ほら 空が白くなってきた
ほら 夜が明けるよ
君を抱いたまま
ずっと抱いたまま
ねえ なんで寝ないの
寝てくださいお願いだから

笑ってみせてって
その顔が好きだよって
言ったものの
まだワケのわからないはずの
3ヶ月の息子が肩まで揺らして
奇声あげて大爆笑するのは
少し自分の素顔が面白いのかと
焦り倒しました。

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もう泣かないで 月がとてもきれい こんな素敵な夜なのに 涙なんていらない もう抱きしめて 二度と離しはしない さっきは寝たかも？と思って布団に置いたら起きたしな！

素敵な笑顔で
あなたは私に手を伸ばす
頬に手が触れる
ドキッ。
ヨダレで手ぇ ベチャベチャやんかぁぁ

私に気づかれないように
扉にそっと鍵をかけて
君はひとり泣いていたね

開けられないのに
トイレの鍵をかけるんじゃないよ

あなたのそのつぶらな瞳
ダイヤモンドよりも輝いている
いつまでも見ていたい
けれど今はそっと閉じて…

明け方の4時だから

可愛い君の寝顔
握られた小さな手、幸せそうな赤い頬
いつまでも見つめていたいよ
えっ、ちょ、まって、薄目開けてない？
いやいやいや、まだ寝てから五分じゃん、まだ寝てていいよ、洗濯物畳みた、えっ、いやいやちょ、まっ…

おはよう…

風を切って 切って 風を切ってゆくよ でもそのまま行くとお前間違いなく車にひかれるから 止まれ！ おいやめろ止まれ！！