)の製造設備が熊本県を中心とする地震の影響で損壊し、19日時点で全製品の製造が止まっている。A型肝炎ワクチンなどは国内シェアを独占しており、長期化すると影響が広がる可能性がある。

出典:化血研、全ワクチンの製造停止 地震の影響で設備損壊:朝日新聞デジタル

	

化血研、全ワクチンの製造停止 地震の影響で設備損壊(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

厚生労働省によると、A型肝炎ワクチンや狂犬病ワクチンなどは国内の製造業者が化血研のみ

	

昨年から化血研が一部ワクチンのシェアを独占と言われ続けているが、他のワクチン、特に新しい外資系販社の大半のワクチンも皆同じ寡占独占状態。
そういうことを確実に認識しているはずのメディアや特に医療系のそれが、さもこの化血研のみが独占と強調するかのように報道するのには何らかの意図が?

	

動物用狂犬病予防ワクチン製造は、被災した化血研だけではありません。
どうも誤解があるようです。
100%のシェアなのは人用だけ。
京都微生物研究所も、北里第一三共ワクチン株式会社も製造していますので、枯渇したりしませんからご安心を。

	

化血研は業務停止中だった!

化学及血清療法研究所(熊本市、化血研)が国の承認と異なる方法で血液製剤やワクチンを製造していた問題で、厚生労働省は8日午後、化血研に対し、医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき110日間の業務停止処分を出す。停止期間は過去最長。塩崎恭久厚労相は同日の閣議後記者会見で「処分期間中に体制を抜本的に見直してもらう」と述べた。

出典:!/article/DGXLASDG08H1F_Y6A100C1CR0000/"

target="_blank">日本経済新聞

	

40年以上前から不正 偽装 隠ぺい

化血研の第三者委員会が昨年12月に公表した報告書によると、1974年以降、血液が固まるのを防ぐ物質を添加するなど、12種類の血液製剤の31工程で未承認の方法を採っていた。95年ごろからは、国の定期検査で不正が発覚しないよう偽造書類を作成するなど隠蔽工作を組織的に繰り返していた。ワクチンも未承認の方法で製造していたが、国へ報告していなかった。


 厚労省は昨年5月以降の立ち入り検査で、一連の不正や歴代理事長ら幹部が認識していたことも確認。国の承認と異なる製法による医薬品の製造・販売や、国への虚偽の報告を禁じる同法違反に当たり、行政処分では製造販売の許可取り消しに次いで重い、過去最長の業務停止処分が相当と判断した。

出典:!/article/DGXLASDG08H1F_Y6A100C1CR0000/"

target="_blank">日本経済新聞

	

化血研に求められた組織体制の見直しの末にたどり着いた事業譲渡

血液製剤の不正製造・隠蔽[いんぺい]問題で、厚生労働省から組織体制の見直しを求められている一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)が、国内の大手製薬会社と事業譲渡に向けた交渉を進めていることが6日、関係者への取材で分かった。

出典:化血研、国内大手と事業譲渡交渉-熊本のニュース│ くまにちコム

	
塩崎恭久厚生労働相が「業務停止処分の終了後、化血研という名称で製造を続けることはない」とし、組織形態の変更を含め体制を抜本的に見直すよう要求。これを受け、化血研が製薬会社との交渉を進めている。

出典:化血研、国内大手と事業譲渡交渉-熊本のニュース│ くまにちコム

	

今後は?

 化血研は血液製剤と人体用、動物用ワクチン事業をすべて譲渡する方向で交渉を継続。ただ、製薬会社は動物用ワクチンの事業継承に難色を示しているとみられる。従業員約1900人の雇用は確保する方向で検討が進んでいるもようだ。化血研は事業譲渡後も、一般財団法人として組織を存続したい意向。

出典:化血研、国内大手と事業譲渡交渉-熊本のニュース│ くまにちコム

	













著者プロフィール
Sharetube