[いまが旬] 最近、おいしいメロン食べていますか?
露地物のメロンは5月から7月がもっともおいしい時期。
メロンはカリウムやβ-カロチンの含有量が多く、食欲不振にも効果があります。
例年より糖度が高くおいしいメロンに
メロンの栽培が盛んな千葉県旭市で今シーズンの収穫が始まり、農家の人たちが作業に追われています。旭市の飯岡地区では、およそ90軒の農家がメロンを栽培していて去年は1625トンを出荷しました。伊藤茂さんの農業用ハウスでは、ことし1月に種をまいたメロンの実が直径15センチほどに育ち、きょうから収穫が始まりました。
栽培しているのは、アムスメロンを品種改良した「貴味メロン」という品種で、香りと甘みが強いのが特徴です。貴味メロンは甘みを出すため完熟してから収穫していて、伊藤さんは、熟し具合を確認しながら丁寧に実を摘み取っていました。
伊藤さんは「ことしは天候に恵まれ昼夜の寒暖の差があったため、例年より糖度が高くおいしいメロンになっているのでたくさんの人に食べてもらいたい」と話していました。貴味メロンの収穫は7月いっぱい行われ、主に首都圏に出荷されます。
毎月6日は「メロンの日」に
全国のメロン産地が集まり、連携して消費拡大に取り組もうという第2回全国メロンサミットinほこた(実行委員会主催)が4日、鉾田市で始まった。北海道から宮崎県まで19産地の市町長や農協関係者ら40人によるビジネスサミット首脳会議を開催。毎月6日を「メロンの日」に定めたほか、おいしいメロンを消費者に提供していくとの産地共同宣言を出した。
メロンの日は、数字の6がメロンの形に似ているとして決めた。産地ごとに旬の時期が異なることから、北海道夕張市は7月6日を「夕張メロンの日」、茨城県の多くの産地は6月6日で、「鉾田市メロンの日」「行方市メロンの日」など。通年販売を進める静岡県袋井市や宮崎県小林市は毎月6日で、それぞれ「静岡温室メロンの日」「めろめろメロンの日」とした。
第3回サミットは来年、山形県鶴岡市で開かれる。
出典:2016夕張メロン祭り
第8回 復活!「夕張メロン祭り」
2016年6月26日(日)10:00〜14:30夕張市公設地方卸売市場