化け物!世界最大の航空機アントノフ225型機がプラハの空港に着陸!航空ファンが詰め掛けた。
世界最大の航空機、プラハ着陸 貴重な目撃機会にファン殺到
(CNN) 世界最大の航空機であるアントノフ225型機がこのほど、チェコの首都プラハの空港に着陸し、多数の航空ファンらが見物のため詰め掛けた。「ムリーヤ」として呼ばれるウクライナの輸送機として、重量130トンの発電機をプラハのバツラフ・ハベル空港で積み、オーストラリア西部のパースへ向かう飛行の途次に到着した。1年に1、2度しか輸送業務に就かない同機の飛行や離着陸を目撃出来る機会は極めて少ないとされる。
プラハを飛び立った後、トルクメニスタン、インド、マレーシアを経由してパースに着陸する3大陸上空を通過する珍しい長距離飛行ともなっている。
アントノフ225型機 An-225
最大離陸重量が600tと、世界一重い航空機であるほか、240ものギネス記録をもつ。1980年代後半のソ連では、宇宙往還機「ブラン」の開発が進められていた。ブランを輸送するための方法として計画されたのが始まりである。ちなみに、同じくブラン輸送のためにVM-T アトラントも製造された。
2機が製造されていたが1機しか完成しなかったため、世界に1機しか存在しない。末期のソ連には、An-225に載せたMAKS・スペースプレーンを空中から打ち上げる構想もあった。