強風で車が吹っ飛ぶって知ってる?想像以上にヤバイ風!
台風って車吹っ飛ぶの?
台風が近づくたびに、ヤバいぞ!!気を付けて!!風速○○メートル、外出控えよう!!なんて言われいますが、あまりピンと来ずに傘片手に出かけて確かにヤバい、と初めて気づく方もいらっしゃるのではないでしょうか。まして、運転中強い風にあおられたり、トラック転倒のニュースを聞くことがあっても、車が飛ぶ、なんてシーンはなかなか想像できませんよね。起きてほしくないことですが。実際はどうなのでしょうか?
あわせて、ちょっと気になる台風の風速と車の関係、まとめてみました。
風速20m/sで通行止めは早すぎ?妥当?
風速20m/s台でも橋の上など、風にあおられてトラック転倒の例はあります。海岸付近や橋の上はやはり注意が必要なようです。東京湾アクアラインが通行止めになる目安は風速20m/s。風速20m/s台は、海岸付近の高速道路が通行止めになりやすい速度です。速度規制のみならず通行止めになるのは痛い話ですが、安全面を考えれば仕方がないのかもしれませんね。
車が横転し始める「風速30m/s」
日本風工学会によれば、風速30m/s以上あれば車は横転します。2011年の台風15号でトラック等8台横転するなど、実際にニュースになるくらいの事故が起き始めているのがこの風速。風速30m/sを時速に直すと108km/h!風速17m/sあれば、時速60kmに達します。
計算してみれば当たり前のものですが、意外と風って速いですね!頭で理解していた以上のパワーを持っています。
本当に車が飛んでいる!15秒で見る台風の実情(風速55m/s以下での出来事)
動画であげられているのは、最大風速55m/sだったの2012年の台風17号。止まっていた車も飛ばされています。本当に車は飛ぶのですね!動画の明確な瞬間風速は分かりませんが、この規模の台風で車が吹っ飛ぶ事実がありありと映っています。映画のような派手派手しさはありませんが、リアルな光景にぞっとしますね。