『極限芸術2~死刑囚は描く~』展が、4月29日から広島・福山のクシノテラスで開催されている。

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若林一行・「万年三太郎」

若林は、生前イラストレーターとして「万年三太郎」を名乗り、知られた存在だったという。絵がうまかった。

若林一行「自在菩薩」

若林は、昨年12月死刑が執行された。死刑囚展示を獄中から推進した中心的存在。

金川 一 「イタリア人女性画」

			

小林 竜司「変わらぬ風景 リメーク版」

			

原正志『鉄格子の少女-愛と平和』

			

松田 康敏「タイムスリップ あの時代へ」

			

風間博子「無実という希望、潔白の罪」

			

風間博子「無実という希望、潔白の罪」

			

北村孝紘死刑囚の「神のなげきと救いの糸」

			

高橋 和利「もやし」

			

北村孝紘 龍

			

北村孝紘 自画像生首

			

北村孝紘 無題

			

岡下香『司法界のバラ』

			

林 眞須美「ピカソ」

			

林眞須美 青空泥棒

			

林 眞須美「国家と殺人」

			
http://matome.naver.jp/odai/2145878428524237001

出典:

	
もう3年経ったけれど、渋谷で観たあの極限絵画展は衝撃だった。その新作・『極限芸術2~死刑囚は描く~』展が、4月29日から広島・福山のクシノテラスで開催されている。若いころだけど精神病院での芸術療法と特別支援・個別支援での芸術に関わった経験から、いわゆる健常ではないとされる人々の表現の中には、非常に面白いと思う作品に出合うことが多々あった。昨今アウトサイダー・アートという認知されたレッテル張りもあるが、特徴としては、両者とも制作に対する・のめり込み・がある。どんなにぶっ飛んで、外れた表現であっても、・のめり込み・表現は面白い。細密的な表現が評価となっている場合の多い死刑囚作品は、その限られた時間と閉鎖性の中で、より・のめり込む・時間が凝縮されているのではないか。ただし彼等・死刑囚の表現は、どことなく閉鎖性が漂う。死刑囚は、健常者であるけれど、我々から見ると「壁の内側」にいる、あちら側の存在であり、そのイメージが前提となる。こちら側が持つ・死・を目前に控えた人々という先入観・イメージが先行して、彼らの作品を捉えがちだ。しかしながら、その先入観・イメージを取っ払ったとしても、なお残る・閉塞的オーラ・はなんだろう。そして、見れば見るほど、「生とは、死とは」を考えさせられるのだ。東京近郊でやらないのだろうか?絶対観に行くのだけど・・・。

以下、日本死刑囚絵画展開催者・櫛野展正氏(トカナより)

「拘置所の中に売店のようなものがあって、お金がある人は刑務官に頼んで買ってもらえるんですけど、基本的には手紙を書くためのものしかないんです。東京拘置所に電話して聞いたところでは、色鉛筆、ボールペン、蛍光ペン、筆ペンぐらい、あと画用紙と便せん。色数も制限があるので、緑が欲しい場合は色を混ぜて描いています。例えば、今回、初めて出展される広瀬健一さん本人の手紙によると、花の樹液を擦って色を出したり、コーヒーの粉で色を作ったり、皆さん、それぞれ画材がない中で絵を描かれています。でも、そういう状況が絵を描くときの原初的な動機といえるんじゃないかと思うんです」













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Sharetube