福島原発事故時、5歳だった子供の甲状腺癌見つかる。それでも原発事故の影響は考えにくいと、・思考停止・「悪の運用」

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県民健康調査・検討委員会の座長は、毎回原発事故との関連は考えにくいと思考停止したロボットのように毎回リピート。チェルノブイリ原発事故の際、5歳児からの甲状腺癌多発がみられるのに福島原発事故ではみられないと前回まで説明。今回、当時5歳児から甲状腺癌が見つかったのにも関わらず、まだ症例が少ないため、原発事故の影響は考えにくいそうだ。ここまで来ると、この座長は「福島原発事故甲状腺子供たちの影響は考えにくい」が、初めから答えとして目的化され、その答えしか発言しない・思考停止・「悪の運用」していると思わざるを得ない。


以下、朝日新聞記事引用・・・

 福島県は6日、東京電力福島第一原発事故当時18歳以下の約38万人を対象にした甲状腺検査で、1月から3月の間に新たに15人ががんと診断され、計131人になったと発表した。うち1人は事故当時5歳だった。県の検討委員会は「これまでのところ被曝(ひばく)の影響は考えにくい」としている。


 甲状腺検査は2011年秋から13年度までの1巡目検査(先行検査)と14年度~15年度までの2巡目検査(本格検査)に分けて集計している。3月末現在で、がんが確定したか疑いがあるとされたのは計173人。うち116人は11年秋から13年度までの1巡目検査で、57人は14~15年度までの2巡目検査でわかった。1巡目では102人が手術を受け、1人が良性、101人ががんと確定。2巡目では、30人が手術を受け、がんが確定した。


 県の検討委員会はこれまで、チェルノブイリ原発事故に比べて福島県民の甲状腺被曝が少ないことや、チェルノブイリでがんが多発した5歳以下にがんが発生していないことなどから「いま見つかっているがんは原発事故の影響とは考えにくい」としてきた。


 今回、事故当時5歳の男子ががんと診断されたが、検討委は「チェルノブイリでは0~5歳の年齢層でがんが多発した。福島ではまだ1人。すぐに放射線の影響が出たとなるわけではない」と説明している。(大岩ゆり)













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