核なき世界 模索の8年、オバマ米大統領ヒロシマへ(朝日新聞より)は、訪問スピーチで情感・感情に訴える政治ショ―に終わるのではなく、真の核廃絶を現実に行う事、そして原子力発電等の廃棄・廃絶も・・・。
核なき世界 模索の8年 - オバマ米大統領、広島へ:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/special/nuclear_peace/obama/history/
オバマ米大統領が、現職として初めて広島を訪問。「核兵器のない世界を追求する」と表明したプラハ演説からの8年をたどります。
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http://mainichi.jp/articles/20160518/ddm/005/070/035000c
オバマ米大統領の被爆地・広島への訪問を控え、先週までスイス・ジュネーブで核軍縮に関する重要な会議があった。「核兵器のない世界」を実現するための法的な措置を話し合う国連の公開作業部会だ。
「ローズ米大統領副補佐官は6日、ワシントンで記者団に対し、オバマ大統領の広島訪問について「大統領が平和記念公園を後にしてからも、何千もの人が供えた花を見に来たと専用機の中で聞いた。大統領はとても感動し、広島、そして日本の人と個人的なつながりを感じた」と振り返った。
ローズ氏は、今回の広島訪問で重要な役割を果たした大統領の側近。オバマ政権の核政策について講演した後、記者団に対し、「広島を訪問すべきかどうか議論はあったが、間違いなく正しいことだった。行く前よりも、いまそれを確信している」と語った。
さらにローズ氏は、実際に広島を訪問しなければ「歴史の重みを本当の意味で感じることはできなかっただろう」とも。オバマ氏が提唱する核兵器のない世界の理念や日米関係の将来にも触れ、「原爆(投下)の標的になった場所に立たなければ、こうした問題の大切さは完全には理解できない」と述べた。
ログイン前の続きローズ氏は、被爆体験の証言を各国で続け、ノーベル平和賞候補として推薦されたこともあるサーロー節子さん(84)=カナダ在住=とも会った。サーローさんはローズ氏から「車が広島(平和記念公園)に近づくに連れ、沿道の市民から歓迎され、(大統領も)心の震えを覚えた。これほど感動深い体験はしたことがない」と伝えられた。
サーローさんは、大統領の広島訪問を実現させたことに感謝の意を伝え、米国の核政策についての自らの考えを記した大統領宛ての手紙を手渡したという。(ワシントン=奥寺淳)
という。しかし、はっきりしておきたいのはオバマがヒロシマ歴訪して何をもたらすかだ。歴訪が正しいのではなく、スピーチで感情や情緒に訴えるのではなく、現実に真の核廃絶を実行してほしいのだ。政治的スタンスや政治ショーや諸手を上げる賛美報道での謝罪忘却はいらない。眼に見える形で核廃絶・実行すること。これがせめてもの虐殺された名も亡き多数の夥しい犠牲者に対する弔いであり、未来の子供たちに向けたメッセージと送りものだと思う。同時に、我々日本が行った侵略・加害に対する忘却もあってはならない。1昨日か昨日、多数の人々を暴行・残虐行為をし尽くして虐殺した被害の人々に対し、加害当事国・当事者に対し、・謝罪・もなく「この前、君達の家族や友達たくさん殺しちゃったけれど、明日から未来に向けて仲良くしようよ」はないだろう。せめてもの加害に直視、認め、謝罪があってこそ未来だろう。だから、オバマ・アメリカがヒロシマ訪問し、どんなに素晴らしいスピーチであっても・謝罪・なしでは認められない。ついでに核軍縮をいうのならば・原子力発電・の廃棄・廃絶も加えたい。少なくとも、今後、世界の原発は少しづつ減少・廃棄させ、なくすべきである。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ・と3度の核における攻撃・大被害・汚染を被った国は日本だけ。だからこそ、世界に核・原子力廃絶をいう説得力があるのだ。アメリカの核の傘という方便を使い、核軍縮にストップをかける日本政府の態度は、まずアメリカありきの政治スタンスであり、被害国(一般市民)でありながら、加害国に自ずと政府が加担するという、とんでもな・恥ず・べき行為。その他、核軍縮を訴える国々が、理解に苦しむ・笑いもの・である。