出川哲朗の鉄板芸「鼻ザリガニ」 ザリガニには雑菌があり、命に関わる危険性が!
出川哲朗の鉄板芸「鼻ザリガニ」に専門家がストップ「感染症の危険がある」
13日放送の「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)で、出川哲朗の鉄板芸「鼻ザリガニ」に、昆虫学者の五箇公一(ごか・こういち)氏が警鐘を鳴らす場面があった。番組ではニュースの合間に、MCの有田哲平がキャスター役の出川に「昔からの仲間がいらっしゃるんですよね?」と切り出し、「出川さんの長年のお友達です。どうぞ!」と声を上げた。すると、ケースに入った5匹のザリガニが運び込まれ、出川は「なんなんだよ、もう~」と嫌そうな表情を見せる。
しかし出川が渋っていると、有田が「五箇先生も見たいですよね?」と共演者の五箇氏に同意を求める。すると「いや、ちょっと気になるのが、ザリガニといえば感染症ですよね」「野生生物ですので雑菌を持ってますんで、場合によっては命に関わる」とザリガニの危険性を指摘したのだった。ザリガニからは、皮膚感染症ブルーリ潰瘍の病原菌が発見されたこともあるという。
それでも出川は「やります」と連呼したが、あえなくケースは回収され、鉄板芸の「鼻ザリガニ」を披露できない事態に。
“ザリガニに殺された”に震撼、食べようと洗浄中にハサミで切られ……。
中国で先日、“ザリガニ料理ファン”を震撼させる出来事が起きた。ザリガニのハサミで指をケガした女性が3日後に亡くなってしまったのだ。中国紙揚子晩報などが5月22日に報じたところによると、亡くなったのは浙江省杭州市内の病院に入院していた70歳の叶さん。叶さんは湖州市の病院から緊急転院して治療にあたっていたが、改善の兆しは見られず。そのまま息を引き取ったという。
今回メディアに報じられて中国人の関心を引いたのは、叶さんがザリガニのハサミに指を切られたことが直接の死亡原因となったことだ。叶さんは先日、市場で料理用にザリガニを購入したが、洗浄している最中に指をケガし、その後体調が悪化。ケガをした指は赤く腫れ上がり、翌日には高熱を出して昏睡状態に陥り、緊急入院となったのだという。
叶さんの治療に当たった主任医師の話では、叶さんが死亡した原因は恐らく細菌の感染とのこと。ザリガニは汚水で生活するその習性から多くの菌を保持しており、ハサミで切られた際に傷口から感染、大量繁殖しながら血液を通じて身体中の臓器に至り、機能に支障を来すようになったようだ。